ファミリーマートが提供する決済アプリ「ファミペイ(FamiPay アプリの名称 電子マネー、バーコード決済)」。

開始して2日目には100万、9日目には250万と順調に数を伸ばし、累計500万ダウンロードに達しました(2020年2月29日時点:502万ダウンロード)。ファミリーマートでは20年度内に1,000万ダウンロードを目標に会員獲得や機能拡充を進めています。

ファミペイならば、全国のファミリーマートでのお買い物で、バーコード決済が利用できます。

ファミペイの使い方

ファミペイの使い方は以下の通りです。

  1. スマートフォンにファミペイアプリをダウンロード App StoreGoogle Play
  2. 会員登録
  3. チャージ
  4. スマートフォン画面上に表示したバーコードを店舗レジで読み取ってもらう

以上で支払いが完了します。

ファミペイのここがすごい

バーコードを見せるだけ

ファミペイでの決済方法はシンプル。アプリを開くとすぐに表示されるバーコードをレジスタッフに提示するだけ。

バーコード提示方式ですので、QRコードを読み込んだり、自分で金額を入力したりする必要がありません。
 

スマホひとつでOK

ファミペイにチャージをしておけば、クレジットカードや財布を持ち歩かなくてもファミマで支払ができます。

さらにクレジットカードやポイントカードのポイントにあたるFamiPayボーナスが貯まります。

スマートフォンだけを持って近くを散歩している途中、ファミリーマートに立ち寄って買い物をしたいときなどに便利です。

クレジットカードやデビットカードはレジスタッフに手渡して決済する店がまだ多いですが、ファミペイはレジスタッフに手渡す必要がありません。自分の手からスマホを離さずに決済ができます。

ファミペイは、クレジットカードやデビットカードをできるだけ人前に出したり渡したりしたくない方や、サインや暗証番号の入力が面倒な方にもオススメの決済アプリです。

入会金・手数料無料

ファミペイは入会金も手数料も無料です。

15歳未満は親の同意が必要

15歳未満の方は、親権者の同意が必要です。

使う前に会員登録が必要

新規会員登録時に、携帯電話番号、パスワード、生年月日、性別、郵便番号の入力する必要があります。また本人確認のために、携帯電話番号を利用したSMS認証が行われます。SMSにて送信された4桁の認証コード、パスワードを入力して登録が完了します。

SMS受信拒否設定をしている場合、SMSが届きません。

ファミペイへのチャージ

ファミペイのチャージは

  1. ファミリーマート店舗レジでの現金チャージ
  2. クレジットカードからチャージ
  3. FamiPayギフトコードでチャージ
  4. 銀行口座からチャージ
  5. Apple Payからチャージ

の4種類です。

ファミリーマート店頭で現金をチャージ

  1. ホーム画面バーコード下にある「FamiPayを使う」ボタンをon
  2. 店頭レジで1,000円から30,000円まで1,000円単位でチャージ額を選び、チャージ

現金でチャージの上限額は10万円です。

クレジットカードからチャージ

クレジットカードからのチャージは、ファミマTカードとJCBブランドのカードが利用できます。

チャージしたいときにその都度チャージができます。オートチャージできるのはファミマTカードのみです。


チャージ200円につき1円分のFamiPayボーナスが、翌月中旬頃に加算されます。

同じファミマTカードでも、Visaデビット付きキャッシュカードは利用できません。

クレジットカードを登録するには、不正利用の防止を兼ねて、事前にクレジットカードの本人認証サービスの登録が必要です。

ファミマTカードからのチャージも、1,000円から30,000円まで1,000円単位でチャージ額を選べます。ファミマTカードでのチャージ上限額は1日10万円まで、1ヶ月で100万円までです。

クレジットカードでのチャージは、ファミペイアプリのホーム画面バーコード右上のチャージから簡単にチャージできます。利用できるクレジットカードはファミマTカードに限定されますが、自宅でもどこでもチャージできますので、店頭レジでのチャージよりも便利です。

ファミマTカード

Apple Payからチャージ

事前にお持ちのiPhoneやApple WatchなどのApple製デバイスにクレジットカードの登録が必要です。対象のクレジットカードはファミマTカードを含むJCBブランドのカードが登録可能です。

アプリ上の「Apple Pay(設定する)」から登録が可能。QUICPay+またはJCBのタッチ決済加盟店で、Apple Payによる支払いが可能になります。

Apple Payに設定したJCBカードからファミペイへのチャージも可能になりました。ただし月間チャージ金額は2万円が上限です。

JCBのクレジットカードからのチャージも月間2万円が上限ですが、別々にカウントされるので、最大4万円までチャージできます。

銀行口座からのチャージ

登録した銀行口座からFamiPayチャージができるようになりました。

対応金融機関は、みずほ銀行、三井住友銀行(2020年3月10日から)、auじぶん銀行、三菱UFJ銀行(2020年5月26日から)です。

チャージ単位は、千円単位(3千円~9千円)、万円単位(1万円~3万円)。

「FamiPayを使う」ボタン

使うときだけonに

ファミペイで支払をするには、バーコード表示画面のバーコード右下にある「FamiPayを使う」ボタンをオンにしておく必要があります。このボタンをオフにしておくと、ファミペイへのチャージやファミペイでの支払ができなくなります。

