LINEが提供する決済アプリ「LINE Pay(ラインペイ)」。無料通話や無料メールアプリLINEのお友達同士であれば簡単に送金、送金の依頼、割り勘ができる決済アプリになります。

LINE Pay カードを作らなくても、スマートフォンアプリのインストール・設定だけで利用することができます。

LINE Payの使い方

LINE Payは、スマートフォンにLINEアプリをダウンロードし、チャージをしてご利用いただく決済アプリです。

LINE Payアプリをスマートフォンにダウンロードしておくだけで、クレジットカードやお財布がなくても提携ショップでのお支払いやお友達との割り勘をすることができます。

また、一部電力会社等では、公共料金のお支払いにもLINE Payをご利用いただくことができます。

LINE Payをお店で利用するには?

  • コード支払い(スマホでバーコード・QRコード提示)
  • コードリーダー(スマホでお店のQRコードを読み取る)

LINE Payを使った店舗での支払いは、スマートフォン画面上に表示したバーコード(バーコードとQRコードが提示されます)を店舗側に読み取ってもらう「コード支払い」と、スマートフォンでお店のQRコードを読み取る「コードリーダー」の2タイプがあります。

コンビニなどは「コード支払い」なので、レジで読み取ってもらうだけで決済が可能です。

LINE Payのチャージ・支払い方法

LINE Payのチャージは、下記の方法でご利用いただくことができます。

  1. 登録した銀行口座からチャージ
  2. 銀行口座からオートチャージ
  3. セブン銀行ATMでチャージ
  4. 店頭レジチャージ
  5. コンビニチャージ(ファミリーマート Famiポート)

1.銀行口座からチャージ

銀行口座からのチャージで、ご利用いただくことができる銀行は、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、じぶん銀行など104行が用意されています。(2020年4月現在)

銀行口座の登録には、氏名、生年月日、口座番号、ご利用時のワンタイムパスワード等の登録が必要になります。

また、銀行口座登録時には、場合によって、運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カードなどの本人確認書類のアップロードが必要となることがあります。

一度ご登録いただいて本人確認が済んでいれば、次回からはオンライン上でチャージをすることができます。

LINE Payでの銀行口座の登録方法は下記公式ページでご確認ください。
【LINE Pay】銀行口座登録のカンタン3STEPをご紹介!LINE Payの各種サービスをより楽にご利用いただけます♪

2.銀行口座からオートチャージ

チャージ用に登録した銀行口座から、オートチャージ設定ができます。

LINE Payチャージ画面からオートチャージを選び、オートチャージ設定金額を1000円単位で指定できます。

例えば、残高が3000円を下回る場合、オートチャージ金額5000円といったように条件を指定できます。

銀行口座等の登録に抵抗がある方には、QRコードもしくはバーコードを利用したチャージまたは、ファミリーマートでのチャージをおすすめいたします。

店頭レジでのチャージは手間はかかりますが、銀行口座の登録は不要なので、気軽にご利用いただくことができます。(口座を登録しない場合、送金機能は使えません)

3.セブン銀行ATMでチャージ

セブン-イレブン店舗などに設置されているセブン銀行ATMから、スマホまたはLINE Pay カードでチャージできます。

セブン銀行の口座を開設していなくてもLINE Payユーザーなら24時間利用可能。

チャージ手数料は無料です。

詳しいチャージ方法はLINE Pay公式ブログでご確認ください。

4.店頭レジでチャージ

店頭レジでは、LINE Pay カード、またはQRコードおよびバーコードを利用したチャージが可能です。

LINE Pay カードをお持ちであれば、ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、AINS&TULPEの店頭レジでLINE Pay カードにチャージをされることでもLINE Payにチャージ残高が反映されます。

ローソンでは1回につき1000円以上から、AINS&TULPEでは1円以上49000円以下まで1円単位で現金でのチャージが可能です。

QRコードおよびバーコードを利用した店頭でのチャージは、AINS&TURPE、Lips&Hips、アインズの店頭で一回につき1円以上49000円以下の範囲で現金でのチャージが可能です。

