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アメックス・グリーン、ゴールドの2枚目におすすめのカード

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(以下アメックス・グリーン)とアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(以下アメックス・ゴールド・プリファード)は、Amazon、Yahoo!(ヤフオク!、PayPayモールも)などで3%の還元率のボーナスポイントプログラム、期間限定ではありますが特定のショップでの還元率が20〜30%になるアメックス・オファーが用意され、高いポイント還元率でショッピングができるカードです。そして、獲得したポイントは、1ポイント1マイルとしてANAマイルに交換できるので、旅行好きにも人気があります。

というようにアメックスのグリーンとゴールド・プリファードでは、年会費や特典の違いはあるものの、カードの基本的な特長は似ています。それと同時にウィークポイントも共通しています。

アメックス・グリーンやゴールド・プリファードと相性バッチリのカード3選

アメックスのグリーンまたはゴールドと組み合わせることで、足りないところを補いつつ、もっと便利にお得になる、タイプの違うカードがこの3枚です。

  1. 楽天プレミアムカード
  2. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  3. 三井住友カード プラチナプリファード

どのカードがアメックス・グリーンまたはゴールドとの組み合わせとして一番なのかは、普段の生活でどのようにカードを使っているかによって変わります。それぞれのカードの特長とアメックスのグリーン・ゴールドとの相性についてまとめましたので、ご自分にあったサブカードを見つけてください。

アメックス・グリーンとゴールド・プリファードの基本スペックとウィークポイント

アメックス・グリーン
アメックス・グリーン
アメックス・ゴールド・プリファード
アメックス・ゴールド・プリファード
国際ブランド アメックス アメックス
会費(本会員) 月会費1,100円(税込) 年会費39,600円(税込)
ポイント付与率 1%(100円の利用で1ポイント)
家族カード 月会費550円(税込) 年会費2枚目まで無料
3枚目以降19,800円(税込)
プライオリティ・パス 年会費のみ無料
利用ごとに35USD
年会費無料
年2回までは無料
3回目からは35USD
コンシェルジュ なし
キャッシング機能 なし
税金の支払い ポイント付与率が1%から0.5%へ半減
電子マネーへのチャージ ポイント対象外
マイル還元率と上限 1%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時)
ANAの年間のポイント交換上限 4万マイル

国際ブランドがアメックス

アメックスは、日本国内ではJCBと提携しているので使えないところは少ないですし、海外でも空港やホテルなどでは問題なく使えます。ですが、東南アジアやヨーロッパでは小規模店舗では使えないところも多いです。ですので、海外に行く際には、国際ブランドがVisaもしくはMastercardのカードを1枚持っていると安心です。

プライオリティ・パスが弱い

世界中の1,700か所もの空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスは、どちらのカードにもついていますが、グリーンは年会費のみ無料で利用ごとに35米ドルがかかります。またゴールド・プリファードは、年2回までは無料で利用できますが、3回目からは35米ドルの利用料がかかります。

海外への出張や旅行が多いのであれば、空港ラウンジを無制限に使えるプライオリティ・パスがついているサブカードがあるといいですね。

コンシェルジュサービスがついていない

グリーンにもゴールドにも24時間365日、旅行の案内や航空券、ホテル、レストランの手配などに対応してくれるコンシェルジュはついていません

飛行機のチケットにしてもレストランの予約にしても、ひとつひとつ自分で調べて決めるのは時間がかかります。それらをコンシェルジュに任せられれば、貴重な時間の節約になります。

キャッシング機能がない

キャッシング機能がついていないので、海外で現地の現金通貨が必要になっても引き出せません。世界的にキャッシュレス化が進んでいるとは言え、いざという時に現地の通貨が引き出せないのはちょっと心配です。

税金の支払いで還元率半減

アメックスは税金や公共料金の支払いではポイント還元率が1%から0.5%と半減してしまいます。

会社員の方でも自動車税などの支払いでポイントが半減してしまうのは残念ですが、特に会社経営者や個人事業主の方は、金額の大きな税金の支払いでも還元率の下がらないカードを1枚は持っておきたいところです。

電子マネーのチャージはポイント対象外

楽天EdyやモバイルSuica、モバイルPASMOといった電子マネーへのチャージではポイントが付きません。(QRコードのau Pay、d払いへのチャージは0.5%還元)

