人気カフェのスターバックスコーヒー(以下、スターバックス)では、ほとんどの店舗でクレジットカードが使えます。さらに2021年1月13日からは、Suicaをはじめとする9種類の交通系電子マネーが使えるようになりました。
キャッシュレス環境が整いつつありますが、スターバックスでお得な支払方法は「スターバックスカードにクレジットカードからオートチャージして支払う」です。
この記事では、スターバックスカードの上手な使い方を紹介します。
この記事によって分かること
- スターバックスカード+クレジットカードがオトク
- スタバをよく利用するなら「My Starbucks」は必須
- スターバックスカードは、ほとんどのクレジットカードでチャージが可能
- 「セゾンローズゴールド・アメックス」は、毎月スターバックス500円相当チケットが届く
- JCBオリジナルシリーズでチャージすると「5%ポイント還元」
- 店舗でパルコカードからのチャージ最大7.5%還元
- dカードからチャージで4%ポイント還元
- ANAカードからチャージで100円につき1マイル貯まる
- エポスカードからチャージでポイント1%還元
- au PAYプリペイドでチャージ2%+クレジット還元
- スタバでオトクなクレジットカードと還元率
- スターバックスカードにチャージできるポイントの種類
- スターバックスでSuicaなど交通系電子マネーが使える
- 「JCBオリジナルシリーズ」は、いつでもスターバックスカードチャージで5%ポイント還元
スターバックスカード+クレジットカードがオトク
スターバックスカードとは、スターバックスの店舗で利用できるチャージ式プリペイドカード。スターバックスでは、直接クレジットカードで支払うよりも、スターバックスカードにチャージして支払うほうがオトクです。
スターバックスでクレジットカードを使う方法は2通り
スターバックスでクレジットカードを利用する方法は、
a.商品の代金をクレジットカードで支払う
b.クレジットカードで「スターバックスカード」にチャージして支払う
のふたつ。オススメはbです。
スターバックスカードの発行手数料は無料
スターバックスカードの発行料は0円ですが、発行時に1,000円以上のチャージが必要です。1,000円から30,000円まで1円単位でチャージでき、カード内金額の上限は30,000円です。
スタバをよく利用するなら「My Starbucks」は必須
スターバックス公式サイトから「My Starbucks」に登録すると、カードにチャージしやすくなったり、割引やクーポン、カード紛失時の残高保障サービスなどが受けられます。また、複数のカード残高を1枚のカードにまとめることも可能です。
オンライン&オートチャージで支払いが楽に
My Starbucksに登録することで、スターバックスカードのオンラインチャージとオートチャージができるようになります。スターバックスカードを発行したら、公式サイトで「My Starbucks」に登録しましょう。
クレジットカードでチャージすれば、クレジットカードのポイントも貯まります。日常的にスターバックスを利用される方には、スターバックスカード+クレジットカードの組み合わせをオススメします。
Starを貯めて700円分クーポンがもらえる
スターバックスカードを利用する最大のメリットは、「Star」を貯めてクーポンがもらえることです。
「My Starbucks」に登録後、スターバックスカードで支払うと「Green Star」が50円(税抜)につき1 Star貯まります。登録後1年以内にGreen Starを250 Stars集めると、Gold Starとなり、星の数は0となります。Green Starと同じように50円(税抜)につき1 Star貯まり、150 Stars集めると「Reward eTicket」1枚と交換でき、スターバックスのレジで700円(税抜)分のクーポンとして利用できます。
つまり、単純計算すると12,500円分購入でGold Starにランクアップ。さらに7,500円分購入ごとに「Reward eTicket」1枚(1アイテム700円分まで値引きになるクーポン)がもらえます。Gold Starを継続するには、1年以内に250 Starsの獲得が必要です。
1年目にクーポンを獲得するには、最低2万円分の購入が必要ですが、2年目からは12,500円以上でGold Starがキープできます。日常的にスターバックスを利用する方にとってはお得なサービスです。
なお、Reward eTicketには有効期限があり、発行から30日です。
One More Coffeeで2杯目が100円に!
