誰もが利用したことがあると言っても過言ではないほど身近で便利な存在、コンビニ。
そのコンビニで商品の精算を済ませるとき、現金よりも電子マネーあるいはクレジットカードを使ったほうがお得、という事実はご存知でしょうか?
とくに注目したいのは電子マネーSuicaです。
Suicaといっても普通のSuicaではなく、「クレジットカード」「定期券」「Suica」すべての機能が搭載された「ビュー・スイカ」を利用することをおすすめします。
なぜなら、ビュー・スイカは、SuicaへのチャージでJRE POINT(旧 ビューサンクスポイント)が1.5%になる、という特徴があります。
通常、クレジット決済1,000円につき5ポイントのところを、Suicaにビューカードからオートチャージすると1,000円につき15ポイント。
金額にして15円相当、還元率は1.5%にもなります。
もちろんチャージだけではなく、モバイルSuicaなら定期券の購入でもポイントは1.5%になります。
ですので、「ビュー・スイカ」カードから モバイルSuica にチャージして、コンビニで使うのが正解です。
Suicaが使えるコンビニは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サンクス、ミニストップなどがあります。それでは、コンビニ別に利用シーンを見ていきましょう。
コンビニによってはポイントの二重取りも可能です。
セブン-イレブンの場合
セブン-イレブンには nanaco という独自の電子マネーがあります。しかし、nanaco の還元率は100円=1ポイント(1%)。つまり、還元率1.5%のビュー・スイカでチャージしたSuicaで支払ったほうがお得といえます。
しかし、セブンでは、nanaco 利用者のみに商品を割引額で提供するサービスを頻繁に行っています。そういうサービスを利用したい、というセブンフリークの方は、nanaco を持っておくのもいいかもしれません。
nanaco搭載のセブンカード・プラスは、セブン-イレブンでクレジットカード支払いすると、200円利用につき3ポイント付与(還元率1.5%)になります。セブンカード・プラスからnanacoチャージで還元率0.5%、nanaco支払いで1%、合計1.5%となります。
ファミリーマートの場合
ファミマでは、「Tカード」とビュー・スイカを利用してポイントを二重取りすることができます。
Tカードは買い物時に提示するだけで200円=1ポイント(還元率0.5%)が付与されるので、まずTカードを出してTポイントをGET、そのあとビュー・スイカのSuica機能で支払いを済ませます。これで合計還元率2%となり、TポイントとJRE POINT(旧 ビューサンクスポイント)の二重取りが成立です。
ローソンの場合
ローソンでは「ポンタカード」もしくは「dポイントカード」とビュー・スイカを利用してポイントを二重取りします。
ポンタカード、dポイントカードは会計時に提示するだけで100円=1ポイント付与。なので、ポンタカードまたはdポイントカード提示+ビュー・スイカ(電子マネーSuica)で支払う、という方法がベストとなります。ポンタ or dポイント1%+ビュー・スイカ1.5%で還元率は計2.5%になります。ポンタカードとdポイントカード提示の併用はできません。
基本還元率が1%の楽天カード、もしくは楽天カードでチャージした楽天Edyで支払いをした場合、ポイントカードと合わせて還元率2%となります。
ミニストップの場合
ミニストップでは「WAON」という電子マネーが使えます。200円ごとに1ポイント付与で還元率0.5%。
イオンカードセレクトでWAONチャージすると、還元率0.5%なのでWAON支払いと合計すると1%になります。
ビュー・スイカに付帯しているSuica機能を使って精算したほうがお得です。ビュー・スイカはSuicaチャージに対する還元率が1.5%になるので、還元率1.5%でポイントを貰うことができます。
大手コンビニは全店 Suica 対応になりました
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップの全店舗でSuicaが利用できます。
クレジットカードの種類によっては、ポイント還元率以外のサービス面などでビュー・スイカよりもお得になる場合もありますが、ビュー・スイカでチャージしたSuicaなら、どのコンビニでも同じポイント還元率1.5%で決済できるので、カードを何枚も持ち歩く必要がないメリットもあります。Suicaで支払う前に、それぞれのコンビニで対応するポイントカードを提示すれば、Suicaとは別にポイントが貯まります。
ビューカードでチャージしたSuica | Suica以外のクレジットカード | ポイントカード提示 | |
---|---|---|---|
セブン-イレブン | 1.5% | セブンカード・プラス(nanacoチャージ) 1.5% |
なし |
ファミリーマート | 1.5% | ファミマTカード 1.5% |
Tカード 0.5% |
ローソン | 1.5% | 楽天カード 1% |
ポンタまたはdカード 1% |
ミニストップ | 1.5% | イオンカードセレクト(WAONチャージ) 1% |
なし |
2011年4月4日 作成
2022年9月10日更新
JRE CARD
Suica チャージで1.5%のポイント付与 / 500円のデポジット不要でSuicaが作れる / 貯めたポイントはSuicaチャージに変換可 / オートチャージ(Suica・PASMOエリア)にすれば改札で足止めナシ
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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