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マスターカードのランク解説

クレジットカードはランクが上がるほど、手厚いサービスや優待特典が受けられます。

上位カードは「ゴールド」や「ブラック」といった名称で知られていますが、国際ブランドの代表格「Mastercard」には6つものランクが用意されています。

そこで本記事ではマスターカードのランクと、それぞれのサービス・特典の違いについて詳しく説明します。

Mastercardはアメリカ生まれの国際ブランド

Mastercardはアメリカ生まれの企業で、主な事業としてクレジットカードの支払いシステムを提供しています。

Mastercardの名称は、世界各国で「国際ブランド」の1つとなっており、「Visa」や「JCB」「AMERICAN EXPRESS」「Diners Club」「銀聯(ぎんれん)」と並んで、世界中でその名を知られています。

Mastercardのランクは6段階

Mastercardにはランクの高い順に、次の6つが用意されています。

  1. ワールドエリートMastercard
  2. ワールドMastercard
  3. プラチナMastercard
  4. チタンMastercard
  5. ゴールドMastercard
  6. スタンダードMastercard

ここからは、それぞれのランクの概要について、スタンダードから順に説明していきます。

スタンダードMastercard

国際ブランドとしてMastercardを選択できるスタンダードランクのカードとしては、「セゾンカード」「イオンカード」「楽天カード」「リクルートカード」「dカード」「Orico Card THE POINT」などが挙げられます。

スタンダードランクでは年会費無料のカードがほとんどである一方、発行会社のサービスや特典はそれなりで、海外旅行傷害保険も付帯していないものが多いです。

Mastercardの持つ優待特典は下記2つで、カードによっての違いはありません。

  • Mastercard プライスレス・ジャパン
  • Mastercard プライスレス・シティ

そのため、スタンダードMastercardを作る際には、ポイント還元率など、カード会社の持つ優待特典に注目して比較・検討しましょう。

貯まったポイントの使い道、よく利用するショップなどで選ぶとお得です。

それぞれカードの詳細は、次の表の通りです。

スペック比較
セゾンカード

イオンカード

楽天カード
年会費 無料
申込資格 18歳以上で電話連絡可能な方(高校生は除く)
家族カード 無料(4枚まで) 無料(3枚まで) 無料(5枚まで)
海外旅行傷害保険 なし 最高2,000万円まで(利用付帯)
空港ラウンジ
ポイント還元率 0.5% 1%
カード会社の主な特典 西友・LIVINでの優待 イオングループ店舗での優待 楽天市場など楽天グループでの優待

 

スペック比較
リクルートカード

dカード

Orico Card THE POINT
年会費 無料
申込資格 18歳以上で電話連絡可能な方(高校生は除く)
家族カード 無料(JCB 8枚,VISA/Master 19枚まで) 無料(2枚まで) 無料(3枚まで)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円まで(自動付帯) なし
空港ラウンジ
ポイント還元率 1.2% 1%
カード会社の主な特典 ポンパレモールでの優待 dカード特約店での優待 高ポイント還元

 

ゴールドMastercard

続いては、スタンダードの次にランクの高い「ゴールドMastercard」について説明します。

Taste of Premium

Mastercardはランクが上がるほど付帯する優待特典の数が増えていきます。

「Taste of Premium」もその1つで、スタンダードには付帯しない、ゴールド以上のカードのみに付く優待特典です。

ゴールドMastercardは、次のようなサービスを受けることができます。

  • 国際線手荷物宅配優待サービス
  • 海外用携帯電話/Wi-Fiレンタル優待サービス
  • 空港クローク優待サービス
  • 国内高級ホテル・高級旅館予約サービス

ただし、同じゴールドランクでも、カードによって優待特典の内容が変わる場合があるので注意が必要です。

また、ゴールドランクの中には「Taste of Premium」が付帯しているものと、付帯していないものがあります。

すでにMastercardをお持ちの方で「Taste of Premium」が付帯しているかどうか知りたい場合は、こちらの「Mastercardプロモーション | Mastercard®Taste of Premium®」で確認しましょう。

