国内で使えるプリペイドカードには、日本国内でのみ使えるタイプ、国内外の加盟店で使えるタイプ、ネット専用タイプの3タイプがあります。
日本国内でのみ利用可能なプリペイドカードには、JCBブランド系のプリペイドカード、「JCBプレモカード」、「おさいふPonta(JCB)」があります。
VISAおよびMasterCardブランドのプリペイドカードの場合、基本的に国内外の加盟店でご利用いただくことができるようになっています。
ネット専用タイプの場合も、基本的に国内外のインターネットサイトでのショッピングにご利用いただくことができます。
「e-さいふ(VISA)」にように国内外のインターネットサイトとともにオンラインゲームでのご利用も可能なネット専用プリペイドカードもあります。
ネット専用タイプの場合、プラスチックカードのない、カードレスのバーチャルカードも多くなります。
カードレスのネット専用プリペイドカードの場合、「ドコモ口座Visaプリペイド」のように使い捨ての1回限りの番号を発行するタイプもありますし、「楽天バーチャルプリペイドカード(MasterCard)」や「e-さいふ」、「V-プリカ(VISA)」のようにカード券面の名前をニックネームで登録可能になっているものもあります。
あくまでプリペイドカードになっていますので、クレジットカードやデビットカードとは異なり、実店舗、ネットショップにかかわらず一部ご利用いただくことができない店舗もありますが、プリペイドカードならではの前払い式の支払い方法で使いすぎを防いでいただいたり、クレジットカード等を持てない年齢のご家族用にご用意いただいたりすることができます。
プリペイドカードへの入金方法は、プリペイドカードを発行している店舗店頭での現金での購入や入金、クレジットカードでの購入や入金、コンビニエンスストアでの購入や入金、銀行振込、口座振替、インターネットバンキング、携帯電話料金との合算、ポイントとの交換等が挙げられます。
口座振替が可能なプリペイドカードには、「ソフトバンクカード(VISA)」があります。
「ソフトバンクカード」は、ジャパンネット銀行の口座振替が可能になっています。
携帯電話料金と合算できるプリペイドカードには、auの「au PAY プリペイドカード(MasterCard)」、ソフトバンクの「ソフトバンクカード」、docomoの「ドコモ口座Visaプリペイド」があります。
「ドコモ口座Visaプリペイド」の場合、カードに事前に入金をしていない場合でも上限20000円までであれば携帯電話料金との合算で後払いができるようになっています。
docomoの場合、毎月1回まで手数料無料でご利用いただくことができます。
ポイントとの交換で入金できるプリペイドカードには、WALLET ポイントもしくはauポイントから交換ができる「au PAY プリペイドカード(WALLETポイント1ポイント1円、auポイント1.2ポイントで1円)」、エポスポイントの交換ができる「エポスVisaプリペイドカード(1エポスポイント1円)」、オリコポイントの交換ができる「オリコプリペイドカード(MasterCard・500オリコポイント500円)」、Tポイントの交換ができる「ソフトバンクカード(100Tポイント85円)」、テイツーポイントの交換ができるVisaプリペイド機能付「テイツーカード(TAY-TWO CARD・1ポイント1円)」があります。
ポイントからの交換レートはプリペイドカードにより異なります。
ポイントによっては、プリペイドカードにチャージせずにそのままポイントとして利用された方がお得になる場合もありますので、お気を付けいただきたいと思います。
銀行振込をご利用いただくことができるプリペイドカードでは、銀行窓口やATMからご入金をしていただくことができますが、「ドコモ口座Visaプリペイド」のようにPay-easy(ペイジー)対応の金融機関である必要があるものもあります。
また、ご利用いただく金融機関によって振込手数料がかかる場合もありますので、プリペイドカードの指定口座に合わせて金融機関をお選びいただくことをおすすめいたします。
クレジットカードでのご入金の場合、提携のクレジットカードのみご利用いただくことができるカードが多くなっています。