サブカードで電子マネーへのチャージでもポイントが貯まるといいですね。

ANAマイルの交換上限が4万マイル

グリーン、ゴールドともにANAマイルへの交換上限が年間4万マイルまでと少ないです。マイルをたくさん貯められるサブカードも紹介しています。 

これらのアメックス・グリーン、ゴールドのウィークポイントをカバーしつつ、それぞれのカードの特長によって、便利でお得になるサブカードを紹介していきます。

JALマイルが貯まる!プラチナ特典満載のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード(以下セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス)は、国際ブランドがアメックスという以外は、アメックス・グリーン、ゴールド・プリファードの穴を見事にカバーしてくれる1枚です。

カード名に”ビジネス”と入っていて、公式サイトでも「個人事業主または経営者の方」を対象としていますが、会社ではなく個人が審査対象となっています。ですので、ビジネスという括りではありますが、会社員の方も持てるカードとして人気の高い1枚です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
国際ブランド アメックス
年会費(本会員) 33,000円(税込)
ポイント還元率 1.125%(SAISON MILE CLUB加入時)
追加カード 年会費:3,300円(税込)/1枚 4枚まで発行可
プライオリティ・パス プレステージ会員 年間回数制限無し
同伴者は有料
コンシェルジュ あり
キャッシング機能 海外キャッシング可
税金の支払い 還元率は落ちない
電子マネーへのチャージ モバイルSuica、ICOCA
マイル還元率と上限 JALマイル1.125%(SAISON MILE CLUB加入時)
年間移行上限15万マイル

作りやすい初年度年会費無料!

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスでは、初年度年会費無料です。

セゾンプラチナには、”ビジネス”ではない「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」もあり、こちらもコンシェルジュやプライオリティパス、マイル還元率などメインと言っていい特長はビジネスとほぼ同じです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを持つと、パーソナルカードとしてセゾン・プラチナ・アメックスを無料で追加することができます。

「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」には、特定のレストランで2枚以上でコース料理を利用すると1名分が無料になる「招待日和」というグルメ特典がついています。これはアメックス・ゴールドにも付いている特典です。

マイル還元率1.125%

基本のポイント還元率は0.5%と高くありませんが、「セゾンマイルクラブ」(年会費5,500円・税込)に加入すると、1,000円の利用ごとに以下の特典が得られます。

・JALマイル:10マイル
・永久不滅ポイント:2,000円ごとに1ポイント(1ポイント=約5円相当)

JALマイルはAmazonギフト券などに交換すると1マイル=約1円なので、1,000円の利用で10円相当。加えて永久不滅ポイントの還元分を含めると、ポイント還元率は合計1.25%になります。

逆に永久不滅ポイントをマイルに交換する場合、1ポイント=2.5マイルです。たとえば10万円使うと

・JALマイル:1,000マイル
・永久不滅ポイント:50ポイント(=125マイル相当)

合計で1,125マイル、マイル還元率は1.125%になります。

なお、年間のマイル移行上限は15万マイル。これは1.125%の還元率で計算すると、年間約1,300万円の利用額に相当します。参考までに、アメックスのANAマイル移行上限(年間4万マイル)と比べても、十分な枠と言えるでしょう。

プライオリティ・パスのプレステージ会員

世界中の1,700もの空港ラウンジを無料で何度も使えるプライオリティ・パスのプレステージ会員になれます。

プレステージ会員のプライオリティ・パスになります。

質の高いのコンシェルジュサービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスには、もともとコンシェルジュサービスがついていましたが、2021年9月から世界の富裕層向けのコンシェルジュサービスを提供するテン・グループと提携し、より質の高い「セゾンプレミアムコンシェルジュ」の提供をはじめました。

それによってハイクラスなカードと同じ評判の良いコンシェルジュサービスを受けられるようになり、ますますコストパフォーマンスの高いカードになりました。

セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ

コールセンターに電話をするいわゆるコンシェルジュサービスとは別に、「セゾンプレミアムセレクション byクラブ・コンシェルジュ」というサービスを利用できます。

このサービスは、入会金22万円、年会費19万8千円です。それがセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの会員であれば無料です。もはやカードの年会費をペイできるとかそういったレベルではありませんね。

このサービスでは例えば以下のようなことができます。

一見さんお断りの老舗料亭のご利用や、祇園でのお茶屋遊び、美食家が足繫く通う名店からの料理人派遣。予約の取り難い美食店の特別リザーブ。お子様のスイス留学のサポートから次世代再生医療まで、多彩なサービスを提供する「セゾンプレミアムセレクション」を無料にてご登録いただけます。(引用)

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのデメリット

アメックス・グリーン、ゴールドとの組み合わせカードとしてのデメリットは最初に言いましたが、国際ブランドがアメックスだということくらいです。これは、VisaかMastercardを別に1枚持てば解決します。

