2020年5月1日10:00から「LINEポイントクラブ」が始まりました。それに伴い、「マイカラー制度」は終了しています。

同時に新しく追加されたLINE Pay利用特典「チャージ&ペイ」は、Visa LINE PayクレジットカードをLINE payの支払い用カードとして登録し、事前に残高チャージすることなくLINE Payが使えるサービスです。

「Visa LINE Payクレジットカード」以外のカードは「チャージ&ペイ」に登録できません。

LINEポイントは、全国のLINE Pay加盟店での支払いに使えます。

また、スマホでのコード支払い、一部を除くオンライン支払い、請求書支払いなどでもLINEポイントが使えます。

その他、対象のLINEサービス、ラインスタンプ・着せ替えなど幅広くポイント支払いができます。

LINEポイントクラブはランクアップで還元率と特典クーポンが増える

ランクアップの条件はポイント獲得数で決まる

LINEポイントクラブは、毎月のLINEポイント獲得数に応じてランクアップする仕組みです。

過去6ヶ月間の合計ポイント獲得数でランクが決まり、毎月1日10:00に更新されます。

ポイント獲得方法は問われないため、LINEポイントが貯まる全てのサービスが対象となります。

ランクアップ条件(半年で獲得する必要があるLINEポイント数)

  • レギュラー 0P
  • シルバー 100P
  • ゴールド 500P
  • プラチナ 5000P

例えば、ひと月で5000ポイント獲得しても半年間プラチナになります。

ランクアップ特典(毎月ランク更新、1か月間 有効)

  • レギュラー:特典クーポン×1枚、チャージ&ペイ還元率 1%
  • シルバー:特典クーポン×3枚、チャージ&ペイ還元率 1.5%
  • ゴールド:特典クーポン×6枚、チャージ&ペイ還元率 2%
  • プラチナ:特典クーポン×10枚、チャージ&ペイ還元率 3%

※特典内容は順次拡大予定

ランクに応じて「特典クーポン」と「チャージ&ペイ還元率アップ」があります。

チャージ&ペイは「Visa LINE Payクレジットカード」がないと使えませんが、各ランクに特典クーポンが付きますので、カードを持っていなくてもLINEポイント獲得数に応じて特典クーポンの利用はできます。

特典クーポンは、特定のリアル店舗・オンラインショップで割引が受けられ、「スマホ決済LINE Pay(残高・チャージ&ペイのコード支払い・オンライン支払)」利用時に使えます。

「Visa LINE Payクレジットカード」やプリペイドカードの「LINE Pay カード」での支払いには使えません。

ランクを上げるのに必要な決済金額は

「Visa LINE Payクレジットカード」や「LINE Payのチャージ&ペイ」利用でLINEポイントが付くので(一部対象外あり)、着実にランクを上げることが可能です。

2021年4月30日までの期間限定で、Visa LINE Payクレジットカード利用で3%ポイント付与となっています。

例えば、3%還元中にカード利用だけでプラチナランク達成するためには、半年で5000ポイント獲得する必要があるので、17万円程度(ひと月3万円程度)利用すればいい計算になります。

Visa LINE Payクレジットカードの基本還元率が1%に戻った後は、半年で50万円(ひと月約84,000円)利用すればプラチナランクになります。

プラチナランクになれば「チャージ&ペイ」で3%ポイント還元になりますし、レギュラーでも1%還元なので積極的に利用すればポイントは貯まりやすくなります。

公共料金や税金の支払いでポイント還元

LINEポイントを獲得するのに「Visa LINE Payクレジットカード」や「LINE Payのチャージ&ペイ」をショッピングなどに利用するだけでなく、他の方法も組み合わせることで、より早くランクアップがすることができます。

公共料金や税金の支払いでもLINEポイントを貯めることができます。

LINE Pay 請求書支払いに対応している「電気料金」や「公共料金」などが支払えますが、お住まいの地域により支払い可能な公共料金は異なります。

支払先によっては、66~110円(税込)の手数料がかかる場合があり、LINE Payでの税金の請求書支払いは30万円までです。

「チャージ&ペイ」でポイント還元1~3%

「チャージ&ペイ」からの請求書支払いは、ポイント還元対象(ランクにより1~3%)です。

ポイント還元に上限はありませんので、カード利用上限額までポイントが付きます。

チャージ&ペイでは以下の支払いが可能です。

  • コード支払い(特典クーポン利用可)
  • 請求書支払い
  • オンライン支払(特典クーポン利用可)

LINE Pay残高からの支払いはポイント還元なし

「チャージ&ペイ」ではなく、LINE Payの「残高」で支払う場合は、ポイント還元がありません。

残高では以下の支払いが可能です。

  • コード支払い(特典クーポン利用可)
  • 請求書支払い
  • オンライン支払(特典クーポン利用可)
  • タッチ決済(Google Pay)

LINE Payの「チャージ&ペイ」「残高」で請求書支払いできるのは、東京電力、九州電力などがあります。

LINE Payの請求書支払いが使えるお店は下記のリンクにて確認できます。

 

Visa LINE Payクレジットカードからの支払い

税金、保険において、1回あたりの支払につき5万円まではポイント獲得できます。
国民年金保険料は、ポイント付与対象外です。

LINEのサービスでポイント貯める

LINEサービス

カードやチャージ&ペイの利用で、着実に毎月ポイントを獲得することができますが、それ以外にもLINEショッピングやLINEデリマなどLINEサービスの利用、お得なポイントキャンペーン参加、LINEモバイルの利用などポイントの獲得方法はあります。

