海外旅行傷害保険、と聞くと、ケガや病気の時に力を発揮してくれる保険、というイメージがありますが、それ以外の問題でもおおいに役立ってくれます。それは、損害賠償を求められたときです。

海外旅行に行く際、ほとんどの方がホテルに宿泊すると思います。しかし勝手知ったる我が家ならともかく、慣れないホテルでの生活では思いもよらないトラブルが起こりがちです。

これは実例ですが、ロンドンの某高級ホテルに泊まった方が、ちょっとしたミスから起こったトラブルにより約1,000万円近くの賠償金を請求されるはめになってしまいました。その方は、ホテルのバスタブにお湯をためていたのですが、旅の疲れが出たのかうっかりそのあいだにうたた寝をしてしまい、気付いたときには水が溢れ出て部屋はおろか階下まで水漏れ。運悪くアンティークの家具を多く設置した四つ星ホテルだったために、水漏れ被害の及んだ部屋の修復費以外に家具の弁償代まで請求されるはめになってしまいました。その額はなんと合計で1,000万円以上。とても支払える金額でありませんが、海外旅行傷害保険に入っていたことによりなんとか切り抜けることができたそうです。

水漏れに限らず、海外のホテルではトラブルが起きた際に、その部屋の客に費用を負担させるケースがよくあります。フランスのあるホテルでは、部屋のカーペットに染みを作ってしまっただけで後日10万円が請求されたりもします。ちなみにこれは私の体験談ですが、イタリア旅行に行ってフィレンツェのホテル(そんなに高くない)に泊まったさい、部屋のカギを無くすというミスを犯してしまい、もしカギが見つからなかった場合は鍵交換費用として1万円~2万円が請求されるとフロントに説明されました。その後、必死に探してみつけましたが、海外では鍵を無くしただけでも数万円も負担しなければいけなくなるので、やはり賠償責任保険も大事だなあとしみじみ実感しました。

自分はおっちょこちょいだ!という自覚がある方は、旅行前にかならず海外旅行傷害保険に加入しておきましょう。

クレジットカードの海外旅行傷害保険に損害賠償は入っている?

クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険にも、賠償責任に対する補償はふくまれています。この賠償責任さえあれば、ホテルの部屋でなんらかのトラブルを起こしてしまい損害賠償を求められたとしても、保険金で支払われるので安心です。

また、賠償責任では被保険者が旅行中に偶然の事故で他人にケガさせてしまった場合や、他人のもの(デジカメなど)、またはお店にディズプレイしてある高価な商品を壊してしまった場合の損害なども負担してくれます。以下に、主要カード別の賠償責任額を表記しておきます。

カード名 海外旅行保険 賠償責任保険金額(最高額)
エポスカード 2,000万円
オリコカード iB 2,000万円
KCカード 2,000万円
リーダーズカード 2,000万円
ライフカード旅行傷害保険付 2,000万円
三井住友VISAカード 2,000万円(クラシック、デビュープラスは利用付帯)
楽天カード 2,000万円(利用付帯)

 
年会費無料のクレジットカードでも賠償責任はだいたい2,000万円ほど付帯しているものが多いです。また、賠償責任補償額は疾病補償額と同様に合算できるので、たとえば、賠償責任補償額2,000万円のエポスカードと楽天カードを持っていた場合、合計で4,000万円が補償されることになります。お金をかけずに保険を充実させたいという方は、年会費無料でなおかつ海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードを数枚持っておくことをおすすめします。

(※リーダーズカード・漢方スタイルクラブカード・エクストリームカードの新規入会受付は現在停止しています)

海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードで万一に備えよう

海外旅行保険の豆知識

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