使わないときはoffに

不正利用防止のためにも、ファミペイを利用しない時にはボタンをオフにしておくがオススメです。

ボタンをオンにする際には、自分で設定した4桁の暗証番号が必要です。

残高が3万円以上なら、ボタンがonでの暗証番号の入力が必要

またファミペイ残高が3万円を越えている場合には、ボタンをonにしていても暗証番号の入力が必要です。

暗証番号のリセットは電話で

暗証番号をリセットする場合には、ファミペイサポートセンターまでナビダイヤルにて電話連絡する必要があります。

FamiPayボーナス

ファミペイでは、 FamiPayを利用しての支払税込200円ごとに1円分のファミペイボーナスが付与されます。

またFamiポート・収納代行など(対象外あり)サービス商材の支払1件につき10円分のファミペイボーナスが付与されます。

ボーナスは、即時付与ではなく、翌々日までの付与です。貯まったファミペイボーナスは、1円分からFamiPay残高にチャージできます。

還元率はファミマTカード払いが高い

ファミリーマートで支払う場合

ファミマTカード払い→2%
200円につき4円分のVポイント=2%

ファミマTカードでチャージしたファミペイ払い→1.5%
チャージ0.5%+支払い0.5%+Tカード提示0.5%=1.5%

ファミマTカードをお持ちの方は、ファミマTカードでの支払いがオトクです。

ただしファミペイを利用するとボーナスポイントがもらえることがあったり、クーポンやポイントも同時に使えるなどのメリットもあります。

公共料金・各種料金の収納代行

ファミペイでの収納代行支払い1件につき、10ファミペイボーナスが貯まります。

公共料金・各種料金の収納代行は、ファミペイで支払えるものとできないものがあります。 支払いが可能かどうかは、ファミペイアプリに番号を入力して確認できます。

支払を目的としたチャージする前に、ファミペイで支払えるかどうか確認をオススメします。

ファミマTカードによる収納代行は0.5%です。2,000円未満の収納代行はファミペイで、2,000円以上はファミマTカードで払うのがオトクです。

ポイントが貯まる・選べる

使う・貯めるポイントが「Vポイント」にくわえ、2019年11月26日(火)から「楽天ポイント」と「dポイント」を含む3つの中から選べるようになりました。

ただし、1度の買い物で貯まるポイントは1種類のみで、複数ポイントの付与や利用はできません。

ポイントカードなどの提示でポイントが貯まりますが、ファミペイにカードを登録し、連携することもできます。

複数のポイントカードを登録でき、どのポイントカードを使うか事前に設定できます。

そのためレジでは「FamiPayで」と伝えて、アプリのバーコードを提示するだけです。

クーポン利用、ポイントカード提示、決済が1回のスキャンでできるので、ファミペイアプリは利便性が高いです。

ファミペイが使える機種と接続環境

ファミペイは、基本的にiOS10~12、Android5~9搭載機種で利用できます。

実際に店舗で決済するには、LTEやWi-Fiなどインターネットに接続できる環境が必要です。

ファミペイのクーポンやボーナス、回数券

ファミペイアプリには、ほかにもお得なクーポンや、ミニゲームやスタンプなどが用意されています。無料で商品と交換できるクーポンもありますし、ファミペイアプリをダウンロードして会員登録をしていれば、ファミペイにチャージしていなくても利用できるクーポンもあります。

またファミリーマートで特定商品を購入するごとにスタンプが貯まり、指定数に購入回数が達したところでプレゼントがもらえます。

クーポンがもらえたりスタンプが貯まったり、ファミリーマートをふだんからよく利用する方にとっては便利でオトクな決済アプリです。

また2019年秋から、FamiPay回数券と呼ばれるオトクなデジタルチケットも、ファミペイ内で購入できます。

電子レシート(利用歴)が確認できる

ホーム画面では電子レシートを確認できます。コンビニエンスストアでレシートをもらわない方も残高が確認できます。

家計簿のために必ずレシートをお財布の中にいれて取っている方、お財布がすぐにパンパンになるのが悩みの方にオススメです。レシートを取っておかなくても、いついくら使ったのかがわかります。

スマホをなくしたら?盗まれたら?

スマートフォンをなくした、盗まれた、あるいはその他の理由でファミペイの利用を停止したい場合には、ファミペイサポートセンター(ナビダイヤル)に連絡すれば利用停止の手続きができます。

ファミペイサポートセンターは、24時間年中無休で電話対応をしています。

スマホを紛失した時や、盗難あった時のことも考えて、「FamiPayを利用する」ボタンは常時onの状態にしておかないのがオススメです。ボタンがoffの状態であれば、ファミペイアプリでの支払に暗証番号が必要ですので、不正利用がしにくくなります。

ファミペイでできないこと

支払い方法の併用はできない

ファミペイでの支払を利用の際には、ほかのクレジットカードや電子マネーとの併用はできません。

一部のサービスには利用できない

一部の代行収納、電子マネーへのチャージやコピー、FAXなどには利用できません。

Famiポートを利用した、各種代金の支払やFamiパス、海外送金サービスや寄付、貸付金返済などにファミペイは利用できません。

ファミリーマート以外では使えない

ファミペイのPayPayや楽天ペイ、メルペイやLINEPayなどとの最大の違いは、ファミリーマートでしか使えないことです。

ファミペイはファミマのヘビーユーザーにとって便利でオトクなアプリ

ファミペイは、バーコード提示方式の決済アプリ。決済アプリ初心者でも利用しやすいアプリです。またファミリーマートをよく利用する方、ファミリーマートでクーポンを使いたい方にオススメの決済アプリです。

FamiPay(ファミペイ) – Google Play の Android アプリ
FamiPay(ファミペイ) – iTunes App Storeで配信中 iPhone、iPod touch、iPad 用アプリ

FamiPay(ファミペイ)

2019年8月22日 作成
2024年4月22日更新


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