スマホPay払いで国税を支払う

2022年12月より所得税、法人税、消費税などの国税の支払いにスマートフォンからのPay払いが利用できるようになりました。

利用できるPay払いは4つです。楽天ペイは今のところ、国税の支払いには利用できません。

  • au PAY
  • PayPay
  • d払い
  • メルペイ

 
これまでも、国税は「国税クレジットカードお支払サイト」からクレジットカードで支払えていました。この支払い方法では、納める税金1万円ごとに1%程度の手数料がかかります。ですので、手数料よりも還元率が高いクレジットカードで支払えば、現金や銀行振込よりもお得に税金が支払えます。

※Amazon Pay(Amazonギフト券残高払い含む)での支払いは2026年1月4日以降は利用できなくなりました。

納付額 決済手数料(税込)
1円〜10,000円 99円
10,001円〜20,000円 198円
20,001円〜30,000円 297円
30,001円〜40,000円 396円
40,001円〜50,000円 495円
50,001円〜 以降、納付税額10,000円ごとに99円(税込)が加算されます。

(2025年1月より手数料が上がりました!)
 
それに対して、スマホのPay払いでの国税支払いでは、手数料が一切かかりません。手数料がかからないだけでなく、それぞれのPay払いにチャージしたり、国税を支払う時にポイントが還元されます

中でもAmazon Payが国税の支払いでは他のPay払いと比べて大きくリードしています。

Amazon Payを始め、どのPay払いがどれくらいのポイント還元を受けられるのか、チャージできる上限額はいくらか、などを分かりやすく解説していきます。

国税のPay払いのメリット・デメリット

スマホのPay払いで国税を支払うのは、もちろんメリットのほうが大きいのですが、デメリットと注意点をしっかりと押さえておきましょう。

スマホアプリ納付の手続|国税庁
 

国税のスマホPay払いのメリット

・決済手数料なし
・税金を支払ってポイント還元を受けられる
・24時間・365日いつでも納付できる
・事前申請などは必要なし

Pay払いでの国税の支払いは、事前の申請なども必要なく、24時間365日いつでも税金を支払えるといった使いやすさももちろんですが、一番のメリットは、決済手数料がかからないことです。

加えて、使うPay払いによってはポイント還元も受けられるのも魅力ですね。
 

国税のスマホPay払いのデメリット

・領収書が発行されない
・1回の納付は30万円以下
・月間のチャージ上限が30万円以下のPay払いが多い

国税のPay払いは、スマホで完結するので領収書は発行されません。領収書がどうしても必要な場合は、納税証明を取る必要があります。急ぐ場合は、Pay払いではなく金融機関や管轄の税務署の窓口で現金での納付になります。

国税のPay払いで支払える納付額は「1回30万円まで」です。

そして、ここが一番気をつけておきたいデメリットですが、それぞれのPay払いによって、月間のチャージの上限額、1回のチャージ上限額などが決まっています。そして多くのPay払いの月間のチャージ限度額は30万円以下に設定されています。つまり、30万円以上の税金を支払うのであれば、計画的に数ヶ月かけてチャージしておかなければなりません。

チャージ残高の受入上限(100万円のPay払いが多い)や、税金の支払い期限などを考えると、100万円を超える税金をひとつのスマホのPAY払いで支払うのは難しいでしょう。もちろん30万円以下の納税であれば、どのPay払いからでもスムーズに行なえます。
 

国税のスマホPay払いの注意点

・国税の支払いに使えるのは残高のみ

それぞれのPay払いには色々な支払い方法がありますが、国税の支払いに使えるのはチャージされた残高だけです。

「PayPayの後払い」や「d払いのクレカ払い」などは、残高からの支払いではないため国税の支払いには利用できません
 

国税Pay払いのポイント還元

スマホのPay払いで国税を支払えば、「国税クレジットカードお支払いサイト」のような手数料がかからないので、それだけですでにお得です。更にポイント還元のあるPay払いを使えば、税金が少し戻ってくる感じで嬉しいですよね。

国税のPay払いでポイントが還元されるのは、以下のタイミングです。

・クレジットカードから残高にチャージした時
・Pay払いで国税を支払った時

どちらもポイント還元がないPAY払いもあれば、どちらか一方のみポイント還元されるPay払いもあります。

この「ポイント還元率」と先程の「残高チャージ上限」からご自身にあったスマホPay払いをチョイスしましょう。

お得な国税ペイ払いはどれ?還元率と残高へのチャージ上限で比較

PayPay d払い au PAY メルペイ
国税のPAY払い
ポイント還元

0.5%〜1%

0.5%

0.5%
クレジットカードからチャージ
ポイント還元

1%
チャージ上限 25万円/30日 30万円/月 au PAYカード
25万円/月
その他のカード 5万円/月
20万円/1日
残高の(支払)上限 残高支払上限
50万円/24時間
200万円/30日
残高上限
100万円
残高上限
100万円
残高支払上限
100万円/日
300万円/月
おすすめクレカ PayPayカード 特になし au PAY ゴールドカード 特になし

国税をPay払いで支払ったときのポイント還元、チャージ上限などをざっくりと比較した表です。

それぞれのPay払いをもう少し詳しく見ていきます。


 

au PAYで国税を支払う

au PAYで国税を支払う

au PAY
ポイント Pontaポイント
国税のPay払い
ポイント還元
0.5%
クレジットカードからチャージ
ポイント還元
△ au PAY ゴールドカード 1%
  au PAY カード なし
  その他のカード カードの還元率による
チャージ上限 au PAYカード 25万円/月
その他のカード 5万円/月
残高の(利用)上限 残高上限 100万円
おすすめクレカ au PAY ゴールドカード

 

