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JAL国内線やANA国内線の特典航空券をお得にゲットできる裏ワザをあなたは知っていますか?ずばり言います!それは外資系航空会社のマイルを利用する、という方法です。SPG

外資系マイルは特定のクレジットカードを利用することで効率良く増やしていくことができます。

つまり、ANAの航空券をストレートにANAマイルで交換するよりも圧倒的にお得に交換できるのです!

まず「航空連合(エアライン・アライアンス)」について簡単に説明します

JALやANAの国内線をお得に利用できる具体的な方法の説明に入る前に、まずは航空業界の態様について簡単に説明します。

ご存知のとおり、国内外には大小さまざまな規模の航空会社が存在しています。

そして航空業界には、複数の航空会社が共同して運営している連合体が存在します。

この航空業界における連合体は、航空連合(エアライン・アライアンス)と呼ばれています。

「ワンワールド」「スターアライアンス」「スカイチーム」という三大航空連合!

現在、国際的な航空連合としては「ワンワールド」、「スターアライアンス」、「スカイチーム」の3つが存在します。

ワンワールドには、「JAL(日本航空)」、「ブリティッシュ・エアウェイズ」、「アメリカン航空」などが加盟しています。

一方でスターアライアンスには「ANA(全日空)」、「ユナイテッド航空」、「アシアナ航空」、「エア・カナダ」などの航空会社が名を連ねています。

またスカイチームに加盟している航空会社には、「大韓航空」、「デルタ航空」、「エールフランス」などがあります。

ワンワールド スターアライアンス スカイチーム
JAL
アメリカン航空
ブリティッシュ・エアライン
ほか14加盟
ANA
タイ国際航空
シンガポール航空
ほか28加盟
デルタ航空
チャイナエアライン
エールフランス
ほか19加盟

それぞれの航空連合は、加盟する他の航空会社と協力しながらサービス品質の向上を図っています。

具体的には、乗り継ぎ空港での手続き簡略化、空港ラウンジサービスの共有、コードシェア便(1つの定期運航便に対して複数の航空会社の便名を付与して運行される便のこと)の相互乗り入れなどを行っています。

そして各航空連合は、加盟する航空会社どうしで「マイレージプログラムの相互利用」も行っているのです。

裏ワザのポイント!それは航空連合による「マイレージプログラムの相互利用」

そして今回のテーマである「JAL・ANAの国内線をお得に利用する方法」の肝となるのが、航空連合内での加盟航空会社同士の行う「マイレージプログラムの相互利用」なのです。

つまり、JALであればワンワールドに加盟する他の航空会社のマイレージプログラムを利用することで、JALマイルを利用するよりも少ないマイルで航空券を手に入れられる可能性があるということ。

同様にANAについても、スターアライアンスに加盟する他の航空会社のマイレージプログラムの必要マイル数が少なければ、ANAマイルよりもお得にフライトできるのです。

ANA国内線をお得に利用する方法

ユナイテッド航空「マイレージプラス」のメンバーになろう

ユナイテッド航空(United Airways)の「マイレージプラス(MileagePlus)」は、米国に拠点を構えるユナイテッド航空の行っているマイレージサービス。

そしてマイレージプラスのメンバーは、ユナイテッド航空でのフライトや提携会社のサービスを利用することでマイルを貯めることができます。

貯まったマイルはANA特典航空券の予約に利用可能

ユナイテッド航空は、世界的な航空連合であるスターアライアンスに加盟している航空会社のひとつ。

そしてマイレージプラスのメンバーは、貯めたマイルを使ってスターアライアンスに加盟する他の航空会社で利用できる特典航空券を取ることもできます

もちろん、スターアライアンス・メンバーであるANAの特典航空券も取得が可能です。

ANA国内線はANAマイルよりもユナイテッド航空のマイルを使った方がお得に利用できる

ANA国内線でのフライトは、ANAマイレージクラブのマイルを使うよりもユナイテッド航空のマイレージプラスで貯まったマイルを使った方がお得に利用できる場合があります。

ユナイテッド航空のマイルでANAの国内線を利用する場合、出発地と目的地の区間マイルが800マイル以下の必要マイル数は5,500マイル、801マイル以上は9,000マイルです。(出発の20日前~当日はそれぞれ6,000マイル、9,500マイル)