表示されたコードをレジで提示してお支払いいただくことでチャージが完了します。

5.コンビニチャージ

コンビニエンスストア店頭でのチャージは、ファミリーマート(Famiポート)でご利用いただくことができ、1000円から1000円単位、現金でのチャージとなります。

事前にLINE Payで、コンビニエンスストアでのチャージ、金額をお選びいただき、受付番号と予約番号を発行します。

店舗では、Famiポートを利用して、受付番号と予約番号を入力、出てきたレシートをレジで提示してのお支払いになります。

ファミリーマート(Famiポート)以外のコンビニチャージは終了しています。

クレジットカードからのチャージは不可

クレジットカードもしくはデビットカードをLINE Payに登録して、支払いに利用できますが、スマートフォン端末での決済のみ、パソコンからの決済には利用できません。

また、クレジットカードでスマホ決済のLINE Pay残高にチャージすることはできませんが、Visa LINE Payクレジットカードで「チャージ&ペイ」が可能です。

「チャージ&ペイ」は、LINE Pay残高にチャージするのではなく、LINE Payに登録したVisa LINE Payクレジットカードから支払いをする方法です。LINEポイントは一律率0.5%付きます。

LINE Payのチャージ方法について、詳しくはLINE公式ブログでご確認ください。

LINE Payをネット通販で利用するには?

オンラインショッピングでのオンライン決済の場合、クレジットカード払いやコンビニエンスストア払いなどがありますが、LINE Payに対応しているショップもあります。

お支払い画面にて、LINE Pay払いを選び、暗証番号を入力していただくだけで支払いが完了します。

スマートフォンを使ってネットで買い物をする際、Line Pay決済にすれば、クレジットカードを取り出してカード番号を入力をする必要がなく非常にスムーズです。

お昼休みや、出先でのオンラインショッピングなど、人前でクレジットカードを出すことに抵抗があるときにもおすすめの決済方法です。

より安全にショッピングをお楽しみいただくことができるようになっています。

スマートフォンではなく、パソコンを利用したオンラインショッピングでLINE Pay払いをしたい場合、LINE Pay払いをお選びいただいた後、LINEにログインしていただいてから暗証番号を入力する必要があります。

共通のパソコンをご利用の場合などは、LINEのログイン状態にお気をつけください。

LINE Payが使えるオンラインショップ


オンラインショッピングでは、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)、出前館、honto、Joshin webショップ、ラクマ、LINE TICKET、LINEデリマ、LINE GIFTなどでご利用いただくことができます。

LINE Pay「LINEポイントクラブ」還元率は一律化

LINE Pay2021年5月1日からの変更点

スマホ利用時の「チャージ&ペイ」は、「マイランク」に応じて1~3%でしたが、2021年5月1日から一律0.5%になります。Visa LINE Payクレジットカード以外のカードはチャージ&ペイに登録できません。

カードショッピング利用時のVisa LINE Payクレジットカードの還元率は、3%だったのが2021年5月1日から2%に変更になります。

スマホ利用時に使える「LINE Pay特典クーポン」は、「LINE ポイントクラブ」の「マイランク」に応じて毎月1枚~10枚発行されていましたが、2021年5月1日からは制限なしになります。

