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JALマイルを一番貯めやすいのはJALカード!と思っている方は沢山いらっしゃると思います。

JALカードを持てば搭乗マイルやボーナスマイルも貯まるので、JALをよく利用する方ならJALカードほぼ一択と言っていいでしょう。

しかし、マイルは貯めたいけど飛行機に乗る機会の少ない方や、日常のカード利用を中心にマイルを貯める陸マイラーの方々にとっては、搭乗マイルよりもむしろクレジットカード利用で付与されるマイル数のほうが気になるところです。

では、効率よく高い還元率でJALマイルをゲットできるクレジットカードはどれでしょうか。

実は「リクルートカード」とクレジットカードではなくポイント機能だけを持つ「Pontaカード」の2枚を使うことによって、これまでにないJALマイルの貯め方を実現することができるのです。

リクルートカードで得たリクルートポイントをPontaを経由しJALマイルに変える。

その使い方はというと「リクルートカードの利用で得たリクルートポイントをPontaポイントに交換、さらにそのPontaポイントをJALマイルに交換する」という手法になります。

では、なぜこの方法がそんなにお得なのでしょうか?

shikumi

リクルートカードは年会費無料、いつでもどこでも常に還元率1.2%というとても魅力的なカードです。

このカードで貯まるのはリクルートポイントですが、リクルートポイントはPontaと相互交換ができるので(2015年春にポンタに統合)、Pontaポイントに交換します。

レートはリクルートポイント1ポイント=Pontaポイント1ポイントで、全ポイント一括即時交換のみとなります。

リクルートポイントのPontaポイントへの交換が済んだら、次はPontaポイントをJALマイルに交換します Pontaポイントは、なんと移行手数料なしでJALマイルに交換できるのです。

Pontaポイント2ポイント=JALマイル1マイルという交換レートになりますが、元はリクルートカードの1.2%還元で得たポイントなので、半減しても結果的に還元率0.6%でJALマイルを得ているということになります。

JALカードだと基本カード200円利用毎に1マイル付与(還元率0.5%)、カード年会費に4,950円(税込)をプラスして「ショッピングマイル・プレミアム」に加入しないとマイル還元率1%になりません。

つまりJALカードの年会費+ショッピングマイルプレミアム年会費で最低でも年に7,150円(税込)の年会費を払わないとマイル還元率1%は実現しません。

しかし、このリクルートカード&Pontaカードのダブル持ちなら、無料で通常のJALカード以上の還元率を実現できます。

ちなみに、PontaポイントのJALマイル交換にかかる期間は一週間ほどです。

3枚持ちなら有効期限切れの心配もなくマイル貯められる!

リクルートカードとPontaカードでマイルを貯めるメリットのひとつとして、「有効期限切れの心配がなくなる」という点が挙げられます。

JALマイルには「獲得した翌月から36ヶ月後の月末まで」という有効期限が定められており、これを過ぎるとマイルは失効してしまいます。

しかしリクルートカードでたまるリクルートポイントとPontaカードで貯まるPontaポイントは、「最終ご利用日(最終のポイント加算日または、ポイント利用日)から1年間有効」という決まりなので、ポイントが加算されるたびに期限が延長される仕組みです。

つまり1ポイントでも加算されればその日からまた一年延びるので、有効期限切れで失効、というミスを犯しにくいありがたい仕様になっています。

有効期限 使用例
リクルートポイント 最終加算日から1年後 ポンパレモールで商品の購入に使う
Pontaポイント ローソンで現金代わりに使う
JALマイル 獲得した翌月から36ヶ月後の月末まで 特典航空券に交換等

 
この特性を利用すれば、有効期限に怯えることなくマイルを貯め続けることができます。

すぐマイルに交換せず、リクルートポイントかPontaポイントのまま貯めておき、特典航空券と交換できるポイント数になったらそれをマイル交換処理する、というやり方をすれば、有効期限を気にせずマイルを貯め続けることができます。

また、マイル以外の使い道が豊富であることも3枚持ちの利点のひとつです。

JALマイルへの交換以外に、リクルートポイントならポンパレモールでポイントを使って商品を購入できますし、Pontaポイントに交換すればローソンなどでポイントを現金代わりに使うこともできます。

リクルートカードの解説はこちら

マイル還元率2.1%も実現可能!

実は、リクルートカードは使い方によっては、還元率2.1%でJALマイルをゲットすることも可能です。

リクルート系列のオンラインショッピングモール「ポンパレモール」でリクルートカードを使って決済すれば、モールで付与されるボーナスポイント3%に加えて、カード利用に対するポイントが1.2%貰えます。

この結果、総還元率は4.2%、つまりポンパレモール利用で獲得したリクルートポイントをPontaポイントを経由してマイルに移行すれば、マイル還元率は2.1%という数字になります!

リクルートカードの解説はこちら

3枚持ちなら旅行傷害保険も充実!ショッピング保険も付く!

