人気の「JCBオリジナルシリーズ」から3種類の新カードが登場。年会費無料、ポイントが常に2倍以上の「JCB CARD W」と、女性向けの「JCB CARD W plus L」。そして招待制ではないプラチナカード「JCBプラチナ」です。
クレジットカードDBでは、「年会費無料とポイントで選ぶか?」「プラチナのサービスで選ぶか?」、同カードを発行する株式会社ジェーシービー本社(東京・港区)を訪ね、3種類の新カードの開発経緯、JCBならではの魅力的なサービス、おトクなポイントを担当者に直撃インタビューしました。
<株式会社ジェーシービー イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 主任 高田楠千氏> (取材日 2018年7月 インタビュアー 日高博)
ポイント2倍! 年会費無料のクレジットカード
——「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」の開発経緯からお聞かせください。
高田 このカードは2017年10月24日にリリースした新しいカードです。時代の流れとともに、「ポイント還元率」と「年会費無料」を求める声が多くなり、それに応えて誕生したのが「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」です。
——18歳以上39歳以下という年齢枠がありますが、一般的な若年層向けカードと比べて、上限が高いようですが?
高田 これまで学生や20代を対象にした「JCB CARD EXTAGE」がありましたが、こちらは、所有して5年が経つと「JCB一般カード」へ自動切替となります。
それに対して「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は、できるだけ多くの方に末長く使っていただけるように、年齢枠を39歳まで広げました。
なお、お申し込み対象年齢は18歳以上39歳以下ですが、ご入会いただければ、40歳を過ぎても、そのままご利用いただけるカードとなっています。
——39歳以下なら迷わず「JCB CARD W」でしょうか?
高田 お客様がクレジットカードに何を求めるかにもよりますが、お得さを求めるならば、39歳以下の方へ、自信を持ってお勧めできるカードです。
「年会費無料」といっても、いろいろと条件が付くカードもありますが、条件なしの「年会費無料」というカードは、JCBオリジナルシリーズの中では初めての試みです。
——カード名に「W」とありますが、ポイントも魅力のひとつですか?
高田 この「W」は、ポイントが2倍という意味の「W」です。さらに今なら「新規入会限定! ポイント4倍キャンペーン」を9月末まで実施しており、期間中にカードに入会すると、入会後3ヵ月間のご利用は、ポイントがさらに2倍の4倍になります。カードで1,000円のご利用で1ポイントだったのが、このカードでは2ポイントに。
さらに、キャンペーン中だと4ポイントになります。貯まったポイントは、お好きな商品と交換したり、他のポイントやマイル等へ移行することもできます。夏から秋にかけて、旅行シーズンは続きますので、カードに入会し、旅先でご利用いただくことで、ポイントがたくさんたまって、とってもお得ですよ。
女性向けのサービスが充実した「JCB CARD W plus L」
——もう1枚の「JCB CARD W plus L」の特徴とメリットを教えてください。
高田 「JCB CARD W plus L」は女性向けのサービスが充実したカードです。メリットは大きく2つあります。1つは「LINDAリーグ」というサービスが受けられます。グルメ、ファッション、旅行、ビューティなど、女性を応援する企業(資生堂、ABISTE等)のサービスや特典を受けられます。
——「お守リンダ」、面白いネーミングですが、これは?
高田 カード会員のみに提供される女性向けの保険です。お手ごろな掛け金で必要なプランを選べる女性向けの保険で「お守リンダ」と呼んでいます。女性特有の病気はもちろん、天災による怪我、犯罪被害の補償や事故による入院・手術を補償します。
また、2018年2月より、WEBで簡単にお申し込みいただける「女性疾病保険」のサービスも新たに追加となりました。これが2つ目のメリットです。
——「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は、海外旅行傷害保険も付帯していますね!
高田 海外旅行のツアー費用や飛行機チケットをカードで支払った場合のみという条件付となりますが、「海外旅行傷害保険」が適用されます。
年会費無料のカードで、旅行傷害保険が最高2,000万円(利用付帯)! これもこのカードの魅力ですね。また「ショッピングガード保険」は、海外で買い物をして、90日間、事故等で商品が壊れてしまった場合、最高100万円まで補償します。
若い方は海外旅行へ行く機会も多いと思いますので、いま申し込んでいただくと、旅行代金に4倍のポイント! さらに旅行傷害保険も付いて安心ですよ。
——家族カードやETCカードは何枚まで作れますか?
高田 家族カードは最大8枚まで持つことができます。ETCカードはクレジットカード1枚につき、ETCカード1枚発行となるので、本人分と家族分でそれぞれ持つことができます。もちろん家族カードもETCカードも、年会費は無料です。とても魅力的なカードなので、この時期に、ぜひ、このカードを1枚!
——39歳以下なら、魅力的なカードですね!