LINEポイント貯まる LINEポイント使える クレジット決済 LINE Pay決済
LINE Pay カード ×
LINEトラベル × ×
LINEデリマ
基本的に使えるが店舗により異なる

基本的に使えるが店舗により異なる
LINEスタンプ ×
LINEコイン購入時
×
LINE STORE ×
LINEギフト ×
LINEショッピング × 店舗により異なる 店舗により異なる

LINEポイントが貯まらないサービスでも、「Visa LINE Payクレジットカード」またはLINE Pay(チャージ&ペイ)で支払いが可能であればLINEポイントが貯まります。

LINEアプリ内からLINEスタンプを買う場合は、LINEコインの購入が必要でLINE Pay支払いはできません。

LINE STOREからであれば、LINE PayでLINEスタンプを購入することができます。

他社ポイントからの移行はランクアップの裏技

ランクアップのためのポイント獲得方法は問わないので、他社ポイントからLINEポイントに移行してもランクがあがるということになります。

LINEポイントに移行できるポイントサービスは、以下のようなものがあります。
各サービスによって交換手数料や交換レートが違いますのでご注意ください。

各ポイントからの交換レート 交換手数料 ポイント交換単位
Gポイント 100G→100P 5% 100Gから
Pex 110P→10P 無料 110Pから
モッピー 1P→1P 30P~ 330Pから
ポイントタウン 2200P→100P 10% 2200Pから

LINEポイントから各ポイントへの移行はできません。

LINEポイントを貯めるときの注意点

LINEポイントを貯めるときに、いくつか注意しなければならないことがあります。

「チャージ&ペイ」と「Visa LINE Payクレジットカード」2重でポイント獲得不可

ただし「チャージ&ペイ」を利用した場合、「Visa LINE Payクレジットカード」のポイント還元はありません。

また、還元率がランクアップする特典は、LINE Payのチャージ&ペイのみなので、Visa LINE Payクレジットカードのポイント還元率は変わりません。

LINE Payのチャージ&ペイ オンライン支払できないLINEサービス

下記のサービスは、スマホ決済LINE Payの「チャージ&ペイ」でオンライン支払いができません。

  • LINE証券
  • LINE Pocket Money
  • BITMAP
  • スマート投資(ワンコイン投資)

Visa LINE Payクレジットカード ポイント対象外

カードでの支払いはできても、ポイントが貯まらない場合があるので確認しておきましょう。

  • 電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ (WAON,Edy,Suica,PASMO,Kyash等)
  • 金融商品の購入(投資信託、証券等)
  • 税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
  • 国民年金保険料
  • 寄付
  • 年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
  • 手数料(リボ払い・分割払い手数料等)
  • スマート投資(ワンコイン投資)
  • その他指定するポイント対象外の商品/サービス

Kyashと組み合わせた2重取り不可

KyashとLINEポイントの2重取りはできません。

Kyashに登録した場合は、Visa LINE Payクレジットカードのポイントはつかず、Kyashのポイント付与のみとなります。

Visa LINE Payクレジットカードを直接使えば基本ポイント1%(期間限定3%)還元されますが、Kyashを通した場合、LINEポイントは0%、Kyashはカードの種類により0.5または1%の還元率となります。

貯めたLINEポイントを使う時の注意点

航空系マイルへの移行は不可

JAL、ANAともにLINEポイントからマイルに移行できません。

LINE Payの割り勘に利用できない

LINEポイントは、コード支払い・一部を除くオンライン支払い・請求書支払い等のみで利用可能となっているため、直接割り勘に使うことはできません。

割り勘(送金)は、残高からのみ利用できるので、LINE Payの「チャージ&ペイ」は使えずポイントも貯まりません。

プリペイド「LINE Payカード」を活用する

ラインペイカード

LINE Pay カードは、年齢制限や審査がないプリペイドカードで、LINEアカウントがあれば誰でも作ることができます。(18歳以下の方は保護者の同意が必要)

LINE Pay カードの発行手数料や年会費は無料です。

LINEポイントで支払う

プリペイドタイプの「LINE Pay カード(JCB)」は、貯めたLINEポイントで支払いができる点がメリットです。

Visa LINE Payクレジットカードを持っている方でも、プリペイドカードのLINE Pay カードがあれば現金代わりにLINEポイントが使えて便利です。

LINEアプリからLINE Pay カードを開くと、LINEポイントを優先的に使うかどうか設定することができます(最初の設定はポイントを使わないになっています)。

Visa LINE Payクレジットカードは、支払い時にLINEポイントを使うことができませんが、LINE Pay カードがあれば国内外JCB加盟店約3,000万店で利用することができます。

QUICPay(クイックペイ)で支払う

プリペイドタイプの「LINE Pay カード(JCB)」は、QUICPay(クイックペイ)で支払いできます。

つまり、貯まったLINEポイントは、LINE Pay カードを通して、QUICPay(クイックペイ)が使えるお店で使えるということです。

LINEポイントを優先して使うには、LINEアプリのLINE Payから設定が必要です。

AndroidスマートフォンのGoogle Payアプリから、LINE Pay カードを登録すれば使えるようになります。

※Google PayはAndroid5.0以降かつFeliCa搭載端末おサイフケータイ アプリ6.1.5以上で利用可能

iPhoneの場合、LINE Pay カードを直接QUICPay(クイックペイ)に設定して使うことができません。

LINEポイントクラブを活用するには、「Visa LINE Payクレジットカード」とプリペイドカードの「LINE Pay カード」が必須と言えます。

ただこれらのカードがなくても、LINEポイント獲得数に応じて、お得なクーポンが配布されますのでチェックしてみてください。

2020年1月1日 作成
2021年3月31日更新


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

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