ゴールドカードを超えるサービスが魅力のプラチナカード。

発行のハードルも年会費も高額だと考えて「手が出ない」と思い込んでいる人も多いかもしれません。

しかし、プラチナカードの中にはゴールドカード+αの年会費のものもあります。

例えばオリコカード ザ プラチナは20,370円(税込)、JCBプラチナカードは27,500円(税込)、ジャックスカードプラチナは22,000円(税込)です。

これらは5万円以上の年会費が必要なカードが多いプラチナカード群の中でも特に持ちやすく、またカード会社からの招待が無くとも自ら申し込んで作ることができます。

今回は、この3つのプラチナカードのそれぞれの特徴や優待の違い、またどのカードをどんな人が持つべきかを解説していきます。

ポイント還元率で選ぶならジャックスカードプラチナ! 常に1.5%以上還元!

クレジットカード選びの際、重要な比較の基準のひとつは「ポイント還元率」です。

プラチナカードの中でもポイント還元に強いのは「ジャックスカードプラチナ」です。

カード利用200円につき3ポイントの1.5%還元。

さらに年間のカード利用額に応じて、その翌年1年間の還元率がアップする「ラブリィ☆アップステージ」を採用していています。

年間利用額20万円以上で1.7%、50万円以上で1.75%となり、さらに100万円以上は1.85%、150万円以上は1.90%、200万円以上は1.95%。300万円以上利用した場合は、最高ランクの2%還元を受けることができます。

例えば、前の年に合計300万円以上の利用があった方であれば、「ラブリィ☆アップステージ」適用後の還元率は2%で、さらにJデポ分の還元を加味すると2.4%以上になり、かなりの高還元率を達成できることになります。

さらに、ジャックスモールを経由して楽天市場やYahoo!ショッピングで買い物をすると還元率はプラス0.5%以上となり、2%以上という高還元率を実現できます。

オリコカードプラチナは、カード利用100円につきオリコポイント1ポイント(1ポイント=1円相当)獲得で、基本還元率は1%。さらに5つのポイント特別加算制度が用意されています。

この中でも最も還元率が高くなるのがオリコモール利用時です。

1%の特別加算を加味すると、還元率は最低でも2.5%に。

また、電子マネー(「iD」、「QUICPay」)の利用では0.5%加算となり、還元率は合計で1.5%。

そのほか、海外利用時は0.5%加算で1.5%、誕生月利用では1%加算で2%となります。

まとめると、カード会社のモールを経由して利用する場合はオリコカードプラチナが最も還元率が高く、それ以外の場合はジャックスカードプラチナが基本還元率1.5%でお得ということになります。

ポイント還元率 Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
還元率(基本~ボーナスポイント最大時) 1~2% 1.5~2% 0.5~0.85%
海外利用 1.5% 1%(WEB明細サービスの登録が必要)
誕生月特典 2%
ポイントモール オリコモール
2%+最大15%
JACCSモール
2%~
Oki Doki ランド
最大20倍
加盟店利用特典 1.5%~ 2倍~
電子マネー決済 iD,QUICPay 1.5% 通常還元率と同じ

利用額に合わせて「Jデポ」が貰えるジャックスカードプラチナ

ジャックスカードプラチナのポイントは商品や商品券と交換することもできますが、オススメは「Jデポ」に引き換える方法です。

Jデポは、カードショッピングの利用料金からJデポ金額を差し引いて請求される値引きシステムです。

1,000ポイント=1,050円で請求額から差し引くことができ、よりお得にポイントを活用できることになります。

家族カードは選ぶプラチナによって無料枚数が変わる!

プラチナカードを家族で利用する場合、年会費や還元率と併せて気になるのが、家族カードを発行する際の費用です。

JCBプラチナの場合、家族カード1枚までは無料ですが、2枚目からは1枚につき年会費が3,000円かかります。

一方、オリコカードザプラチナは最大3枚までの家族カードを作ることができ、すべて年会費は無料です。

ジャックスカードプラチナも同様に、最大3枚まで無料で家族カードを発行することができます。

家族カードを作る気がない方にとっては関係のない話ですが、もし家族にもカードを所有させようと考えているなら、人数分の年会費が無料で発行できるプラチナがおすすめです。

Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
家族カード年会費 3枚まで無料 1枚まで無料
2枚目から3,300円(税込)