お持ちのMastercardの初めの10桁を入力することで、優待特典一覧が表示されます。

「Taste of Premium」付帯のゴールドカード

そしてここからは、国際ブランドがMastercardのゴールドカードの中から、「Taste of Premium」の付帯するカードを一部ピックアップします。

  • Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
  • ゴールドカードセゾン
  • ジャックスカードゴールド
  • イオンゴールドカード

このうち、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は、年会費が手頃でポイントも貯まりやすく、オススメのカードの1つです。

そのうえ、入会後6ヶ月間はポイント加算率が通常の2倍の2%にアップします。

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」には、「iD」と「QUICPay」という2種類の電子マネー機能を搭載しており、これらを利用した場合、金額の0.5%分のポイントが貯まるところにも注目です。

一方で、多くのゴールドカードが持つ、空港ラウンジサービスは付帯しないので注意が必要です。

そのため、空港ラウンジを使う機会が多い方は「ジャックスゴールドカード」がオススメです。

「ジャックスゴールドカード」は、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」に比べて年会費は上がるものの、国内主要31空港のラウンジが利用可能。

さらに、映画チケットやレンタカー、カラオケ、ホテル宿泊料金などが割引になるジャックスカードの優待サービス「J’sコンシェル」も利用することができるほか、利用金額に応じてポイント率がアップするボーナスポイントプログラムも用意されています。

また、上で紹介した4つのカードの中で年会費が最も高額な「ゴールドカードセゾン」は、その分、優待特典も充実。

国際線手荷物宅配優待サービス、海外用携帯電話/Wi-Fiレンタル優待サービス、空港クローク優待サービスなどが利用可能で、海外旅行の多い方に向いています。

スペック比較
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD

ゴールドカードセゾン
年会費 1,986円(税込) 11,000円(税込)
申込資格 原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方 学生・未成年を除くご連絡可能な方
家族カード 無料(最大3名) 1,100(税込)(最大4名)
海外旅行傷害保険 最高2,000万円まで(自動付帯) 最高3,000万円まで(自動付帯)
空港ラウンジ
ポイント還元率 1% 0.5%

 

スペック比較
ジャックスカードゴールド

イオンゴールドカード
年会費 初年度無料 5,500円(税込) 無料
申込資格 年齢20歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) 招待制のため申し込み不可
家族カード 1人目無料(最大3名)
2人目以降550円(税込)
無料(最大3名)
海外旅行傷害保険 最高3,000万円まで(自動付帯) 最高5,000万円まで(利用付帯)
空港ラウンジ 国内の主要空港(31空港) 国内の主要空港(6空港)
ポイント還元率 1% 0.5%

 

「Taste of Premium」が付帯しないゴールドカード

  • CLUB-Aゴールドカード
  • 楽天プレミアムカード
  • 楽天ゴールドカード
  • dカード GOLD
  • Amazon MasterCardゴールド

これらのカードは「Taste of Premium」こそ付帯しないものの、それぞれカード会社による優待特典が充実しています。

そのため、「Taste of Premium」の有無で選ぶのではなく、利用したいサービスの有無でカードを選ぶことが重要です。

例えば、「楽天プレミアムカード」の場合、一般的にプラチナランク以上のカードでなければ付帯しない、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しています。

「楽天プレミアムカード」はプラチナランクのカードと比較して年会費が安いため、「プライオリティ・パス」の利用をメインにカード選びをしている方にオススメです。

ただし、「プライオリティ・パス」でラウンジ利用料が無料になるのはカード本会員のみで、同伴者は3,300円(税込)がかかるので、注意が必要です。

また、「楽天プレミアムカード」は、優待サービスを「ショッピングコース」「トラベルコース」「エンターテイメントコース」の3つから選択することができます。

このうち「トラベルコース」を選ぶことで、手荷物無料宅配サービスと国内宿泊優待サービスが利用でき、さらに楽天トラベルを利用することでポイントが3倍になるなど、旅行好きなら持っておきたいカードとなっています。