「One More Coffee」は、購入時のレシートを当日の営業終了までに持参すると、コーヒーが安く飲めるサービスです。290円(税抜)から410円(税抜)のドリップコーヒーが2杯目は150円(税抜)に、340円(税抜)から460円(税抜)のカフェミストが200円(税抜)になります。サイズは1杯目と同じで、ホットまたはアイスから選べます。
My Starbucksに登録したスターバックスカードで支払うと、ドリップコーヒーは100円(税抜)に、カフェミストは150円(税抜)となり、50円分お得です。
スターバックスカードには魅力がいっぱい!
上に挙げた以外にも、スターバックスカードには「持ちたくなる魅力」があります。
「カード」と呼びながら、カード型ではないカードもあります。コーヒーカップ型やきっぷよりも少し大きいミニカード型、キーホルダータイプ、スマホケース型など。デザインが豊富で期間限定のデザインも人気です。過去のカードはコレクターアイテムとなるほど。手書きでオリジナルデザインも作れるので、プレゼントにもピッタリです。
残高の確認や貯まったStarの数を確認できるモバイルアプリ「モバイルスターバックスカード」もあります。モバイルスターバックスカードは出先でスターバックス店舗を探すこともできて便利です。
※iPhone6用モバイルケースタイプのカードも販売していましたが、残念ながらiPhone6以降の機種に対応したケース型スターバックスカードは出ていません。
スターバックスカードは、ほとんどのクレジットカードでチャージが可能
スターバックスカードにチャージできるカードの国際ブランドは下記になります。ほとんどのカードでチャージが可能です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- AMEX
- Diners
「My Starbucks」に登録してログインすれば、お店に行かなくてもスターバックスカードにクレジットカードからチャージしたり、オートチャージの設定ができます。
手動でチャージする場合、1,000円から30,000円まで1円単位でチャージ可能で、カード内金額の上限は30,000円です。
オートチャージは、カード残高は1,000円、3,000円、5,000円、入金額は2,000円、3,000円、5,000円、10,000円から選択可能です。次回支払い時よりオートチャージが有効になります。
「セゾンローズゴールド・アメックス」は、毎月スターバックス500円相当チケットが届く
「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、月額会費980円(税込)のサブスク型カードです。毎月スターバックスの「Starbucks eGift」500円相当のチケットがもらえる特典があります。チケットを利用すれば、実質半額の会費分でアメックスが持てます。
※申込みは期間限定。今回は2023年6月30日まで受け付け中です。
JCBオリジナルシリーズでチャージすると「5%ポイント還元」
「JCBオリジナルシリーズ」のクレジットカードでスターバックスカードにチャージすると、Oki Dokiポイントが10倍貯まります。(ポイント還元率5%)
下記のようなJCBが発行するプロパーカード(自社発行カード)がポイントアップの対象です。
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
- JCB一般ゴールド
- JCBゴールド
- JCBプラチナ
JCBオリジナルシリーズのベーシックカード「JCB一般カード」チャージで5%還元
JCBオリジナルシリーズの魅力は、スターバックスカードのチャージで還元率がアップするだけはありません。セブン-イレブンやAmazonでの利用でポイント3倍(還元率1.5%)、ガソリンスタンドのエッソ・モービル・ゼネラルでの利用ではポイントが2倍(還元率1%)になります。
JCBカードは、保険やセキュリティ面でのサービスも充実しており、国内・海外旅行傷害保険とショッピングガード保険が自動付帯。さらに本人認証サービスとして、ワンタイムパスワード機能「J/Secure」を取り入れているのでなりすましによる不正利用も防止できます。
「JCB CARD W」スターバックスチャージでポイント還元率5.5%
JCBオリジナルシリーズの中でも、39歳以下の方におすすめなのが「JCB CARD W」です。JCB CARD Wは、40歳以上になっても使えますが、申込時の条件が39歳以下となっています。基本ポイントが常に2倍=還元率1%で、年会費は永久無料のカードです。そのため、他のJCBカードよりポイントが貯まりやすく、コストがかかりません。
「JCB CARD W」でスターバックスカードにチャージをすると、ポイントが11倍(還元率5.5%)になります。Apple Payに登録したJCB CARD Wからのチャージも対象です。お店で直接カードで支払ってもポイントアップ対象になりませんのでご注意ください。
