定年退職後の第二の人生を楽しみたい方々におすすめしたいのが、充実したサービスを提供するクレジットカードを持つことです。
クレジットカードはオンラインショッピングでの必要不可欠なツールであるだけでなく、ステータス性の高いカードなら特典も豊富です。旅行や趣味に時間を費やすためには、特典の多いカードを選ぶことで趣味の時間がもっと豊かになるでしょう。
この記事では、人生をより楽しいものにしてくれるサービスがそろったシニア向けのクレジットカードを紹介します。
この記事によって分かること
定年退職後、クレジットカードは作りにくくなる?
よくインターネットで目にする疑問の中に、「定年退職後はクレジットカードが作りにくくなるの?」というものがあります。
クレジットカードを作るには、カード会社の「審査」を通らなければなりません。
審査条件はカードによって違いますが、18歳以上で電話連絡可能なら大体OKという割と軽い条件の一般カードに比べて、ゴールドやプラチナ、ダイナースやアメックスといったブランドのカードは一般カードに比べると条件も若干厳しめに設定されているため、審査から落とされてしまうケースもあります。
申込者のクレジットカードヒストリーを見るので、たとえば定年で仕事を辞めるまでに一度もクレジットカードを作ったことが無いという方は難しいかもしれません。
逆に仕事をしている時すでにカードを持っており、なおかつきちんとした実績を積んでいる方なら審査も通りやすくなるでしょう。
ですで、ステータス性が高く、なおかつサービスの充実したクレジットカードを老後に備えて持っておきたいというシニアの方は、仕事を辞める前にカードを作っておくことが望ましいです。
新幹線の切符が安い!大人の休日倶楽部ミドルカード
国内旅行好き、なおかつ新幹線の旅がお好きな方におすすめのクレジットカードが、「大人の休日倶楽部ミドルカード」です。
このミドルカードは、男性満50歳~64歳まで、女性満50歳~59歳までの方々だけが持てる特別なカードです。
このカードの最大のメリットは、新幹線を含むJR東日本&西日本の乗車きっぷを5%引きで購入できる点です。
5%引きの条件は片道・往復・連続で201キロ以上利用の場合ですが、たとえば東京←→盛岡間を往復とも新幹線(指定席)を利用すると片道13,640円、通常なら往復27,280円のところを、1,364円引きの25,916円で購入出来ます。
頻繁に旅行に出かける方にとって、交通費を節約できるカードは非常に有り難い存在です。
通常のクレジットカードで新幹線の切符を買ったとしても、還元率1%だと272円分ほどしか還元されないので、新幹線切符に関してはこの大人の休日ミドル倶楽部カードで購入したほうが断然お得でしょう。
ミドルカードの年会費は2,500円(カード年会費500円+大人の休日倶楽部ミドル年会費2,000円)で、最初の一年は年会費無料です!
さらに国内旅行傷害保険(利用付帯)最高1,000万円と、海外旅行傷害保険(自動付帯)最高500万円などの保険サービスも付いています。
65歳以上なら迷わず切符代30%オフのジパングカード
実は、大人の休日倶楽部カードには男性は満65歳以上、女性は満60歳以上の方限定の「ジパングカード」があります。
ジパングはミドルより割引率がアップし、JR東日本線・JR北海道線のきっぷが何回でも30%割引です!こちらも割引はJR東日本線・JR北海道線を片道・往復・連続で201キロ以上ご利用の場合です。
つまり、東京~盛岡間の新幹線往復チケット27,280円が、こちらだと8,184円引きの19,096円で購入できます。
年会費は4,170円で、夫婦会員が7,120円ですが、旅行先によっては、一回の新幹線往復切符購入で年会費以上の元がとれてしまう物凄いお得なカードです。
65歳以上なら、迷わずこちらのジパングカードを選びたいところですね。
またジパングならではの特典として、JR東日本・JR北海道以外の新幹線・JR線でも20~30%割引になるというサービスも用意されています。
東北だけではなく関西の方も対象になっているので、より旅行の幅が広がりますね。
こちらは三回目まで20%引きで、4回目から30%引きになります。利用は年間20回までです。
ミドル・ジパング共通!旅行商品がお得!
大人の休日倶楽部(ミドルもしくはジパング)カードには、「びゅう」の国内旅行商品がいつでも5%割引になる特典がついています。
発売箇所は、JR東日本の主な駅のびゅうプラザ、びゅう予約センターおよび大人の休日予約センターです。
カードを持っている本人だけではなく、同行者も全員5%割引になります。
また、大人の休日倶楽部会員限定の割引切符なども用意されています。
「大人の休日倶楽部会員パス」という名前で、JR東日本全線に加え、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道線(臨時バスを除く)、北越急行線、富士急行線、伊豆急行線の特急(新幹線を含む)・急行・普通列車(快速を含む)の普通車自由席が4日間乗り降り自由でぽっきり13,000円です。
利用期間は限られているのですが、4日間乗り放題でこの値段はかなりの破格なので、倶楽部会員のあいだでもこの会員パスは毎回完売必至の人気商品です。びゅうプラザやみどりの窓口で購入できます、
Suicaならタッチするだけで電車の改札を通れる!
