クレジットカードの国際ブランド

JCB

日本唯一の国際ブランドホルダー。日本のカード会社として1981年に初めて海外に進出。アジア各国を中心に独自の加盟店網を拡大し、韓国や台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどでは VISA や Master並みの加盟店があります。世界189の国と地域で978万店の加盟店ネットワークを展開しています。

国際ブランドであると同時に日本最大のカード会社であるため、国内での利用は申し分ありません。特に地方などではJCBしか使えない店も散在するほど。

日本では自社およびJCBグループ(フランチャイズ)以外のカード会社にもライセンス供与(加盟店開放・ブランド発行会社)を行い、提携先を通じたカード発行も行われています。発行枚数は5,000万枚を超え、億の大台を目指しています。

VISA

国際ブランドの最大手。世界的には Masterと並ぶ2大ブランドで、世界中に9億人の会員をもち、加盟店ネットワークは2431万店と多く、世界のカード売り上げシェアで60%以上をVISAが占めています。

日本においては当初VJAのみが加盟店を開拓したという経緯もあり、VISAインターナショナルが日本信販(国際カードビジネス協会)にも直接ライセンス供与を行ったのを皮切りに、数多くの企業と積極的に提携を行いました。現在日本でのシェアはJCBに次いで2位となっています。

MasterCard

VISAと並ぶ代表的な国際ブランド。世界中に約5億2千万人の会員をもち、加盟店ネットワークは2299万店、世界のカード売り上げシェアで30%を占めています。1966年設立。

現在、VISAとMasterの両陣営に同時加盟しているカード会社が加盟店開拓を行う)事が多いため、VISAが使える店舗ではMasterCardも使えることが多いです。日本においては、アコムや武富士といったノンバンクにも門戸を開放しライセンス供与を行ったり、積極的なCM攻勢と提携先を選ばないブランド供与を行い勢力拡大を図っています。

Diners Club(ダイナースクラブ)

世界で最初に登場したとされる汎用型のクレジットカードがダイナースクラブ。会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多いのが特徴。クレジットカード会社の中では、特に厳しい入会基準を設けています。ほとんどの自社発行カードに利用限度額を設定していません。一般の人が利用するような店で加盟店となっているところは少なく、大中規模小売店や高級店を中心に利用可能店が多くなっています。このためステータスが高いブランドといわれています。

現在はシティグループに属し、日本ではシティコープダイナースクラブジャパンが発行しています。シティバンクの富裕層向けのカードという位置づけが濃くなっています。

アメリカン・エキスプレス (AMEX)

トラベル&エンターテイメント系の代表的な国際ブランドカード。世界120カ国1700箇所のトラベルオフィスのきめ細かなサービスを提供しています。

細かく細分化されたカードのグレードとそれに応じた年会費の高さが特徴で、ブルー、グリーン、ゴールド、プラチナというセグメントで顧客層をカバー。年会費8万円のプラチナを上回る「センチュリオン」の発行も始めています。「センチュリオン」はカードの色からブラックカードとも呼ばれています。

自社発行のカードではグレードに応じた利用限度額を設定していないのですが、実際には顧客ごとに限度額は設定されているようです(額は問い合わせ要)。

これまではプロパーカードのみを発行していましたが、今はクレディセゾンやトヨタファイナンス、香港ではイオンクレジットサービスの現地法人に対してもライセンス供与を行っています。カードフェイスはローマ兵士で有名。


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