スターバックス以外では、セブン-イレブンやAmazonでの利用で2%ポイント還元、ガソリンスタンドENEOSの利用で1.5%ポイント還元など、ポイントが貯まりやすいカードです。
女性向けの保険に加入できる「JCB CARD W plus L」ポイント5.5%還元
39歳以下の女性には「JCB CARD W plus L」がおすすめです。「JCB CARD W」と基本的な機能や特典は同じですが、独自のサービスとして優待や豪華プレゼントが当たる「LINDAリーグ」、選べる女性向け保険「お守リンダ」がつきます。
カード会員限定で加入できる団体保険「お守リンダ」は、女性特定がんは月30円から。天災限定傷害は月60円、犯罪被害補償なら月100円。障害入院補償は月390円からとそれぞれ内容を選択可能。手ごろな掛け金で補償を手厚くできます。
中でも犯罪被害補償は、お財布が厳しいひとり暮らしの女性や、仕事でどうしても帰宅時間が遅くなる女性にとってうれしい保険です。ひったくりによる損害や鍵の取り換え、ストーカー被害に遭った時に防犯器具購入代金を補償してもらえるなど、いざというときでも安心です。
「JCB LINDA」には付帯しない「JCB CARD W plus L」会員だけが入れる女性疾病保険もあります。18歳から69歳まで加入でき、保険料は月額290円~2,780円です。29歳以下の女性でこの保険への加入を希望するなら「JCB CARD W plus L」を選ぶとよいでしょう。保険の加入は希望者のみで必須ではありません。
女性向け保険とボーナスポイント最大3倍「JCB LINDA」
カードをよく利用し、ボーナスポイントでポイントをたくさん貯めたい方には「JCB LINDA」がオススメです。「JCB CARD W plus L」とほぼ同様のサービスを受けることができますが、JCB LINDAには最大ポイントが3倍になる「LINDAボーナス制度」があります。
基本ポイントは、1,000円につき1ポイント付与(還元率0.5%)ですが、1年以内にカード利用金額が50万円(税込)に達するとその翌月からポイントが2倍(還元率1%)、100万円(税込)に達すると3倍(還元率1.5%)になり、入会から1年ごとにリセットされます。
「JCB LINDA」も年会費は無料ですが、データ維持料が月額110円(税込)かかります。データ維持料は、携帯の電話料金をカード支払いにするか月1万円以上カードを利用すれば無料になります。
格安SIMや格安スマホでスマホ本体をセット購入すると、電話料金も機種代金として引き落とされることがあります。この場合データ維持料0円の対象外となりますのでご注意ください。
上位カードのインビテーション狙うなら「JCBゴールド」
「JCBゴールド」は、JCBカード特典に加えて「無料で使える空港ラウンジサービス」や、「宿泊・グルメなどの優待サービス」を受けられるのが特徴です。付帯する旅行傷害保険の補償額は最高1億円と、一般カードよりも手厚いサービスが受けられます。
一定の条件を満たせば、さらに上位のプラチナカード的存在である「JCBゴールド ザ・プレミア」や「THE・クラス」への招待が届きます。
店舗でパルコカードからのチャージ最大7.5%還元
パルコ内のスターバックスでスターバックスカードにチャージする時、パルコカード支払いにすれば、PARCOポイントが3~7%ポイント還元、永久不滅ポイント(還元率0.5%)も同時に貯まります。
パルコカードは、通常の買い物で永久不滅ポイント(基本還元率0.5%)が貯まりますが、パルコ内の利用でPARCOポイントが同時に貯まります。110円(税込)ごとに2ポイント、パルコのスマートフォンアプリ「POCKET PARCO」との連動で+1ポイント、合計3ポイント付きます(還元率3%)。
スターバックスカードへのチャージはオンラインでもできますが、上記の還元はパルコ内のスターバックスのレジでチャージした場合です。その点はお間違え無きよう。
パルコでの年間カード利用額が8万円以上で翌年度は5~7ポイント貯まり(アプリ連動分含む)、1ポイント=1円相当で全国のパルコとオンラインショップでの買い物に利用できます。
dカードからチャージで4%ポイント還元
dカードでスターバックス カードへのオートチャージ・オンライン入金でポイント還元率4%になります。カードの基本ポイント還元率は1%で、スターバックスチャージは特約店として+3%、合計4%のdポイントが貯まります。オンライン入金は1,000円から可能。
dカードで直接支払った場合やdカード プリペイドはdカード特約店の対象外となります。
ANAカードからチャージで100円につき1マイル貯まる
ANA VISA/マスターカード (一般)