ここでは、プラチナカードらしい注目すべき特長に絞って紹介しましたが、日常生活の中でも使いやすい特典も満載です。もう魅力しかないカードですね。

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ポイントがザクザク貯まるポイント特化型プラチナ 三井住友カード プラチナプリファード

スタイリッシュなデザインの三井住友カード プラチナプリファードは、旅行サイトや普段使いのお店でポイント還元率が3%〜10%、年間100万円の利用で1万ポイントの継続特典(上限4万ポイント)、海外の利用で3%、SBI証券の積立で2%とまさにポイント特化型のプラチナカードです。

日常使いではポイント還元がちょっと物足りないアメックス・グリーン、ゴールドをがっちりフォローしてくれます。

三井住友カード プラチナプリファード
国際ブランド Visa
年会費(本会員) 33,000円(税込)
ポイント還元率 1%(Vポイント)
家族カード 年会費:無料(人数制限なし)
プライオリティ・パス なし
コンシェルジュ あり
キャッシング機能 海外キャッシング可
税金の支払い 還元率は落ちない
電子マネーへのチャージ iD
マイル還元率と上限 ANAマイル0.5%

特約店(プリファードストア)での還元率が3%〜10%

三井住友カード プラチナプリファードの基本還元率は1%ですが、プリファードストアと呼ばれる特約店では、ポイント還元率が2%〜9%プラスされます。

プリファードストアでの利用に還元ポイントや利用金額に上限はありません。

また、旅行サイトから、百貨店、コンビニ、カフェ、ファーストフード、ドラッグストア、スーパーなど普段使いのショップでザクザクポイントが貯まるのが三井住友カード プラチナプリファードです。

サイト・ショップ名 還元率
(基本還元率との合計)
宿泊予約サイト Vトリップ(宿泊) 9.5%
Expedia
Hotels.com
10%
ふるさと納税 さとふる・ふるなび 6%(2025年10月1日停止)
交通 Vトリップ(航空・レンタカー) 2.5%
ETC 3%
タクシーアプリ「GO」 5%
ライフスタイル・レジャー ゴルフダイジェスト・オンライン
蔦屋書店
二子玉川 蔦屋家電
3%
コンビニ セブンイレブン
ローソン
7%
セイコーマート
ポプラ
ミニストップ
7%
カフェ・ファーストフード マクドナルド
エクセルシオールカフェ
すき家
ドトールコーヒー
モスバーガー
7%
スターバックス
プロント
2%
スーパー オークワ
平和堂
ライフ
スーパーアークス
相鉄ローゼン
ヤオコー
イズミヤ
阪急オアシス
フレスコ
マルハチ
万代
コープこうべ
イズミ
2%
ドラッグストア クスリのアオキ
ココカラファイン
トモズ
マツモトキヨシ
2%

(2025年9月現在 ベースポイント1%としたときの合計還元率)

【公式サイト】プリファードストア(特約店)一覧

旅行など金額の大きな利用で7〜10%還元、コンビニやファーストフード、スーパーなど日常的に使うところで2〜7%還元と年間を通して高い還元率で旅行や食事、買い物ができるのが大きな特長です。

ETCの利用でも3%還元なのは、仕事やレジャーで車をよく使う方にとっては嬉しいですよね。ちなみにETCカードの年会費は550円(税込)ですが、初年度無料、年1回の利用で無料になります。

海外での利用で3%還元

三井住友カード プラチナプリファードは、仕事や旅行で訪れた海外での利用でも3%と高い還元率です。ついついかさんでしまう海外での食事や買い物の代金の3%が返ってくるのは大きいです。

100万円の利用ごとに1万ポイントもらえる

これらの高い還元率に加えて、年間100万円の利用ごとに継続特典として1万ポイントがもらえます。継続特典の上限は4万ポイントですので、最大で年間400万円の利用で4万ポイントがもらえます。

年間200万円以上の利用で、基本還元率1%の2万ポイントと継続特典の2万ポイントで4万ポイントと年会費は軽くペイできてしまいますね。ここにさらに特約店や海外で決済した分のポイントが加わりますから、使えば使うほどにポイントが貯まるカードです。

SBI証券の積立でも最大3%還元

SBI証券で投資信託の積立を三井住友カード プラチナプリファードからすると投資した金額の最大3%が還元されます。投資しただけで+3%と考えるとかなり大きいです。利益に税金がかからないつみたてNISAにも対応しているのも嬉しいポイントです。