たとえば東京-大阪間をANA国内線で往復する場合、ANAのマイルを使う場合にはシーズンによって10,000~15,000マイルが必要となります

しかしユナイテッド航空マイレージプラスのマイルであれば、11,000マイルでANA国内線特典航空券と交換することが可能

つまりANAのマイルと比べて、最大4,000マイルお得になるということです。

往復に必要なマイル数 ANA マイレージプラス
東京~大阪 10,000マイル(ローシーズン)
12,000(レギュラーシーズン)
15,000マイル(ハイシーズン)
11,000マイル(オールシーズン)
東京~福岡
東京~札幌
12,000マイル(ローシーズン)
15,000(レギュラーシーズン)
18,000マイル(ハイシーズン)
11,000マイル(オールシーズン)
東京~那覇 14,000マイル(ローシーズン)
18,000(レギュラーシーズン)
21,000マイル(ハイシーズン)
18,000マイル(オールシーズン)

ユナイテッド航空は出発の20日より前に予約する場合
 
また東京-福岡間や東京-札幌間をANA国内線で往復する場合、ANAマイルを使う場合には12,000~18,000マイルが必要となります。

しかしユナイテッド航空マイレージプラスのメンバーなら、11,000マイルでANA国内線特典航空券を取ることができます。

ANAマイルの利用時よりも、1,000~7,000マイルお得にフライトすることができます。
 
さらにANA国内線での東京-沖縄間の往復を例に考えた場合、ANAマイルは14,000~21,000マイル必要となります。

しかしユナイテッド航空マイレージプラスのマイルなら、18,000マイルでANA国内線特典航空券を取得できます。

このように東京-沖縄間についても、フライトするシーズンによっては、ANAマイルを利用するよりも少ないマイル数でANA国内線を利用できるのです

 MileagePlusセゾンカードでマイルを貯めよう

ANA国際線については、ANAマイルの方がお得

ANA国内線を利用する場合には、ANAマイルよりもユナイテッド航空のマイルを使ってANA国内線特典航空券を獲得した方がお得。

しかしANA国際線を利用する場合には、特典航空券の引き換えに必要となるユナイテッド航空のマイル数がANAマイル数を上回ってしまいます。

そのためANA国際線については、ユナイテッド航空のマイルよりもANAマイルを利用した方がお得と言えます。

マイレージプラス提携の「MileagePlusセゾンカード」が貯めやすい

ユナイテッド航空のマイレージプラスを利用するなら、「MileagePlusセゾンカード」の利用がおすすめ。

MileagePlusセゾンカードは、ユナイテッド航空マイレージプラス提携のクレジットカード。

そのためユナイテッド航空のマイルを、効率良く増やしていくことができるのです。

なおMileagePlusセゾンカードを利用した場合には、1,000円利用ごとに5マイルが加算されます。

「マイルアップメンバーズ」になろう

MileagePlusセゾンカードでユナイテッド航空のマイルを貯めるなら、「マイルアップメンバーズ」に加入することでさらに効率良くマイルを増やすことができます。

なぜならMileagePlusセゾンカードのマイルアップメンバーズになれば、1,000円の利用ごとに15マイルが加算されるからです。

つまり、通常の3倍の速度でマイルを増やしていくことができるようになるということ。

なおMileagePlusセゾンカードのマイルアップメンバーズ年会費は、5,500円(税込)となっています。

マイルアップの上限は年間30,000マイルまで

ユナイテッド航空のマイルを効率的に増やせる、MileagePlusセゾンカード。

しかし加算できるマイルには、上限が設定されています。

MileagePlusセゾンカードで1,000円の利用ごとに15マイルが加算されるマイルの上限は、年間(毎年3月4日から翌年2月4日引落分)で30,000マイルです。

超過分は1,000円につき5マイルになります。

 MileagePlusセゾンカード

レギュラーカードには上記のように加算上限があるので、毎年200万以上決済するならゴールドカード、毎年500万円以上決済するならプラチナカードを選ぶ必要があります。

JAL国内線をお得に利用する方法

まず「ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ」に登録しよう!

「ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブ(British Airways Executive Club)」は、英国航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズの行っているマイレージサービスです。

このサービスに登録しているメンバーは「Avios」と呼ばれているマイルを貯めることで、さまざまなリワード(特典やサービス)を獲得することができます。


 

AviosマイルでJAL特典航空券を予約できる

ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのメンバーは、貯めたAvios(マイル)で特典航空券を利用することができます。

ブリティッシュ・エアウェイズはワンワールドに加盟しているので、メンバーはブリティッシュ・エアウェイズだけではなく、ワンワールドに加盟する他の航空会社の特典航空券もAviosのマイルで取ることができます。

もちろん、同じワンワールドに加盟しているJALの国内線特典航空券についても、Aviosを使って予約可能です。

Aviosが貯まる提携カードは無いがアメックスのポイントを移行できる

現在のところ、ブリティッシュ・エアウェイズのAvios(マイル)を直接貯めることのできる提携クレジットカードはありません。

しかしアメリカン・エキスプレス(American Express)であれば、クレジットカード利用で貯まったポイントを、ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのAviosへと移行することが可能です。


 

アメックスのポイントをAvios(マイル)に移行しよう

アメックスは、ショッピングなどでクレジットカード払いを利用することで100円ごとに1ポイントが貯まります。

また「ボーナスポイント・パートナーズ」対象提携店で利用すれば、さらに多くのポイントを貯めることも可能です。

そしてショッピングなどで貯めたアメックスのポイントは、ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのAvios(マイル)に移行しましょう。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録済の方は、1,250ポイント➡1,000マイルのレートで移行できます。最少1,250ポイントからの利用が可能です。


 

Avios(マイル)への交換で有効期限を自動延長できる!

ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのAvios(マイル)は、36ヶ月以内にAviosの増減があれば失効することはありません。

そしてAviosの増減には、アメックスで貯めたポイントをAviosへと移行することによるAvios増も含まれます。

そのためアメックスで貯めたポイントを定期的にAviosへと移行することで、Aviosの有効期間を自動延長することができるのです。

【国内線】JALマイルよりもAviosを使った方がお得なエリア

これまでJAL国内線では、JALマイルを利用するよりもブリティッシュ・エアウェイズのAviosでJAL国内線特典航空券を予約した方が、お得になる場合がありました。

しかし残念ながらそのメリットは2021年7月の改定により打ち消されてしまいました

ブリティッシュ・エアウェイズ 片道 往復
国内線650マイル未満 6,000Avios 7,500Avios 12,000Avios 15,000Avios
国内線650マイル以上1,150マイル未満 9,000Avios 10,000Avios 18,000Avios 20,000Avios
往復に必要なマイル数 JAL Avios
東京~大阪 12,000マイル(通常) 15,000マイル
東京~札幌
東京~福岡
15,000マイル(通常) 15,000マイル
東京~久米島
東京~宮古
東京~石垣
20,000マイル(通常) 20,000マイル

たとえば東京~大阪間でJAL国内線を利用する場合、JALマイル、ブリティッシュ・エアウェイズのAviosどちらも往復で通常12,000マイルですが、東京~札幌、福岡の場合は、Aviosの方が3,000マイル分お得です。

東京~久米島、宮古島、石垣島間については、JALマイルを利用すると往復20,000マイルが必要なところ、ブリティッシュ・エアウェイズのAviosなら、18,000マイル(2,000マイルお得)で交換可能です。

行き先ごとの必要なJALマイル数は、下記にてご確認ください。
JALグループ国内線特典航空券 マイル早見表

必要マイル数ではBAに優位性はなくなりましたが、メンバーシップリワードプラスのボーナスポイントプログラムで貯めたポイントは別格です。

特定のサービス(Amazon.co.jp、Yahoo! JAPAN、iTunes Store/App Store、JAL公式ウェブサイト、HIS公式ウェブサイト、Uber Eats、ヨドバシカメラ、一休.com、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン)利用で貯めた3%~4%のポイントは、1,250ポイント→1,000ポイントのレートで移行したとしても、2.4倍~3.2倍の価値を生み出すからです。