ANAカードでスターバックス カードへのオンライン入金でカードのポイントとは別に100円につき1マイル貯まります。通常コースの場合、200円(税込)につき1マイル付与なので1,000円分購入した場合15マイルとなります。
ANA JCB 一般カード
ANAカードでスターバックス カードへのオンライン入金でカードのポイントとは別に100円につき1マイル貯まります。カード支払いで1,000円(税込)につきOki Dokiポイントが1ポイントたまり、1ポイント=5マイルで移行できます。1,000円分購入した場合15マイルとなります。
ANAアメリカン・エキスプレスカード
ANAカードでスターバックス カードへのオンライン入金でカードのポイントとは別に100円につき1マイル貯まります。カード支払いで100円(税込)につき1ポイントたまり、1ポイント=1マイルで移行できます。1,000円分購入した場合20マイルとなります。ただし、参加費年間6,600円(税込)の「ポイント移行コース」への加入が必須です。
エポスカードからチャージでポイント1%還元
エポスカードの基本還元率は200円で1ポイントの0.5%ですが、スターバックスカードへオンライン入金またはオートチャージでポイント2倍の還元率1%(200円につき2ポイント)になります。たとえば1,000円チャージで10ポイント貯まります。店舗レジでチャージしたり直接支払った場合は、対象外です。
貯まったエポスポイントをスターバックスカードに1ポイント1円でチャージすることも可能です。交換単位は500ポイントごとになります。
au PAYプリペイドでチャージ2%+クレジット還元
「au PAY プリペイドカード(au WALLET プリペイドカード)」は200円(税込)ごとに4ポイント付与(ポイント還元率2%)付与されます。au PAY カードからau PAY プリペイドカードにチャージすれば1%ポイント還元なので、合計3%つきます。
スターバックスカードにチャージできるポイントの種類
スターバックスカードにチャージできるポイントがあります。クレジットカードの利用でポイントを貯めて、チャージすることもできます。
dカード
ドコモの「dカード」で貯まる「dポイント」は3,000ポイントを3,000円分としてスターバックスカードにチャージできます。交換可能なポイントの上限数は、1か月あたり3,000ポイント(1口:スターバックス カード チャージ3,000円分)です。
エポスカード
500エポスポイントをスターバックスカード500円分としてチャージ可能です。
セゾンカード
セゾンカードで貯まる「永久不滅ポイント」は、100ポイントを450円分としてチャージできます。
スターバックスでSuicaなど交通系電子マネーが使える
ここまでスターバックスカードについて紹介してきましたが、2021年1月13日からSuicaをはじめとする交通系電子マネーが使えるようになりました。クレジットカードからスターバックスカードにチャージする方がお得ではありますが、ときどき利用する方にとっての利便性があがりました。
イオンモール内のスターバックスでは、系列の電子マネーである「WAON」が使える一方で、セブン&アイ・ホールディングスが運営するアリオでは、「nanaco」もほかの電子マネーも使えないので注意が必要です。
東京湾に浮かぶSA「海ほたる」にある店舗では、「E-NEXCO pass」や「WAON」が使えます。一方で路面店は電子マネーが使えない店舗がまだまだ多いです。
スターバックス公式サイトには、各店舗でどの電子マネーが使えるか記載されていません。利用したい店舗で利用したい電子マネーが使えるかを確認するには、ショッピングモールに入っている店舗ならモールの公式サイトで、路面店なら電話で聞くとよいでしょう。
「JCBオリジナルシリーズ」は、いつでもスターバックスカードチャージで5%ポイント還元
スターバックスでは現金以外でも支払ができますので、ポイントが貯まらない現金払いはもったいないです。
スターバックスカードへのチャージでもっともポイントが貯まるクレジットカードは、JCBオリジナルシリーズ。スターバックスカードへのチャージは10倍の5%ポイント還元率になります。スターバックスをよく利用するけれど、JCBオリジナルシリーズのクレジットカードを持っていない方は、入会を考えてみてはいかがでしょうか?
JCBカード オリジナルシリーズは新規入会キャンペーン実施中です。
2018年10月3日 作成
2022年11月30日更新
日本を代表するJCBカード
海外利用ポイント2倍。スターバックスでポイント10倍。39歳以下限定、年会費無料の JCB CARD W やシックなWEB限定デザインカードが人気。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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