例えば、「楽天バーチャルプリペイドカード」は、楽天カードからの入金のみ可能となっていますし、「エポスVISAプリペイドカード」はエポスカード限定、「JCBプレモカード」はJCBカード限定、「ココカラクラブカード(VISA)」はセゾンカード、UCカード限定、「オリコプリペイドカード」は、オリコ発行のMasterCard、VISA、JCB限定になっています。
「三井住友VISAプリペイドカード」、「e‐さいふ」のように提携のクレジットカードからの入金のみ手数料が無料になるカードもあります。
コンビニエンスストアでは、「バニラVISAオンライン」カードのように既にパックされている金額限定、1回使い切りタイプものも販売されていますし、コンビニエンスストアに置かれている端末を利用して決められた金額からチャージ金額を選んで入金するカードレスタイプの「三井住友VISAプリペイドe」のようなカードもご購入いただくことができます。
「オリコプリペイドカード」のように事前にWEB上からご購入金額をご登録いただき、コンビニエンスストアの端末を利用してご登録いただいた金額をお支払いいただくタイプもあります。
提携店舗店頭での入金のほとんどは現金で、レジでの入金になります。
店舗店頭で入金をされることで、すぐにプリペイドカードをお使いいただくことができるものが多くなっていますので、ご旅行などで急にVISAやMasterCard、JCBブランドのカードが必要になった際でもプリペイドカードであればすぐにご用意いただくことが可能です。
プリペイドカードによって、1円単位で入金していただくことができるものもあれば、1000円単位で入金していただくものもあります。
たとえば「おさいふPonta」であれば、ローソン店頭で1000円以上、1円単位で30000円まで入金していただくことができますし、「ココカラクラブカード」は1000円単位で50000円まで入金していただくことができます。
インターネットバンキングから入金していただくことができるプリペイドカードもありますので、残高が足りなくなってしまった場合でも自宅や外出先で入金をしていただくことができます。
インターネットバンキングをご利用いただくことができるプリペイドカードには、「JCBプレモカード」、「ココカラクラブカード」、「オリコプリペイドカード」、「三井住友VISAプリペイド」、「三井住友VISAプリペイドe」、「V-プリカ」、「ドコモ口座VISAプリペイド」があります。
プリペイドカードを普段使いにしたいけれど、入金のためにどこかに出かけるのは面倒という方にはインターネットバンキングをご利用いただくことができるプリペイドカードがおすすめです。
プリペイドカードの購入、入金の際には、手数料が必要となる場合もあります。
「JCBプレモカード」では、初回ご購入時にチャージ金額に300円が加算されますし、「三井住友VISAプリペイド」は、発行手数料220円(発行時にVJ協会、オムニカード協会加盟各社発行のVISAおよびMasterCardご利用の際は無料)とカード発送手数料440円が加算されます。
「おさいふPonta」や「e-さいふ」はクレジットカードでの入金時にお使いいただくクレジットカードによって手数料の有無が異なります。
ほかにも「オリコプリペイドカード」、「e-さいふ」、「V-プリカ」、「ドコモ口座Visaプリペイド」で入金時に手数料が必要となる場合があります。
また、「e-さいふ(1年間利用がない場合)」、「V-プリカ(3か月利用がない場合)」では、口座管理手数料(休眠カード維持費)が必要となりますので、もしもの場合に備えてプリペイドカードを作っておきたいという方にはあまり向かないプリペイドカードになります。
プリペイドカードもクレジットカードのように有効期限があります。
有効期限はカードによって異なりますが、6か月間利用なしの場合、有効期限内であっても失効するおそれのある「テイツーカード」のようなカードもあります。
お選びになるプリペイドカードによって手数料やご利用いただくことができる入金方法が異なります。
ご自分のライフスタイルやプリペイドカードをお作りになる目的、利用方法に合わせてご自分にあったカードをお選びいただきたいと思います。
国内外で使えるプリペイドカード比較表 (PDF)
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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