ただし、この積立した分は100万円の利用で1万ポイントもらえる継続特典の利用金額には含まれないことど、最大還元率3%になるのは、年間決済金額が500万円を超える場合のみです。

1ポイント1円でキャッシュバック

貯まったVポイントは、1ポイント1円としてそのままiDでの支払いに使えますし、同じく1ポイント1円相当の交換率でdポイント、au PAY残高などにも交換できます。

ですが、Vポイントはカードの支払に充てるキャッシュバックをするのがおすすめです。

ポイントで支払うよりも、全てキャッシュバックして、高還元率の三井住友カード プラチナプリファードで支払ってポイントをさらに獲得する方がお得ですよね。

三井住友カード プラチナプリファードはVisaのタッチ決済、Apple Pay、Google Payにも対応しているので、クレジットカードでの決済でもかざすだけです。

Vポイントの交換先一覧

無料の家族カード

ここで紹介しているサブカードの中では年会費33,000円(税込)と最も高額ですが、他の2枚のカードの家族カード・追加カードが有料なのに対して、三井住友カード プラチナプリファードの家族カードは何枚でも無料で作れます。夫婦で利用すれば16,500円、子供が1人加わって3人で利用すれば11,000円と1人あたりの年会費はどんどん下がります。

コンシェルジュサービス

三井住友カード プラチナプリファードでは、Visaが提供しているコンシェルジュサービス、Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)を利用できます。

パッケージ旅行、航空券、ホテルの手配やレストランの予約などを電話一本でお願いできるコンシェルジュサービスは上手にお付き合いすればとっても便利ですね。

三井住友カード プラチナプリファードのデメリット

ポイント特化型カードゆえ、Visaが提供しているコンシェルジュを除けば、プライオリティ・パスやグルメ特典といった他のプラチナカードでよくみられる特典はついていません。

だからこそこの高還元率が実現できているのです。余計な特典はいらない、日常で利用すればするほど還元されるカードが欲しい!という方に最適な、これまでにありそうでなかった1枚です。

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楽天市場で5%還元!プライオリティ・パスも5回まで使える楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードは楽天市場で高還元、アメックスはAmazonとYahoo!ショッピングで高還元と、国内の大手ネットショッピングモールでいつでも高い還元率でお買い物ができます。

また、世界中の空港ラウンジを無料で年間5回まで使えるプライオリティ・パスが付帯するコストパフォーマンスの良いカードです。

楽天プレミアムカード
国際ブランド Visa Mastercard JCB アメックス
年会費(本会員) 11,000円(税込)
ポイント還元率 1% 楽天ポイント
家族カード 5,500円(税込)
プライオリティ・パス 年間5回まで利用可能
同伴者は有料 3,300円
コンシェルジュ なし
キャッシング機能 海外キャッシング可
税金の支払い 500円につき1ポイント 還元率0.2%
個人事業主の所得税など一部の税金は1%
カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先
電子マネーへのチャージ 還元率0.5%
楽天Edy,楽天キャッシュ,モバイルSuica(楽天Pay)
マイル還元率と上限 通常ポイントのみ
2ポイント→1ANAマイル
1日の交換上限1,000ポイント
1カ月の交換上限2万ポイント

1%のポイント還元→マイル還元率0.5%
楽天市場5%還元→マイル還元率2.5% 

楽天市場で最大5%還元!

楽天カードの上位カードにあたる楽天プレミアムカードは、楽天市場の買い物で最大5%還元になるカードです。年会費無料の楽天カードは3%の還元率です。

アメックス・グリーン、ゴールドはAmazon、Yahoo!ショッピング(ヤフオク!、PayPayモールも)で3%還元できますから、楽天プレミアムカードを持っていると、3大ショッピングモールのどこでもいつでも高い還元率でお買い物ができる組み合わせです。

プライオリティ・パスも利用可能

楽天プレミアムカードにはプライオリティ・パスが付帯しており、世界中の空港ラウンジを年間5回まで無料で利用できます。

以前は回数無制限で利用できたため、プライオリティ・パス付きカードの中でも特に人気がありましたが、現在は「年5回まで」に制限されたため、旅行に行く回数が少なめの方に向いているカードになりました。

国際ブランドはVisa・Mastercardをチョイス

国際ブランドは、Visa・Mastercard・JCB・アメックスから選べますが、アメックスとの組み合わせはVisaまたはMastercardのどちらかから選ぶのが良いでしょう。