高田 私は入社後、「JCB CARD EXTAGE」を持っていましたが、いまは「JCB CARD W」に切り替えました。いままでためたポイントは、もちろん引き継がれます。日常生活の普段使いでもポイントが思った以上にたまっていくのを実感しています。40歳を過ぎた社員から「入りたかったな」と残念がる声を聞くことがありますよ(笑)
JCBプラチナのハイクオリティサービスが最大の魅力
——次に「JCBプラチナ」の開発に至った経緯をお聞かせください。
高田 こちらも2017年10月24日にリリースした新しいカードです。当社では、申込制の最上級のカードが「JCBゴールド」でした。それ以上のステイタスカードは招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」と「JCBザ・クラス」なので、すぐに持つことができません。
ゴールドよりもハイクラスのカードはないのか、といったお問い合わせもあり、そのニーズにお応えして、申込制の「JCBプラチナ」をリリースしました。
——年会費が2万5000円。これは他社のプラチナカードと比べるといかがですか?
高田 独自のハイクオリティーのサービスがついていますので、サービス内容と比べていただくと、年会費2万5000円は価格競争力があると思っています。
さらに初めてJCBカードを持つ方でも、「JCBプラチナ」からお申し込みいだだけます。対象年齢は25歳以上で安定継続収入のある方。学生はお申し込みになれません。若い経営者や起業家の方など、ヤングエグゼクティブと言われる方々をターゲットにしています。
——プラチナなりのハイクオリティーのサービスを紹介していただけますか。
高田 まずは、24時間365日利用可能な「プラチナコンシェルジュ」です。電話で、例えばレストランやゴルフ場のご予約、出張先での二次会の手配も、コンシェルジュが承ります。
年会費2万5000円を365日で割ると1日70円ほど。これで秘書を雇っているとお考えいただければと思います。人気のコンサートチケットを取ってほしい等というご相談も、可能な限り承ります。
その他、有名レストランの所定のコースメニューが1名様分無料になる「グルメ・ベネフィット」、海外空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」、人気のホテルや旅館に宿泊できる「JCBプレミアム・ステイプラン」といったプラチナカードならではのサービスをご用意しています。
——「JCBゴールド」のサービスはすべて網羅されるのでしょうか?
高田 はい。ゴールドのサービスはすべて網羅され、さらに、先ほどお伝えしたようなプラチナならではのサービスがご利用になれます。また、「家族カード」は、1名様が年会費無料、2人目より1名様につき3,300円(税込)となります。
——Apple Payも使えるそうですね。
高田 はい。JCBオリジナルシリーズ全ての券種で「Apple Pay」をご利用いただけます。JCBカードをApple Payに設定すると、QUICPay(クイックペイ)として使うことができます。日本全国のQUICPayマークやQUICPay+マークのあるお店なら、どこでも簡単にお支払いができます。
——たまったポイントは、いろいろなポイントやマイレージと交換ができますか?
高田 たまったポイントは、nanacoポイントやマイルなどへ移行できます。中でも、Amazon.co.jpでのお買い物にOki Dokiポイントを使ってお支払いができる「パートナーポイントプログラム」が人気です。
他のポイント交換先は200ポイント以上などという交換先が多い中で、1ポイント単位でご利用いただけるので、利便性が高く好評です。また、ポイント移行以外にも、バラエティー豊かな商品と交換することを楽しみにしている方も多いですよ。
——クレジットカードDBの読者に向けて、ひとことお願いします。
高田 先ほどもお話ししましたが、「JCB CARD W」「JCB CARD W plus L」は「ポイント4倍キャンペーン」、「JCBプラチナ」は、「最大13,000円分プレゼントキャンペーン」を実施しています。また、3つの新しいカード以外にも、様々なニーズに合わせたカードをご用意していますので、自分のライフスタイルにあったカードを見つけて、ぜひ、この機会に、JCB カードを、お申し込みください。
——ありがとうございました。
JCB CARD W
JCB CARD W plus L
JCBプラチナ
JCB CARD W | JCB CARD W plus L | JCBプラチナ | |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 27,500円(税込) | |
基本ポイント還元率 | 1.0%~5.5%(W/W plus L) | 0.5%~5.0% | |
家族カード | ○ | ||
家族カード年会費 | 無料 | 1名無料 2人目から3,300円(税込) |
|
申込対象年齢 | 39歳まで | 25歳以上 | |
旅行傷害保険(死亡・後遺傷害) | 海外:最高2,000万円(利用付帯) 国内:なし |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
|
ショッピングガード保険 | 海外:最高100万円 国内:なし |
海外:最高500万円 国内:最高500万円 |
|
LINDAリーグ | × | ○ | × |
お守リンダ(女性向け保険) | × | ○ | × |
QUICPay | ○ | ||
ETCカード | ○ | ||
Apple Pay | 設定可 | ||
JCB CARD W詳細 | JCB CARD W plus L詳細 | JCBプラチナ詳細 |
2018年9月6日 作成
2022年9月6日更新
日本を代表するJCBカード
海外利用ポイント2倍。スターバックスでポイント10倍。39歳以下限定、年会費無料の JCB CARD W やシックなWEB限定デザインカードが人気。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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JCBカード使いこなしノウハウ
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