リクルートカードの利用で貯まるポイントは、リクルートポイントです。交換できるポイントはPontaポイントまたはdポイントで、JALマイルに交換することができますが、どちらのポイントを貯めたほうがお得か検証しました。リクルートポイントを増やす方法も解説します。
この記事によって分かること
リクルートポイントから交換するならどちらを選ぶ?「Pontaポイント」「dポイント」の違い
リクルートカードの利用で貯めたリクルートポイントは、Pontaポイントまたはdポイントに交換できます。
Pontaポイント | dポイント | |
---|---|---|
ポイント交換レート | リクルートポイント 1ポイント → Pontaポイント 1ポイント | リクルートポイント 1ポイント → dポイント 1ポイント |
ポイント交換単位 | 1ポイント以上、1ポイント単位で交換 | |
手続きから交換までの期間 | 即時 | |
交換後の有効期限 | 1年間。Ponta会員は、最終利用日/加算日から1年後の同日まで | 交換した月から起算して48ヶ月後の月末まで |
Pontaポイントは使うたびに有効期限が1年延びる
Pontaポイントの有効期限は1年間ですが、リクルートポイントから交換するにはリクルートIDとPonta会員IDを連携する必要がありますので、リクルートポイントからPontaポイントに交換される方のポイント有効期限は最終利用日または加算日から1年後の同日までとなります。つまり、ポイントを利用したり、提携店でのカード提示や他ポイントからの交換によってポイントが増えたり減ったりするたびに、全ポイントの有効期限が1年延びます。
dポイントはポイントごとに有効期限あり
一方、dポイントは取得したポイントごとに有効期限が決まっているため、失効しないように気を付けながら貯めたり使ったりする必要があります。
有効期限が気になる方は、Pontaポイントがおすすめです。
リクルートカードでPontaポイントを貯めたほうが良い人
- スマホはauを使っている
- スマホ・ネット決済はau PAYを使っている
- Pontaポイントが貯まるクレジットカードを持っている(例:JMBローソンPontaカードVisaなど)
リクルートカードでdポイントを貯めたほうが良い人
- スマホはdocomoを使っている
- スマホ・ネット決済はd払いをよく使っている
- dポイントが貯まるクレジットカードを持っている
auやdocomoの携帯を使っていなくても、ポイントカードを発行すればポイントを貯めることができます。
どちらの携帯も持っていない場合は、普段買い物する所でたまる・使えるポイントはdポイントかPontaポイントかを考えて決める、もしくはスマホ決済の種類で決めるのが良いでしょう。
JALマイレージバンクに交換 Pontaポイントとdポイント比較
Pontaポイント | dポイント | |
---|---|---|
ポイント交換レート | Pontaポイント 1ポイント → JALマイレージバンク 0.5マイル | dポイント 5,000ポイント→JALマイレージバンク 2,500マイル |
ポイント交換単位 | Pontaポイント 2ポイント以上 2ポイント単位 | dポイント 5,000ポイント(2,500マイル)以上、5,000ポイント(2,500マイル)単位 |
交換可能なポイントの上限 | Pontaポイント 上限なし | dポイント 1カ月あたり40,000ポイント(20,000マイル) |
手続きから交換までの期間 | 1週間 | 移行の申し込み月の翌月中旬頃に、本人口座にマイルを積算 |
Pontaポイントは2ポイントからマイルに交換可能でポイント交換上限なし
Pontaポイントは交換単位が小さく、交換しやすいのがメリットです。さらに、Pontaポイントはマイルに交換する際のポイント上限はありませんので、交換しやすいです。
ただしJALのマイルは、交換元のポイントの種類に関係なく交換すると有効期限が発生するので、マイルを利用するタイミングに合わせて計画的に交換する方が良いでしょう。
JALのマイルは、交換手続き完了後、約1週間程で積算されます。交換後(積算時)のJALのマイルは搭乗(利用)日の36カ月後の月末まで有効となっています。
dポイントは交換単位が大きく、交換数に上限あり
dポイントの交換単位は5,000ポイントですが、マイルに交換する前提ならそれほどデメリットではありません。ただし、あまりないとは思いますがあと1,000マイル足りないというときでも交換するには最低でも5,000ポイントが必要になるので注意が必要です。
さらにdポイントは交換できるポイント数に上限があり月20,000マイルまでです。2人で往復だと最低24,000マイルが必要となるため、2人以上での国内旅行に使いたいと思っても、1回の交換では不足することになります。
ポイントの期間・用途限定ポイントはマイルに交換できない
リクルートポイントからPontaポイントやdポイントに交換する場合は、マイルへの交換も含め全てのサービスで利用できますが、キャンペーンで付与されるポイントは、ほとんどが期間・用途限定ポイントでマイルに交換することができません。