自動付帯で手厚い旅行傷害保険

アメックス・グリーン、ゴールドの旅行傷害保険は、旅行代金の支払いをそのカードでした場合に補償される利用付帯ですが、楽天プレミアムカードの旅行傷害保険は海外、国内ともに持っているだけで補償される自動付帯です。

特に海外旅行傷害保険がやや手薄なアメックス・グリーンユーザーにとってはいざという時に安心ですね。

楽天プレミアムカードのデメリット

楽天ポイントは「2ポイント=1ANAマイル」に交換できます。楽天市場での買い物なら最大5%のポイント還元があり、マイル換算で2.5%と悪くありません。

ただし、楽天市場以外では還元率が1%にとどまり、マイル換算では0.5%とそれほどお得ではありません。さらに、マイル交換には「1日1,000ポイント(=500マイル)」という上限があり、使い勝手にも制約があります。

また、楽天プレミアムカードにはコンシェルジュサービスが付帯していないほか、税金の支払い時は還元率が0.2%と、アメックス以上に低くなってしまいます。

そのため、こうした機能を特に必要とせず、「楽天市場での高還元」や「年5回まで利用できるプライオリティ・パス」に魅力を感じる方にとっては、費用対効果の高いカードと言えるでしょう。

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アメックスと相性の良い2枚目のカードは三者三様、自分にあった1枚を!

ここまでアメックス・グリーン、ゴールドと相性の良い3枚のカードを紹介してきましたが、3枚それぞれが全く方向性の違うカードです。

楽天市場でよく買い物をする、回数無制限のプライオリティ・パスがほしい、けれど年会費はおさえたい方は、楽天プレミアムカード。

JALマイルを貯めたい、回数無制限のプライオリティ・パス、質の高いコンシェルジュといったプラチナ特典が欲しい。または、高額な税金の支払いがあるという方には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスです。

そして、とにかく高還元重視!という方には、三井住友カード プラチナプリファードです。旅行や日常の食事や買い物で年間300万以上の決済をする方は特にこのカードの恩恵を受けるでしょう。

アメックス・グリーン、ゴールドの穴の埋め方は三者三様のカードです。ご自分にとって、アメックスに足りないここをカバーして欲しい!という1枚を選んでみてください。

楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
三井住友カード プラチナプリファード
三井住友カード プラチナプリファード
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB/アメックス アメックス Visa
年会費(本会員) 11,000円(税込) 33,000円(税込)
初年度年会費無料
33,000円(税込)
ポイント還元率 1% 楽天ポイント 1.25%(SAISON MILE CLUB加入時) 1%(Vポイント)
家族・追加カード 5,500円(税込) 年会費:3,300円(税込)/1枚 4枚まで発行可 年会費:無料(人数制限なし)
プライオリティ・パス プレステージ会員 年間回数制限無し
同伴者は有料 3,300円
プレステージ会員 年間回数制限無し
同伴者は有料 2,200円
なし
コンシェルジュ なし あり あり
キャッシング機能 海外キャッシング可
税金の支払い 500円につき1ポイント 還元率0.2%
個人事業主の所得税など一部の税金は1%
カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先
・永久不滅ポイント:ご利用2,000円毎に1ポイント
・SAISON MILE CLUBご登録の方:ご利用2,000円毎に10マイル
還元率が異なる利用
還元率は変わらず
電子マネーへのチャージ 還元率0.5%
楽天Edy,楽天キャッシュ,モバイルSuica(楽天Pay)
モバイルSuica、ICOCA iD
マイル還元率と上限 通常ポイントのみ
2ポイント→1ANAマイル
1日の交換上限1,000ポイント
1カ月の交換上限2万ポイント

1%のポイント還元→マイル還元率0.5%
楽天市場5%還元→マイル還元率2.5%

JALマイル1.125%(SAISON MILE CLUB加入時)
年間移行上限15万マイル
ANAマイル0.5%

2022年1月16日 作成
2025年9月2日更新


メルマガクレジットカードを選ぶとき、「ポイント還元率が高いから」「キャンペーンが魅力的だったから」「周囲が使っているから」といった理由で選んでいませんか?もちろん、それらも立派な判断材料です。しかし、目先のお得さばかりを追い求めてカードを増やしていくと、ポイントが分散してしまい、結果的に思ったほど貯まらない…ということも少なくありません。その原因は、「入口」にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。

この3つを掛け合わせて分析することで、はじめて“本当に使える”クレジットカードが見えてきます。なかでも最も重要なのが、「出口=目的」を明確にすること。何を得たいのかがはっきりすれば、カード選びも自然と決まります。当サイトでは、「出口から逆算して決済金額に最適化する」ことを提案しています。

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