LINE Pay 特典および支払い方法のまとめ

銀行口座からのチャージや店頭やATMでの現金チャージはポイント還元対象外です。

つまり、Visa LINE Payクレジットカードを持たない限り、LINEポイントは貯めらないということです。

LINE Payのコード支払いができる店舗

LINE Payのコード支払いは、下記店舗にて可能です。

ラインペイが使えるお店 コンビニ

【コンビニ】

  • ファミリーマート
  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート

ラインペイが使えるお店 ドラッグストア

【ドラッグストア】

  • ウエルシア
  • サンドラッグ
  • ココカラファイン
  • アインズ
  • トモズ
  • ツルハドラッグ

ラインペイが使えるお店 家電量販店

【家電量販店】

  • ビックカメラ
  • コジマ
  • ソフマップ
  • ジョーシン
  • エディオン

ラインペイが使えるお店 飲食店

【飲食店】

  • カウボーイ家族
  • 白木屋
  • 松屋
  • ロイヤルホスト
  • 和民
  • 笑笑

ラインペイが使えるお店 その他

【その他】

  • メガネスーパー
  • メガネハウス
  • ライトオン

LINE Payが使えるお店は、公式サイトでもご確認いただけます。

LINE Payで送金・割り勘ができる

LINE Payでは、送金および割り勘をすることができます。

送金はLINE Moneyに登録済みの方であれば、どなたでも無料でご利用いただくことができます。

LINE Payの送金方法

送金は、LINEで送金したいお友達を選び、送金額を入力、メッセージやスタンプと一緒に送金ボタンを押して、スマートフォン上で簡単に完了します。

LINE Payに加入していないLINEのお友達にも送金が可能ですが、送金額の受け取りには送金後7日間以内にLINE Payに加入、受け取りをする必要があります。

期限を過ぎてしまった場合、送金額は送金元に戻りますので、お気をつけいただきたいと思います。

送金限度額は、1日に10万円までとなります。限度額は、送金額と受け取り額の合計となります。

LINE Payの送金依頼

LINE Moneyに登録をしていないLINE Cashアカウントの場合でも、LINE Moneyアカウントのお友達に送金依頼を送ることができます。

送金依頼を送ることで相手にLINE でメッセージが届きます。相手から送金があった場合に受け取ることは可能です。

LINE Payの割り勘機能

LINE Payでは、割り勘機能も用意されています。

LINE利用者の方同士で割り勘した金額を、LINE Pay残高や現金で支払うように依頼・送金・集金管理などができる便利な機能です。

送金限度額は1日に10万円までとなります。LINE Pay残高の送金は、LINE Moneyアカウントの方のみ可能です。

LINE Moneyアカウントの方が割り勘グループを作成、LINE Payで提示された割り勘コードを参加者に読み取ってもらい、全員参加後に店舗にお支払い(コード支払い、LINE Pay カード、Android携帯のみQUIC Pay+)、割り勘参加者の支払い額を決定、現金で支払う人がいる場合はグループ作成者が支払い済みをタップして、全員の支払いが済むのを待ちます。

割り勘金額が割りきれない場合、切り上げで自動調整がされ、グループ作成者が切り上げ分を受け取ります。

LINE Payアカウントは2種類

LINE Payアカウントには、本人確認済みのLINE Moneyアカウントと本人確認(銀行口座登録)をしていないLINE Cashアカウントの2種類があります。

本人確認をすることで、残高・決済上限が大幅に上がり、LINE Payの使える機能も増えます。

LINE Payでの本人確認は、「アカウントに銀行口座を登録」です。

運転免許証など身分証のアップロードは必要ありません。

本人確認の方法などはLINE公式ブログでご確認ください。

【LINE Pay】本人確認すると、送金&現金出金が可能に!LINE Payをカンタン、便利に使うコツをご紹介♪

まずはLINE MoneyとLINE Cashの違いを理解しましょう。

LINE Moneyでできること

本人確認済みのLINE Moneyアカウントでは、下記のことができます。

ローソンレジ、セブン銀行ATM、コンビニ、銀行口座連携でのチャージができます。

  • 友達に送金(LINE Payボーナス、LINE Pay残高)
  • チャージ残高を銀行口座に出金(手数料220円(税込))
  • オンラインショップでの決済
  • チャージ残高からの決済
  • 送金依頼・受け取り
  • 割り勘

残高上限は、100万円までです。

LINE Cashでできること

LINE Cashアカウントでは、下記のことができます。

  • 友達に送金(LINE Payボーナスのみ)
  • オンラインショップでの決済
  • チャージ残高からの決済
  • 送金依頼・受け取り
  • 割り勘依頼

本人確認をしていないアカウントはLINE Cashとなり、できることが制限されます。
友達にLINE Pay残高を送金したり、出金することはできません。

友達にLINE Payボーナスを送ることはできます。

LINE Cashアカウントの方は、ローソンレジ、セブン銀行ATM、コンビニからLINE Payにチャージできますが、銀行口座を登録していないため口座連携でのチャージはできません。