空港ラウンジはラウンジ・キーとプライオリティ・パス

ゴールドカード以上のランクのカードによく付帯している空港ラウンジサービスですが、オリコカードザプラチナとジャックスカードプラチナが「LoungeKey(ラウンジ・キー)」なのに対し、JCBプラチナは「プライオリティパス」で、内容が異なります。

ラウンジ・キーは世界650カ所以上の空港ラウンジを利用できるのがメリットですが、無料での利用は年に6回までに限られます。

7回目からは有料で、1回あたり27米ドルかかってしまいます。

一方のプライオリティパスは、回数制限は一切なし。

プレステージ会員として、常に無料でラウンジを使うことができます。

いずれのサービスも、同伴者が利用する場合には別途料金がかかります。

まとめると、年に6回以上海外出張や海外旅行に行くという人には、ラウンジ・キーよりも回数制限のないプライオリティパスが向いているので、JCBプラチナに優位性があります。

ただし、他にゴールドカードやプラチナカードなど、ラウンジサービスが付帯しているカードを持っている場合は、そちらでカバーできている可能性もあるので、自分の持っているカードのサービスを確認しておくようにしましょう。

Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
プライオリティ・パス 無料
回数制限なし
LoungeKey(ラウンジ・キー) 年6回まで無料
7回目から27米ドル

※同伴者は別途料金が必要

手荷物無料宅配は往復?片道?プラチナカード選びの重要ポイント

出張や旅行の多い人にとっては、手荷物無料宅配サービスの有無は、カード選びの重要な判断基準のひとつ。

このサービスが付帯していれば、片道2,000円程度かかる料金が無料になりますので、カードを作る価値が高まります。

オリコカードザプラチナとジャックスカードプラチナの場合、手荷物2個までであれば、出発時・帰国時ともに無料で配送してくれます。

JCBプラチナカードは原則として有料。

またJCBデスクで旅行代金を5万円以上払った場合は、手荷物配送往復無料券が付与されるサービスがあります。

手荷物宅配サービスに関しての比較では、2個まで往復の配送が無料のオリコカードザプラチナとジャックスカードプラチナが有利です。

海外旅行傷害保険はJCBプラチナが強い!疾病補償1,000万円!

海外旅行中のトラブルの際に有効な付帯サービスの「海外旅行傷害保険」についても、それぞれのカードで違いがあります。

JCBプラチナは最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯。

ケガや病気の治療費用も限度額200万円程度のカードが多い中、JCBプラチナでは1,000万円と高く設定されています。

オリコカードザプラチナは、自動付帯分で最高5,000万円(旅行代金の決済利用で1億円にアップ)、ケガや病気の治療費用は300万円までと設定されています。

ジャックスカードプラチナは、自動で最高1億円、傷害・疾病治療は300万円までとなっていて、海外旅行傷害保険に関しては、JCBプラチナの手厚さが光ります。

海外旅行傷害保険 Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
自動付帯or利用付帯 自動付帯
傷害死亡 最高1億円
(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)
最高1億円
傷害・疾病治療 300万円限度 1,000万円限度
賠償責任 3,000万円限度 1億円限度
携行品損害 100万円限度
(免責3,000円)
救援者費用 300万円限度 1,000万円限度

次に、海外旅行に行くのに飛行機に乗ると思いますので、海外航空機遅延保険について比較してみます。

トータルで見ると、オリコカード ザ プラチナがもっとも高額となっています。

特に寄託手荷物紛失時の限度額に関しては、JCBプラチナと6万円も差があります。

ただし、あくまでも紛失時に負担した金額を補償する上限金額であり、必ずしも全額がもらえるわけではありません。

海外航空機遅延保険 Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
乗継遅延費用 3万円限度 2万円限度
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 3万円限度 2万円限度
寄託手荷物遅延 3万円限度 2万円限度
寄託手荷物紛失 10万円限度 6万円限度 4万円限度

どのプラチナカードも飲食関連の優待サービス充実!