JALカードにおけるゴールドランクの「CLUB-Aゴールドカード」は、航空会社のカードらしく、空港関連の優待サービスが充実しています。

国際線手荷物宅配優待や空港ラウンジサービスなどが利用できるほか、国内空港店舗・空港免税店割引やJALパック割引など、JALカードならではの特典も魅力です。

ドコモユーザーなら見逃せないのが「dカード ゴールド」です。

カードそのものの優待はないものの、ドコモユーザーであれば海外からの帰国時、優待コードを伝えることで、空港から自宅までの手荷物宅配サービスが15%オフになります。

スペック比較
CLUB-Aゴールドカード

楽天プレミアムカード

楽天ゴールドカード
年会費 17,600円(税込) 11,000円(税込) 2,200円(税込)
申込資格 20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方
家族カード 8,800円(税込) 550円(税込)(5枚まで) 550円(税込)(5枚まで)
海外旅行傷害保険 最高3,000万円まで(自動付帯) 最高2,000万円まで(自動付帯)
空港ラウンジ 国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)※
プライオリティ・パス
ポイント還元率 1%

※楽天ゴールドカードの空港ラウンジ利用は年2回まで
 

スペック比較
dカード GOLD

Amazon MasterCardゴールド
年会費 11,000円(税込)
申込資格 20歳以上で安定した収入のある方
家族カード 1人目無料(最大3名)
2人目以降1,100円(税込)
無料
海外旅行傷害保険 最高1億円まで(利用付帯/5,000万円まで自動付帯) 最高5,000万円まで(利用付帯)
空港ラウンジ 国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル) 国内の主要空港
プライオリティ・パス
ポイント還元率 1%

 

チタンMastercard

ゴールドランクの上位に位置するチタンですが、2019年10月現在、日本国内の発行カードでは該当するものがありません。

唯一、三井住友トラスト・グループから「SuMi TRUST CLUB リワードカード」がチタンランクとして発行されていましたが、2019年7月のカード名称・券面デザインの変更に合わせてランクアップ。

「TRUST CLUB プラチナマスターカード」となりました(詳細は後述)。

プラチナMastercard

ゴールドやチタンを超えるステータスを持つカードとして、憧れの対象となることも少なくないプラチナカード。

ここでは、そのうち代表的なカードとして「オリコカード ザ プラチナ」「ジャックスカードプラチナ」「三井住友カード プラチナ」「TRUST CLUB プラチナマスターカード」「楽天ブラックカード」を比較します。

スペック比較
Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ)

ジャックスカードプラチナ

三井住友カード プラチナ
年会費 20,370円(税込) 22,000円(税込) 55,000円(税込)
申込資格 原則として年齢20歳以上でご本人に安定した収入がある方 年齢23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
家族カード 無料(3枚まで) 無料
海外旅行傷害保険 最高1億円(自動付帯・一部利用) 最高1億円(自動付帯)
空港ラウンジ ラウンジ・キー プライオリティ・パス
ポイント還元率 1~2% 1.5~2.4% 0.5~2.5%

 

スペック比較
TRUST CLUB プラチナマスターカード
楽天ブラックカード
年会費 3,300円(税込) 33,000円(税込)
申込資格 22歳以上 年収200万円以上 招待制のため申し込み不可
家族カード 無料(発行枚数上限なし) 無料
海外旅行傷害保険 最高3,000万円まで(利用付帯) 最高1億円まで(自動付帯)
空港ラウンジ 国内主要空港 プライオリティ・パス
ポイント還元率 0.5~0.81% 1%~

 

まず、手頃な年会費でプラチナカードを手に入れたいと考えている方にオススメなのが、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」です。

このカードの年会費は3,300円(税込)で、2~5万円が一般的なプラチナカードのなかで、破格の値段設定となっています。

もちろん各種優待特典は充実しており、有名レストランのおすすめコースが1名無料になる、プラチナMastercardの人気サービス「ダイニング by 招待日和」も利用することができます。

一方で、「TRUST CLUB プラチナカード」には、他のプラチナカードに付帯している「ラウンジ・キー」や「プライオリティ・パス」といった海外空港のラウンジを利用できるサービスはなく、無料利用できる空港ラウンジは国内のみとなっているので、海外に出かける機会の多い方は注意が必要です。