LINE Moneyアカウントの方と同様に、オンラインショップでのクレジットカードまたはデビットカード決済、コンビニエンスストアなどのチャージ残高からの決済、送金依頼・受け取り、割り勘依頼はできます。

残高上限は、10万円までとなります。

LINE MoneyとLINE Cashの比較

LINE Payの機能をフルに使いたいのであれば、銀行口座を登録してLINE Moneyにしたほうが使い勝手は良いです。

本人確認をすることで、スマホを使って即時、銀行口座からLINE Payにチャージできます。

LINE Money LINE Cash
本人確認 確認済 未確認
送金 LINE Payボーナス、LINE Pay残高 LINE Payボーナスのみ
送金の受け取り
残高決済
銀行口座への出金 ×
残高上限 100万円 10万円
決済上限 1回 100万円 1回/1か月 10万円

LINE Payの送金は、利用手数料無料でご利用いただくことができます。

ただし、銀行口座への出金には、1件につき220円(税込)の引き出し手数料が必要となるので、お気をつけください。

LINE Payでできること

LINE Pay外貨両替

LINE Pay外貨両替と呼ばれる外貨両替の予約・支払いにLINE Pay残高をご利用いただくことができます。

予約した外貨は、所定の空港両替所、自宅、会社、または成田空港第1および第2ターミナル、関西国際空港の郵便局へ宅配から希望する方法で、お受け取りいただくこともできます。

LINE Payで送金

数あるスマートフォンの決済アプリの中でも、LINE Payは利用者数の多いLINEが提供している決済アプリになりますので、お友達との間で無料で送金ができるのはとても大きなメリットと言えます。

送金をするには銀行口座登録が必要になりますが、お金を受けとるだけであれば銀行口座登録は必要ありませんし、割り勘機能も現金でお支払いをする人は銀行口座登録が必要ありませんので、いつもやり取りにLINEを利用しているグループの集まりでは利用しやすい決済アプリになります。

LINE Pay請求書支払い

また、実店舗でのショッピングやオンラインショッピングでのお支払いだけではなく、一部電気料金やNP後払いなどの請求書のお支払いを自宅などで、バーコードを読み取り、支払うことができますので、忙しくてなかなか支払いに行く暇がない方や、ついつい忘れがちだと言う方にも非常におすすめです。


LINE Payで公共料金のお支払いも可能です。

LINE Pay請求書支払いは、電気料金や通信販売の請求書に記載されているバーコードを読み取ることでLINE Payでお支払いいただくことができる決済方法になります。

東京電力エナジーパートナーテプコ、九州電力、東北電力、また通信販売の請求書でよく見かけるNP後払いなどでもご利用いただくことができます。

これまでコンビニエンスストアや銀行などでしかお支払いいただくことができなかった請求書の支払いをご自宅や外出先などで、いつでも手軽にしていただくことができますので、非常におすすめです。

「LINE Pay 請求書支払い」のサービス概要は下記公式ページでご確認ください。
「LINE Pay 請求書支払い」を活用する | LINE Pay 公式ブログ

LINE Payの不正使用補償サービス

LINE Payでは、万が一の不正使用に備えて「不正使用補償サービス」が用意されています。

補償内容は、1事故あたりの補償限度額10万円までです。

LINE Moneyアカウントでの損害額が10万円を上回る場合は、警察による捜査等を踏まえた上での個別相談となります。

LINE Pay利用に必要な環境

LINE Payアプリは、iOS11.0以上、Android os 5.0以上搭載機種でご利用いただくことができます。

実際に店舗で決済をしていただくためには、LTEやWifiなどインターネットに接続できる環境がないと利用できませんので、お気をつけください。

すでにLINEアプリはインストールされていると思いますが、念のためのダウンロードリンクを掲載しておきます。

LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ Google Play の Android アプリ

LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ iTunes App Storeで配信中 iPhone、iPod touch、iPad 用アプリ

2019年3月23日 作成
2021年4月28日更新


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