大人の休日倶楽部カードは、ミドル&ジパングともにSuica付きのビューカードです。
Suicaがついていれば、改札にカードをタッチさせるだけで電車に乗れますし、混雑した券売機に並んでわざわざ切符を買うこともありません。
旅行時はなにかと荷物が多くなりますし、財布を出すのも億劫ですよね。
そういったときこのSuica機能は時間と手間を短縮してくれるとても優れた代物なので、活用しない手はありません。
また、切符を現金で購入するとなにも還元されませんが、このSuica付きのビューカードなら、オートチャージ機能がついているのでポイントが還元されます。
それもビューカードはチャージに対してJRE POINT(旧 ビューサンクスポイント)を通常の3倍付与するサービスがあるので、チャージもしくはきっぷや定期券の購入などで1,000円毎に6ポイント(15円相当)貯まります。
このポイントはSuicaに再チャージして利用することもできるので、とても経済的です。
また、Suicaはコンビニやブックオフ、レンタルショップのTSUTAYAなど、電子マネーに対応しているあらゆるお店で利用することができます。
一枚持っておくと生活がとても便利になりますので、レジでのスムーズな会計を望んでいる方におすすめです。
医療、介護サービス充実のダイナースクラブカード
ダイナースカードは、高齢者向けのサービスが非常に充実したカードです。
旅行、食事、ゴルフ、また介護施設など多方面のサポートを兼ね備えています。
とくにすごいのが、「医療関連」また「介護関連」のサービスです。
ダイナースクラブカードには、健康相談・医療機関情報サービスがついています。
これは、身体の不順や日頃気になっている健康状態の相談などを、24時間、年中無休で専門アドバイザーが電話で受け付けてくれるサービスで、夜間や休日診療が可能な医療機関の情報も案内してくれます。
たとえば1ヵ月に1~2回ほど胸が苦しくなった場合などに電話すれば、注意すること、また何科の病院に行けばいいかなど、的確なアドバイスを貰うことができます。
体調に不安を覚えている方や、病院に行こうかどうか迷っている方にとっては、気軽に相談できるこの電話相談サービスはとても重宝すると思います。
さらに同時に介護相談サービスもやっているので、在宅介護や施設介護のどちらのほうがよいのか解らないときに相談できますし、施設の紹介などもしてもらえます。
太平洋シルバーサービスの入会金不要!
ダイナースクラブカードを持っていると、「太平洋シルバーサービス」が入会金不要で利用することができます。
太平洋シルバーサービスとは、介護付有料老人ホームサービスのことで、東京都内7ヶ所で運営しています。
どのホームも細部までこだわった充実の設備の中で、たとえば家族が不在になった場合などに、高齢者のセカンドハウス的な存在で手厚くサポートしてくれます。
宿泊・食事・家事・介護サービスすべてがそろっているので、高齢の方も安心して滞在できます。
通常なら31,500円かかる入会金がダイナースクラブ会員は無料、しかも滞在費用5%割引という特典もついてきます。
食事や趣味の方面でも充実したサービスを提供
ダイナースクラブカードは対象レストランで食事代金が10%、または20%が自動でキャッシュバックされます。
店頭でのクーポンの提示もサービス利用の申し出も不要です。
登録料などももちろん発生しません。カードで支払うだけでOKです。
さらに同伴者一名無料の「エグゼクティブダイニング」もあり、これは加盟レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分の料金が無料になりるというサービスです。
コースは2つあり、「通常プラン」は 前述した通り会員を含む2名以上で所定のコースメニューを利用すると、1名様のコース料金が無料。
また「グループ特別プラン」では、会員を含む6名以上で所定のコースメニューを利用すると、2名分のコース料金が無料になります。
また加盟レストランなら優先的に良い席をとってくれたり、夜景が見える人気の席や、ゆっくりくつろげる席などに案内してくれるサービスもあります。
ご夫婦で外食をするときなどにかなり役立ってくれるカードです。
さらにダイナースはゴルフ関連のサービスにも力を入れています。
余った時間でゴルフの腕を磨きたい方は最大50%割引で対象スクールを平日50%優待、土曜・日曜・祝日は25%優待で利用することができます。
平日20時から50分レッスンを5,250円~8,400円、これは標準料金の50%OFFです。
ダイナースクラブ会員じゃない同伴者も、平日および土曜・日曜・祝日いずれも10%優待で利用することができます。
もちろんレンタルクラブ、ボール代もこの料金の中に含まれています。
引き落とし日は年金受給日以降のカードがベスト?
クレジットカードの引き落とし日はカードの発行元によって違います。
多くの人が、できれば給料日のあとに引き落として欲しいと考えるのではないでしょうか?給料日も仕事によってさまざまですが、25日に貰っている方が多いので、引き落とし日は毎月25日以降のほうがありがたいですよね。
しかし定年を迎えた60代以降の方となると話は変わってきます。
年金を受給される場合、クレジットカードの支払いはなるべく年金の受給日以降のほうが心にゆとりをもてると思います。
公的年金が支払われるのは年に6回、支払月は偶数月の2月、4月、6月、8月、10月、12月です。
この偶数月の15日に年金が支給されます(15日が土日もしくは祝日のとき、年金支給日はその直前の平日に変更されます)。
つまり、引き落とし日を15日直後かそれ以降に設定しているカードの方が安心して使えると思いますので、カードを計画的に利用したい方は、引き落とし日のことを頭の片隅に置きながらカードを選ぶとよいでしょう。
2016年3月4日 作成
2019年7月9日更新
信頼とステータスのブランド、ダイナースクラブカード
対象レストランで会員を含む2名様以上で所定のコース料理をご利用いただくと1名様分の料金が無料になるエグゼクティブ ダイニング / 空港ラウンジサービス / 国内海外旅行保険最高1億円
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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