また、若年層の方が初めて持つプラチナカードとしてチョイスするなら「オリコカード ザ プラチナ」が最適。

「満30歳以上」といった年齢条件あるなか、20歳以上から持つことができます。

還元率で選ぶなら、「ジャックスカードプラチナ」がオススメ。

基本還元率が1.5%とここで紹介しているプラチナカードのなかでは最も高く設定されています。

さらに「ジャックスカードプラチナ」は利用金額に応じて還元率が上がるポイントプログラムが採用されており、最大還元率は2.0%(年間利用300万円以上)となっています。

また、「ジャックスカードプラチナ」には通常のプラチナランクの「Taste of Premium」特典に加え、歌舞伎や能の鑑賞、ヘリクルーズといった、ワールドランクの一部優待特典が付帯することも魅力です。

なお、通常のプラチナランクの「Taste of Premium」特典は次の通りです。

「ジャックスカードプラチナ」のように、同じランクでもカードによって優待特典の内容が変わる場合があるので、カードを作る際には都度確認するようにしましょう。

  • 国際線手荷物宅配優待サービス
  • 海外用携帯電話/Wi-Fiレンタル優待サービス
  • 空港クローク優待サービス
  • 国内高級ホテル・高級旅館予約サービス
  • Trip.com特別優待
  • ダイニング by 招待日和(2名利用で1名無料)
  • カーシェアリング特別優待
  • ふるさと納税特別優待
  • 国内ゴルフ予約

なお、「楽天ブラックカード」(招待制)は、名前にこそ「ブラック」が入っているものの、Mastercardのランクは「プラチナ」。

一部、ワールドランクの優待特典も付帯していることが特徴です。

そんな「楽天ブラックカード」のサービスは次の通りです。

  1. Taste of Premium®会員制ゴルフ
  2. Taste of Premium®ヘリクルーズ
  3. Taste of Premium®歌舞伎・能
  4. Taste of Premium®国際線手荷物無料宅配
  5. Taste of Premium®ダイニング by 招待日和
  6. ゴールドトラベルサービス ホテルスパ
  7. ゴールドトラベルサービス 国内高級ホテル・高級旅館
  8. ゴールドトラベルサービス 国内ゴルフ
  9. ゴールドトラベルサービス 海外ホテル・航空券
  10. ゴールドトラベルサービス 空港クローク優待サービス
  11. ゴールドトラベルサービス 海外用携帯電話・WiFiレンタルサービス
  12. ゴールドトラベルサービス 国際線手荷物宅配優待サービス
  13. リーダーズクラブ メンバーシップへのご優待(1年間)

ワールドMastercard

カードのランクがワールド以上になると、国際線に搭乗する際の手荷物宅配サービスが「割引」ではなく、「無料」となってきます。

ここでは、そんなワールドランクのカードとして「TRUST CLUB ワールドカード」「ジャックスカードプラチナ」「ポルシェオーナー限定カード」があります。

スペック比較
TRUST CLUB ワールドカード

ジャックスカードプラチナ
ポルシェオーナー限定カード
年会費 13,200円(税込) 22,000円(税込) 非公開
申込資格 25歳以上 年収400万円以上 年齢23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な方(学生を除く) ポルシェオーナーの方(満20歳以上、学生を除く)
家族カード 無料 あり
海外旅行傷害保険 最高7,000万円まで(利用付帯) 最高1億円まで(自動付帯) 最高1億円まで
空港ラウンジ ラウンジ・キー プライオリティ・パス
ポイント還元率 0.75~0.9% 1.5~2.4% 0.5%

 

「ジャックスカードプラチナ」は、プラチナランクでも紹介しましたが、ワールドランクの優待特典も付帯していることから本項の比較対象としています。

そんな「ジャックスカードプラチナ」の年会費は22,000円(税込)で、TRUST CLUB ワールドカードよりも高額です。

一方で、レストランやホテル、航空券などのご予約や緊急時の対応、日常のサポートまで24時間365日対応してくれる専用のコンシェルジュサービスが付帯することが特徴です。