・ポイント還元率0.5%〜1.5%(au PAY ゴールドカードなら1.5%還元)
・月のチャージ上限25万円(au PAY (ゴールド)カード)

・5万円以下の税金なら高還元のクレジットカードでチャージも

au PAYの残高で国税を支払うと0.5%のポイントが還元されます。

au PAY カードもしくはau PAY ゴールドカードで月に25万円までの残高チャージができます。それ以外のカードでは、月に5万円までです。au PAY カードとその他のカードを合算しても30万円とはならず、合わせても月に25万円までしかチャージできません。

ノーマルカードのau PAY カードで残高チャージをしてもポイント還元はありませんが、au PAY ゴールドカードであれば1%のポイント還元が受けられます。ですので、支払い時の0.5%と合わせて1.5%のPontaポイントが受け取れます。とはいえ、au PAY ゴールドカードの年会費は11,000円(税込)ですので、年会費をペイするには、25万円のチャージを4ヶ月に分けて繰り返し、100万円の税金を支払う必要があります。

その他のカードからチャージした場合は、そのカードの還元率のポイントが受け取れますが、月に5万円しかチャージできないことと、楽天カードのようにau PAYにチャージはできるけれどポイント還元されないカードもあるので気をつけましょう。
 

PayPayで国税を支払う

PayPayで国税を支払う

PayPay
ポイント PayPayポイント
国税のPay払い
ポイント還元
⭕ 0.5%〜1%
クレジットカードからチャージ
ポイント還元
チャージ上限 PayPayカード
25万円/30日

銀行口座から
50万円/24時間 
200万円/30日

残高の(利用)上限 残高支払上限
50万円/24時間
200万円/30日
おすすめクレカ PayPayカード

 

・ポイント還元0.5%〜1%
・チャージ上限25万円/30日

・キャリア決済で設定しているクレジットカードから残高チャージできる(最大10万円まで)

PayPayで国税を支払うと、PayPayステップの達成条件により、一般の人は0.5%のポイント還元が受けられます。月に200円以上の買い物(2023年7月1日より300円→200円に変更)を30回以上かつ10万円以上をクリアした翌月は0.5%がプラスされ、合計1%がポイント還元されます。

PayPayに残高チャージできるクレジットカードはPayPayカード(もしくはゴールド)だけです。ですが、PayPayカードから残高にチャージをしてもポイントの還元はありません。

PayPayカードからのチャージの上限は、30日間で25万円までです。PayPayカードからの残高チャージでポイントは貰えないので、25万円以上の税金をPayPayで支払うなら、24時間で上限50万円、30日間で上限200万円の銀行口座からのチャージを利用する方がスピーディーに支払えます。

また、PayPayは、Softbank、Ymobile、LINEMOユーザーであればキャリア決済(スマホ料金とまとめて支払い)に設定しているクレジットカードから残高チャージができ、そのカードのポイント還元を受けることができます。キャリア決済の上限は最大でも10万円までで、月に2回目以降のチャージには2.5%の手数料がかかる(2023年8月以降)点にも注意が必要です。
 

d払いで国税を支払う

d払いで国税を支払う

d払い
ポイント dポイント
国税のPay払い
ポイント還元
0.5%
クレジットカードからチャージ
ポイント還元
チャージ上限 30万円/月
残高の(利用)上限 残高上限 100万円
おすすめクレカ 特になし

 

・ポイント還元0.5%

d払いで国税を支払うと0.5%のポイント還元が受けられます

d払いの残高にはクレジットカードからのチャージができません。dカードからであってもできません。したがって、チャージ時のポイント還元はありません。残高へはATM、銀行口座、コンビニからチャージします。ひと月のチャージ上限は30万円までです。

また、dカードとd払いを連携させて支払うdカードからの支払いは、「残高からの利用」にならないので国税の支払いには利用できません。
 

メルペイで国税を支払う

メルペイで国税を支払う

メルペイ
ポイント メルカリポイント
国税のPay払い
ポイント還元
クレジットカードからチャージ
ポイント還元
チャージ上限 20万円/1日
残高の(利用)上限 残高支払上限
100万円/日
300万円/月
おすすめクレカ 特になし

 

・ポイント還元なし
・メルカリの売上金で税金が支払える

メルペイは支払い時のポイント還元はありませんし、クレジットカードからの残高チャージもできないので、国税の支払いでポイントは還元はされません。

ですが、メルカリの売上金を残高として使えるので、不用品を売った売上金で税金が支払えるのは、他のPay払いにはない特長ですね。
 

所得税、法人税、消費税の支払いは?

所得税・法人税・消費税などの国税支払いにおいては、ここまで見てきたように、スマホの「Pay払い」を使えば手数料ゼロ&ポイント還元というおトクな支払いが可能です。

PayPay、d払い、au PAYなら、月に25万~30万円までの納付で0.5%のポイント還元が受けられ、チャージしてそのままサクッと支払えるのも手軽さの魅力。

いつも使っているPay払いでそのまま支払うのもよし、還元率を重視して戦略的に選ぶのもよし。自分に合った方法で、国税支払いをもっとお得にしていきましょう。
 

高還元率のクレジットカードで国税を支払うという選択

Pay払いで国税を納付する場合、月ごとのチャージ上限があるサービスも多いので、納付額が数百万円、あるいはそれ以上になる場合は、手数料を差し引いても十分なポイントが得られる高還元クレジットカードを活用し、「国税クレジットカードお支払いサイト」から一括で支払う方が、手間も少なく効率的です。

経営者が税金を支払うのに最適な、しっかり利用限度額があって、還元率も高いクレジットカードをこちらで紹介しています。

地方税(自動車税・固定資産税など)のお得な支払い方法はこちら

2023年6月26日 作成
2026年1月13日更新


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入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。

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