本人以外(2親等を超えてもOK)の特典航空券を取れることは、JALマイレージバンクにはないメリットです

友人・知人のチケットも取れます。もっというと、予約した本人が同行しなくてもOKです。

ただし、BA発券から座席指定、搭乗するまでの手続きはJAL発券とは違って若干癖があるので、初めて利用するときは、以下のサイトを参考にして準備しておきましょう。

別の選択肢としては、Marriott Bonvoyポイントをアメリカン航空のマイルに替えてJALの国内線の特典航空券を取るという方法です。

必要マイル数は、

普通席
片道 7,500 マイル
往復 15,000 マイル

距離に関係なく一律です。長距離路線に旨味があります。

羽田~奄美大島、伊丹~札幌、福岡~札幌などの長距離路線であれば、JALマイレージバンクやブリティッシュエアウェイズより必要マイル数が少なめ
なので比較検討しましょう。

アメリカン航空ののマイル(AAdvantage)には、アメックスのメンバーシップリワードのポイントから移行できないので、この場合は Marriott Bonvoy アメックスを使って貯めるのがベストです。

国際線の必要マイルは概ねJALよりも高い

ただしJAL国際線については、JALマイルで特典航空券を取得する必要マイル数より、Aviosのマイル数が上回ってしまいます。

そのためJAL国際線を利用する場合には、JALマイルを利用した方がお得だと言えます。

アジア路線では、一部Aviosの方が得な路線もあります。

 15社の航空会社のマイルに移行できる「アメリカン・エキスプレス・カード」

JAL国内線特典航空券はWebで予約がベスト!電話予約は手数料が発生!

ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのメンバーであれば、ブリティッシュ・エアウェイズの公式Webサイトから貯まったAviosを使って航空券を予約することができます。

またメンバーはWeb上から、ブリティッシュ・エアウェイズのみならずワンワールド加盟航空会社の特典航空券を予約することも可能。

JAL国内線特典航空券についても、座席に空きがあればWeb上から予約することが可能です。

なおJAL国内線特典航空券のWebでの予約は、搭乗日の前日までの受け付けとなっています。

またWebでの申し込みだけではなく、ブリティッシュ・エアウェイズ・エグゼクティブ・クラブのメンバーはコールセンターに電話をすることでAviosを利用してJAL国内線の特典航空券を予約することもできます。

ただしコールセンターを介して航空券を予約した場合には、別途コールセンター手数料が発生します。

しかしながら、時には座席に空きが生じている場合でも、公式Webサイトの航空券予約画面にはその情報が表示されないというケースもあります。

このような場合にはコールセンターに電話をしてその旨を伝えることで、手数料なしで予約をすることができます。

外資系航空会社のマイルでJAL・ANAの国内線をお得に利用できる

このようにマイルの貯まるクレジットカードはJAL・ANA国内線ユーザーにとっての強力なアイテムです。

外資系の航空会社のマイルを利用することによってお得に移動することができます。

アメックスとダイナースの移行先が多くてわかりにくいので、マイル移行先の相関図を作成しました。

マイル相関図を見ていただくとわかるように、特典航空券を取るにあたって、一番少ないマイル数で柔軟に選択できるのはMarriott Bonvoyポイントが万能です。

なにしろ40社の航空会社のマイレージプログラムに移行できるのですから。

しかもMarriott Bonvoy のポイントは実質有効期限がありません。管理をしっかりしておきさえすれば、ポイントを貯めるだけ貯めておいて、必要なときに必要なだけ取り出す打ち出の小槌のような使い方が向いています。

特に決済金額が比較的多い事業主が持つのに向いています。

Marriott Bonvoyアメックスはマイルに換えても良し、ホテルに宿泊して良しと、出張でも旅行でも大活躍すること間違いなしです。

JALやANAの国内線を利用する機会の多い方は、「Marriott Bonvoyアメックス」と「MileagePlusセゾンカード」の活用を検討してみてはいかがでしょうか?

 Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カード

 MileagePlusセゾンカード

2015年11月22日 作成
2023年3月6日更新


富裕層向け金属製カードのラグジュアリーカード
ブラッシュド加工金属仕様のチタン / 24時間対応のコンシェルジュ・サービス / 最高1.2億円の国内海外旅行傷害保険 / 世界1,300か所以上の空港ラウンジが利用無料 / ポイントはチタン1.0%、ブラック1.25%、ゴールド1.5%の還元率 / ポイントはJAL/ANAのマイルに交換可能 / 国際線手荷物宅配無料 / ゴルフにレストランにさまざまな優待制度 / LUXURY MAGAZINE会員誌


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

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