その他、ワールドランクのカードに付帯する優待特典は次の通りです。

こちらも、同じランクでもカードによって優待特典の内容が変わる場合があるので、カードを作る際には都度確認するようにしましょう。

  • 国際線手荷物宅配無料
  • 海外用携帯電話/Wi-Fiレンタル優待サービス
  • 空港クローク優待サービス
  • 国内高級ホテル・高級旅館予約サービス
  • Trip.com特別優待
  • ダイニング by 招待日和(2名利用で1名無料)
  • カーシェアリング特別優待
  • ふるさと納税特別優待
  • 国内ゴルフ予約
  • ザ・カハラ・ホテルTリゾート特別宿泊
  • Tokyo Supercars 特別優待
  • ヘリクルーズ手配サービス
  • 歌舞伎・能手配サービス
  • 会員制ゴルフ予約サービス
  • 海外有名ゴルフコース予約サービス
  • 楽天スポニチゴルファーズクラブ特別入会

ワールドエリートMastercard

Mastercardのランクの中でも最高峰に位置付けられているのがワールドエリート。

ここでは、その対象カードとして「ラグジュアリーカード チタン」「ラグジュアリーカード ブラック」「ラグジュアリーカード ゴールド」そして「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を掲載します。

スペック比較
ラグジュアリーカード チタン

ラグジュアリーカード ブラック
年会費 55,000円(税込) 110,000円(税込)
申込資格 20歳以上で一定の収入がある方
家族カード Mastercard®Gold Card™ 55,000円(税込)
海外旅行傷害保険 最高1億2千万円(自動付帯)
空港ラウンジ プライオリティ・パス
ポイント還元率 1% 1.2%

 

スペック比較
ラグジュアリーカード ゴールド

TRUST CLUB ワールドエリートカード
年会費 220,000円(税込) 143,000円(税込)
申込資格 申込可能
家族カード Mastercard®Gold Card™ 55,000円(税込) 無料
海外旅行傷害保険 最高1億2千万円(自動付帯) 最高1億円まで(自動付帯)
空港ラウンジ プライオリティ・パス
ポイント還元率 1.5% 1%

 

「TRUST CLUB ワールドエリートカード」は2019年7月23日より発行を開始したカードで、年会費は143,000円(税込)と高額ですが、次に紹介するような様々な優待特典を受けることができます。

トラベル ワールドエリート ワールド プラチナ ゴールド
国際線手荷物無料 × ×
国際線手荷物宅配優待サービス
海外用携帯電話/Wi-Fiレンタル優待サービス
空港クローク優待サービス
国内高級ホテル・高級旅館予約サービス
Trip.com特別優待 ×
ザ・カハラ・ホテルTリゾート特別宿泊 × ×
海外空港送迎手配代行サービス(国際線空港~ホテル) × × ×
国内空港送迎優待サービス(自宅~国際線空港) × × ×

 

グルメ・ライフスタイル ワールドエリート ワールド プラチナ ゴールド
ダイニング by 招待日和(2名利用で1名無料) ×
カーシェアリング特別優待 ×
ふるさと納税特別優待 ×
Tokyo Supercars 特別優待 × ×

 

エンタテイメント ワールドエリート ワールド プラチナ ゴールド
ヘリクルーズ手配サービス × ×
歌舞伎・能手配サービス × ×

 

ゴルフ ワールドエリート ワールド プラチナ ゴールド
国内ゴルフ予約 ×
会員制ゴルフ予約サービス × ×
海外有名ゴルフコース予約サービス × ×
楽天スポニチゴルファーズクラブ特別入会 × ×

 

他の国際ブランドの上位カードとのサービスの違いは!?

ここからは、「VISA」「JCB」「AMEX」「DINERS」といった国際ブランドの上位カードと比較した際の、Mastercardのメリット・デメリットについて説明します。

Mastercardを選ぶメリットとデメリット

Mastercardの最上位ランク「ワールドエリート」は、優待特典「Taste of Premium」の全てのサービスを利用することができます。

そして、ワールドエリートの対象カードである「ラグジュアリーカード」や「TRUST CLUB ワールドエリートカード」は招待制ではありません。

そのため、申し込みをすれば発行される可能性があります。

なかでも「ラグジュアリーカード チタン」は年会費が55,000円(税込)と金属カードの中では比較的リーズナブルで、他の国際ブランドの上位カードと比較しても保有しやすいことが特徴です。