海外旅行傷害保険は、JALカードだけではなくリクルートカードにも付いています。

両カードとも同じ自動付帯(カードを持っているだけで保険が適用されます)です。

海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 ショッピング保険
リクルートカード 最高2,000万円(利用付帯) 最高1,000万円(利用付帯) 最高200万円
JALカード 最高1,000万円(自動付帯) 最高1,000万円(自動付帯)
Pontaカード

クレジットカードの海外旅行傷害保険は、カードの種類が違っていても傷害治療補償を合算することができます。

つまり、JALカードとリクルートカードの傷害治療補償がまとめて適用されるので、JALカード一枚の時よりもさらに傷害治療補償額が増えます。

ただし、リクルートカードは利用付帯なので利用条件をクリアしなければなりません。

また、JALカード(普通)にはショッピング保険が付いていませんので、海外でショッピングをして破損や盗難といったトラブルにあっても商品は補償されません。

しかしリクルートカードにはショッピング保険が年間最高200万円まで付帯されていますので、そういったトラブルで商品がだめになっても、最長90日まで補償してくれます。

2枚持ち、3枚持ちにするかは人それぞれ

リクルートカードとPontaカードの2枚持ちによるメリットは説明しましたが、この2枚だけだと「搭乗マイル」や「ボーナスマイル」を貯めることができません。

すなわち搭乗マイルを貯めるためにはやはりJALカード(もしくはJMBカード)が必要です。

日常で使うだけでなく搭乗マイルも貯めたい方は、JALカードも一緒に持ったほうがいいでしょう。

電子マネーとの連携

リクルートカードはnanacoチャージに対応しており、ポイントも1.2%還元なので、セブン-イレブンなどで利用すれば1.2%+nanaco利用の1%が付いて合計で2.2%分もポイントが還元されることになります。

このことから、セブン-イレブンではリクルートカードからチャージしたnanacoを使うと還元率が高くなります。


リクルートカード

JALカード普通
nanacoチャージポイント 1.2%還元
楽天Edyチャージポイント 1.2%還元(Visa/Mastercardのみ)
WAONチャージポイント 0.5%
(ショッピングマイルプレミアム加入時は1%)

リクルートカードは常に1.2%還元なので、基本的にどのコンビニでもクレジット決済に向いているカードです。

ただ、Pontaの提示ポイントはもらえません。

すなわち、ローソンだったらPontaカードを提示して提示ポイントを貰ったあとで、リクルートカードで決済して1.2%分+提示1%分のポイントをダブルで貰う、といった方法がベストになります。

リクルートカードさえ持っていればどのコンビニを利用しても1.2%で還元してくれます。

※リクルートカードは、2018年4月16日(月)よりnanaco等の電子マネーチャージ利用分は、すべての電子マネー利用金額合算で月間30,000円までがポイント加算の対象になりました。合算で30,001円以上の利用分はポイント加算の対象外です。利用金額の対象はそれぞれの電子マネーの合計金額ではなく、すべての電子マネーの合算金額です。 なおリクルートカードJCBとリクルートカードVisa/Mastercardの2ブランドを持てば、それぞれ月間30,000円+30,000円=60,000円までポイント獲得が可能です。2022年2月16日より、JCBブランドのリクルートカードは電子マネーチャージ利用分のポイント還元率が0.75%へ変更になりました。

※リクルートカード対象となる電子マネーチャージ【JCBブランド】nanaco(ナナコ)、モバイルSuica【Mastercard(R) / Visaブランド】nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA です。リクルートカードの月間集計期間は毎月16日~翌月15日。

 リクルートカード

3枚持ちのメリットまとめ

  • ショッピング保険が付く(最高200万円)
  • nanacoチャージポイントが1.2%付くようになる(リクルートカード利用時)
  • リクルートカードを「じゃらん」や「ポンパレ」で使えばマイル還元率さらにアップ!
  • ポイントとして貯め続けてから交換が出来るのでマイル有効期限を伸ばせる
  • マイル以外の使い道が豊富(Pontaポイント、リクルートポイントで使える)

こうして箇条書きにしてみると、3枚持ちにした場合のメリットがとても多いことがよくわかります。

傷害保険に関しても、JALカードよりもリクルートカードのほうが補償額が高く、さらに治療補償額は違うカード同士でも合算できるので、3枚持ちにすれば治療補償額がJALカード一枚持ちのときよりもアップします。

マイル交換に限らずリクルートカードはメインカードとして使うに相応しい超高還元率カードなので、この戦法を活用してポイント&マイルをがんがん貯めていきましょう!


Pontaカード

リクルートカード

JALカード普通
初年度年会費 無料 無料 無料
年会費 無料 無料 2,200円(税込)
ポイントサービス内容 100円利用=1P 100円利用=1.2P 200円利用毎に1マイル付与
ポイント還元率 1% 1.2% 0.5%
国際ブランド VISA、JCB、Master VISA、JCB、Master、AMEX
申し込み資格 誰でも 18歳以上で電話連絡可能な方
JALマイルへの交換 不可
マイル交換率 Pontaポイント2ポイント=JALマイル1マイル 200円利用=1マイル
100円利用=1マイル(ショッピングマイルプレミアムに加入した場合)
入会搭乗ボーナスマイル 1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル 10%
海外旅行傷害保険 最高2,000万円
利用付帯
最高1,000万円
自動付帯
国内旅行傷害保険 最高1,000万円
利用付帯
最高1,000万円
自動付帯
ショッピング保険 最高200万円
ETCカード年会費 無料
 

2014年9月5日 作成
2023年7月1日更新


リクルートカード
「リクルートカード」は年会費無料カードで業界最高水準の還元率1.2% / Edy チャージでも 1.2%還元 / 「じゃらん」の旅行代にポイントが使える / 100ポイント単位でPontaポイントに交換可能! / Pontaポイントとの相互交換開始でPontaポイント貯める最有力カードに浮上!


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

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