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年会費無料でありながらもポイントの貯めやすさで顧客満足度ナンバー1を誇っている楽天カード。

もちろん私も所有しており、メインカードとして使っていますが、最近よくメールボックスに楽天プレミアムカードへの切り替えキャンペーンに関するメールが楽天から届きます。

楽天プレミアムカードは一般の楽天カードと違い年会費が11,000円(税込)かかります。

つまりゴールドカード的存在であるといえます。

では、通常カードからプレミアムカードにアップグレードした場合に増えるメリット、また通常カードからプレミアムカードに切り替えをしたほうがいい方とは、一体どんな方でしょうか?

プライオリティパスだけでも楽天プレミアムカードを持つ価値がある

注目したいメリットは以下の5点です。

・海外旅行傷害保険が最大5,000万円自動付帯。
・プライオリティ・パスに無料登録して世界1,600か所の空港ラウンジが利用できる
・国内18空港のラウンジが利用可能
手荷物宅配サービス・誕生月はポイント3倍

もちろんプレミアムカードは通常カードよりもポイント的に優遇されるシーンがあり、誕生月にポイントが3倍(期間限定ポイント)になるといった特典もありますが、しかし通常カードでも「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」などを使えばそれくらいの倍率にはあがりますし、正直ポイントに関していえば10,500円の年会費を払ってまでプレミアムカードに変更する利点はないといえます。通常の楽天カードで充分でしょう。

楽天プレミアムカード最大の価値、それはやはり「プライオリティ・パスに無料登録」できることです。

なんといっても、プライオリティ・パスが、楽天プレミアムカードの年会費11,000円だけで利用できます。(年5回まで)

海外旅行によく行かれる方、なおかつ空港ラウンジを利用している方にとってはとても魅力的なサービスでしょう。

取得の条件や審査も他カードに比べるとそれほど厳しくないため、プライオリティパスを出来る限りの安い値段で手に入れたいと考えている方にはとてもおすすめのカードです。

2025年1月に利用条件改定!

2025年1月から楽天プレミアムカードに付帯する「プライオリティ・パス」でラウンジを利用できる回数が年間5回までになりました。 これまですべての対象施設が回数制限なく利用できていたので、とても残念な改定ですね。

2025年 1月 1日(水)以降:
海外ラウンジ利用年間5回まで無料
※プライオリティ・パスカード発行日より起算
年会費有料カードの一部サービス変更のご案内​|楽天カード

そして、2025年1月2日(木)より、ラウンジ施設以外の利用が不可になりました

・変更前
Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内・国外のすべての提携施設が利用対象

・変更後
Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内・国外の「ラウンジ」施設が利用対象
付帯サービス「プライオリティ・パス」のサービス内容変更について|楽天カード

プライオリティ・パスが付帯するカードの代替候補としては、一年間カードの年会費がかからない「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」があります。

また海外旅行傷害保険も最大5,000万円まで自動付帯されています。

通常カードと違い、もっているだけで保険が適応されるので、これもプレミアムをもつメリットのひとつといえます。

楽天プレミアムカードに切り替える必要はある?

上記のメリットを踏まえて考えると、楽天プレミアムカードは、海外旅行に行く機会がほとんどない方にはあまり必要ないかもしれません。

ゴールドだからずば抜けて還元率が高くなるというわけでもないので、普通にショッピングをしてポイントを貯めたい方は、やはり通常の楽天カードで充分でしょう。

いくら年会費3万円以上のプライオリティパスが1万円で手に入るといっても、そのプライオリティパスを使う機会がなければ意味がありません。

海外旅行に行かれない方は、プレミアムカードに無理にグレードアップしなくてよいと考えます。

楽天プレミアムカードを使ううえでの注意点

楽天プレミアムカードの特典はとても充実していますが、しかし注意しておきたい点がいくつか存在します。

たとえば、手荷物無料宅配サービス

この手荷物無料宅配サービスは確かに便利ですが、しかしこれは年間2回までしか利用できません。

そのため、もし手荷物無料宅配目当てで申し込むなら、年間に何度でも手荷物無料宅配を利用できるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費3,150円)などを同時に持ってもいいでしょう。

また、海外旅行保険の面でも注意事項がひとつ。

プレミアムは死亡・後遺障害補償5,000万円補償ですが、もっとも大事な傷害・疾病治療の補償額は通常の楽天カードと同じ200万円に設定されています。

この額では心もとないので、旅行のさいには外部保険に加入するか、クレジットカードに付帯されている保険額を上乗せできる海外旅行保険(損保ジャパンの運営しているoff!など)に申し込むことをおすすめします。

また一般のゴールドカードによくある家族特約も楽天プレミアムカードにはないので、子供や配偶者には保険が適用されません。

海外旅行に強く、ゴールドらしい特典を備えた楽天プレミアムカードにもこういった注意点があるので、きちんと覚えておきましょう。

最近ではさまざまなブランドから年会費1万円以下の廉価版ゴールドカードを発行しています。

その中にはポイント還元率の面でかなり優遇されているものもあるし、また特典が豪華なものもあります。

しかし、そんな猛者たちの中でも楽天プレミアムカードの人気がいまだおとろえない理由は、やはりプライオリティパスに無料登録できるから、という点に尽きます。

プライオリティパスが欲しい方は、楽天プレミアムカードへのグレードアップを考えてみてはいかがでしょうか?

2011年9月17日 作成
2025年2月11日更新


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