Mastercardの最上位ランク「ワールドエリート」を最安の年会費で持てるのが「ラグジュアリーカード チタン」です。

もちろん、「Taste of Premium」のサービスが受けられるため、優待特典が充実しています。

さらに「ラグジュアリーカード」には、24時間対応のコンシェルジュサービスや、映画鑑賞無料といった優待特典も付帯します。

一方、「保有しやすい」ということは、反面、「希少価値が低い」というデメリットにもつながります。

そのため、希少価値を求める方は次に紹介するような他ブランドの上位カードも含めて検討するようにしましょう。

他のブランドカードとの比較

JCBの最上位カード「JCBザ・クラス」は招待制であり、その入手困難さからコレクターの間でも人気の一枚です。

「JCBザ・クラス」の1つ下のランクである「JCBプラチナ」は申し込み可能ではあるものの、優待特典の「メンバーズセレクション」や、スポンサーであるディズニー関連特典(ラウンジ無料利用など)はありません。

AMEXの上位カード「アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード」は、カードブランドとしての知名度が魅力です。

年会費は165,000円(税込)と他ブランドの上位カードと比べても高額な部類に入ります(「TRUST CLUB ワールドエリートカード」と同額)。

一方、「ダイナースクラブカード」は、年会費24,200円(税込)という設定なので、保有しやすさが魅力です。

ダイナースは、VISAやMastercardと比べて利用できる場所は少ないものの、「TRUST CLUB ワールドプラチナマスターカード」が無料付帯するため、併用することで利用店舗の少なさというデメリットをカバーすることができます。

さらに1つ上のランクである「ダイナースクラブプレミアムカード」も用意されていますが、こちらは招待制で、年会費は143,000円(税込)と高額な設定です。

「三井住友カード プラチナ」は、VisaとMastercardがそれぞれ設定されており、2枚持ちが可能。

5,500円(税込)で2枚目のプラチナカードを保有することができます。

VisaとMastercardの両方を持つことで、利用可能な場所が広がるだけでなく、両ブランドそれぞれの優位特典が付いてくるメリットもあります。

スペック比較
三井住友カード プラチナ

JCBザ・クラス
年会費 55,000円(税込)
申込資格 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 招待制のため申し込み不可
メリット 2枚目は年会費5,500円(税込) メンバーズセレクションやディズニー関連の特典がある
デメリット 海外ラウンジサービスは、いくつかある特典の中から選択制になっている インビテーションが来ないと申し込みできない

 

スペック比較
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード

ダイナースクラブカード
年会費 165,000円(税込) 24,200円(税込)
申込資格 申し込み可能 所定の基準を満たす方
メリット 知名度がある TRUST CLUB プラチナマスターカードが無料付帯
デメリット 年会費が高額 VISA、Mastercardに比べて使える場所が少ない

 

まとめ

ここまで、Mastercardのランク別の特徴や、メリット・デメリットについて解説してきました。

Masetercard独自の優待特典もあるので、「上位のカードを狙いたい」と考えている方は、事前に確認しておくようにしましょう。

一方で、他の国際ブランドにもそれぞれ独自の優待特典は用意されています。

そのため、カードを比較検討する際には、それぞれの優待特典を比較しつつ、「自分が利用したい特典が用意されているか」という点を重視して選択することが重要です。

2019年11月13日 作成
2023年10月8日更新


Mastercard会員向けのBoingo Wi-Fiサービスは2022年12月31日をもって提供終了になりました。


富裕層向け金属製カードのラグジュアリーカード
ブラッシュド加工金属仕様のチタン / マットブラックの金属仕様のブラック / 24金仕上げ高級仕様のゴールド / 24時間対応のコンシェルジュ・サービス / 最高1.2億円の国内海外旅行傷害保険 / 世界1,300か所以上の空港ラウンジが無料利用 / ポイントはチタン1.0%、ブラック1.25%、ゴールド1.5%の還元率 / ポイントはJAL/ANAのマイルに交換可能 / 国際線手荷物宅配無料 / ゴルフにレストランにさまざまな優待制度 / LUXURY MAGAZINE会員誌


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
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