この3枚は、いずれも豪華サービスの付帯したプラチナカードだけあって、飲食関連の優待は甲乙つけがたく充実しています。

JCBプラチナには、対象の有名レストランでコース料理を2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になる「グルメベネフィット」が用意されているほか、「ダイニング30」というサービスでは、コンシェルジュに予約を頼む、あるいは自分で対象店舗にダイニング30を利用すると伝えることで、全員分の食事代金を30%オフにすることができます。

オリコカードザプラチナとジャックスカードプラチナに関しては「Mastercard」ブランドのカードなので、上級カードサービスである「Taste of Premium」を利用することができます。

このサービスは、全国約200店の有名レストランを2名以上で利用すれば1名が無料になるなど、非常にお得感の高いものです。

ショッピング保険はどのプラチナカードも充実

購入した物品が破損した際に、その修理費用や新品の購入代金を補償してくれるのがショッピング保険。

こちらも、いずれのカードでも充実した金額となっています。

オリコカードザプラチナは年間で最高300万円まで補償(免責1万円)。

ジャックスカードプラチナは最高300万円補償(免責3,000円)、JCBプラチナカードは最高500万円(免責3,000円)まで補償されます。

免責額が低いほど補償対象となる機会が多く=使いやすいということなので、オリコカードザプラチナに比べてJCBプラチナとジャックスカードのほうが優れていると言えます。

ショッピング保険 Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
最高補償額 最高300万円 最高500万円
免責金額1事故 1万円 3,000円

便利なApple Pay、プラチナでもQUICPayに割り当て利用可能

スマートフォンやスマートウォッチを利用した決済サービスがスタートし、徐々にユーザーにも浸透し始めていますが、特にAppleのiPhoneユーザーが気になるのが、Apple Payへの対応状況でしょう。

これに関しては、いずれのカードもApple Payに登録でき、QUICPayとして割り当てられて利用することができます。

スマホ決済 Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)
ジャックスカード
プラチナ
JCBプラチナ
Apple Pay QUICPay
Google Pay QUICPay

なお、JCBでは海外仕様のApple Payに「JCB Contactless」を採用していますが、海外ではまだ加盟店が少ない状況です。

コンシェルジュサービスはどのプラチナカードにも付帯!

プラチナカードならではのコンシェルジュサービスはいずれのカードにも付帯していて、どれも24時間365日対応してくれます。

ディズニー関連の特典があるのはJCBプラチナだけ!

JCBプラチナは、貯まったポイントをディズニーのキャラクターグッズやパークチケットなどと交換できます。

クリスマス時期に開催される貸し切りイベント「JCBマジカル」にも抽選で参加することができます。

まとめ

JCBプラチナは空港ラウンジを制限なく使えるプライオリティパスで、旅行保険の疾病補償が1,000万円と充実しているので、旅行や出張が多い人におすすめ。

還元率を重視するなら常に1.5%、利用額に合わせて還元率がアップしていくジャックスカードプラチナが一押しです。

基本還元率が1%で、海外利用では1.5%、誕生月利用では2%にアップするオリコカード ザ プラチナも、基本還元率ではジャックスカードプラチナに負けているものの、オリコモール経由で買い物をするとジャックスを上回る高還元率となります。

ネットショッピングが多い人は年会費が一番リーズナブルなオリコカード ザ プラチナがマッチします。


Orico Card THE PLATINUM
(オリコカード ザ プラチナ)

ジャックスカード
プラチナ

JCBプラチナ
年会費
本会員年会費 20,370円(税込) 27,500円(税込) 22,000円(税込)
家族カード年会費 3枚まで無料 1枚まで無料
2枚目から3,300円(税込)
ポイント還元率
還元率(基本~ボーナスポイント最大時) 1~2% 1.5~2% 0.5~0.85%
海外利用 1.5% 1%(WEB明細サービスの登録が必要)
誕生月特典 2%
ポイントモール オリコモール
2%+最大15%
JACCSモール
2%~
Oki Doki ランド
最大20倍
加盟店利用特典 1.5%~ 2倍~
電子マネー決済 iD,QUICPay 1.5% 通常還元率と同じ
空港ラウンジ
プライオリティ・パス 無料
回数制限なし
LoungeKey(ラウンジ・キー) 年6回まで無料
7回目から27米ドル
海外旅行保険
自動付帯or利用付帯 自動付帯
傷害死亡 最高1億円
(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)
最高1億円
傷害・疾病治療 300万円限度 1,000万円限度
賠償責任 3,000万円限度 1億円限度
携行品損害 100万円限度
(免責3,000円)
救援者費用 300万円限度 1,000万円限度
海外航空機遅延保険
乗継遅延費用 3万円限度 2万円限度
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 3万円限度 2万円限度
寄託手荷物遅延 3万円限度 2万円限度
寄託手荷物紛失 10万円限度 6万円限度 4万円限度
ショッピング保険
最高補償額 最高300万円 最高500万円
免責金額1事故 1万円 3,000円
スマホ決済
Apple Pay QUICPay
Google Pay QUICPay

2018年3月30日 作成
2021年9月20日更新


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