マイル交換のベストなタイミング 期間限定キャンペーンを狙う
リクルートカードでたまったリクルートポイントは、1ポイント単位でPontaポイントやdポイントに交換できますが、ポイント増量キャンペーン時にまとめて交換したほうがお得です。不定期に開催されるキャンペーンなので、情報をチェックする必要があります。
Pontaポイント→マイルのキャンペーン例
通常の交換マイルに加えて、20%分ボーナスマイルとして積算
100 Pontaポイントを交換した場合、通常50マイルのところ、さらにボーナスマイル10マイルをプレゼント。(合計60マイル)
dポイント→マイルのキャンペーン例
通常の交換マイルに加えて、10%分ボーナスマイルとして積算
5,000 dポイントを交換した場合、2,500マイルのところ、さらにボーナスマイル250マイルをプレゼント。(合計2,750マイル)
リクルートポイントはリクルートカード利用以外でも貯まる
リクルートカードは、ショッピングなどの利用でリクルートポイントが貯まり、基本のポイント還元率が1.2%です。
カードの利用以外でもポイントを獲得することが可能で、リクルートIDに連携したPontaポイントまたはdポイントが貯まります。Pontaポイント・dポイントどちらの会員IDにも連携していない場合は、リクルートポイントが貯まります。
ポンパレモール※で3~5%ポイント還元
ポンパレモール※で買い物をすれば、服から家電まで全品還元率3%です。リクルートカード決済なら計4.2%と高還元に。
一部書籍などは5%還元のものもあり、リクルートカード決済で計6.2%還元にもなります。
基本的にポンパレモール※で貯まるポイントは「基本加算ポイント」なので、マイルへの交換が可能です。ポイントをなるべく多く貯めてマイルにしたい方には、ポンパレモール※の利用がおすすめです。
※2024年6月30日をもって『ポンパレモール』サービス終了
ホットペッパーグルメ予約でポイントが貯まる
全国のレストランや居酒屋などのネット予約ができる「ホットペッパーグルメ」は、ネット予約・来店するだけで人数×50ポイントが貯まります。また、リクルートカード決済で1.2%ポイント還元の対象です。ポイントを貯めるには、ホットペッパーグルメで予約をし、飲食代はリクルートカードで支払うのがベスト。
50ポイントは基本加算ポイントで、リクルートポイント・Pontaポイント・dポイントのいづれか選択したポイントで貯まります。
ホットペッパービューティー予約来店するだけで2%ポイント還元
美容院などのビューティサロンの予約ができる「ホットペッパービューティ」でサロンのネット予約をして来店するだけで2%ポイント還元されます。また、リクルートカード決済で1.2%ポイントの還元対象です。
ただし、ホットペッパービューティーのネット予約機能を介していない予約(電話など)、「ポイント加盟店」のアイコンが無いサロン(体験申込)の施術金額、予約時金額よりも施術時金額が大きくなった場合の予約時金額から超過した差額金額はポイント対象外となりますのでご注意ください。
じゃらんnetで宿泊すると2%~10%還元
旅行サイトの「じゃらんnet」で予約して宿泊すると2%のポイント還元されます。宿泊だけでなく、じゃらんパックなどの交通と宿泊がセットになったプランやレンタカー、インドア・アウトドア体験予約などもするとポイントが貯まりやすいです。通常は2%ですが、中には10%ものポイントが付くプランもあり、お得なプランを活用して賢くポイントを貯めたいですね。
ただし、注意したいのが付与されるポイントの内訳です。じゃらんnetで予約すると2%ポイント付与されますが、予約金額の1%分(リクルートIDでメインに設定してるPontaポイントまたはdポイント。選択していない場合はリクルートポイント)+1%分のじゃらん限定ポイントとなっています。
ただし、キャンペーンで付与されるポイントはじゃらん限定ポイントです。じゃらん限定ポイントはマイルに交換できないので、実際にマイル交換できるのは1%分のみとなります。
リクルートカード利用でこんな貯め方ができる
生活の中で現金で支払っているものはありませんか?リクルートカードを使って着実にポイントを貯め、マイルに交換しましょう。
公共料金やネット・携帯料金をカード決済に変える
リクルートカードでは一部の公共料金や携帯電話・固定電話、新聞購読料の支払いも可能で、ポイント還元対象です。
- 電気・ガス・水道
- 国民年金
- 保険料
- 携帯電話
- 新聞購読料金
家族カードを夫婦・親子で使う
生計を同一にする家族が持てるリクルートカードの家族カードは、年会費無料で発行可能です。家族カードの利用でもポイントが貯まり、親カード利用分に合算されます。
高速道路での交通料金はETCカード支払いにする
リクルートカードを持っていれば、別途ETCカードの申し込みができます。高速道路などの交通料金でもポイント還元が受けられるようになります。
リクルートカード(JCB)の電子マネーチャージは還元率0.75%に
リクルートカードは、申し込み時に3つの国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB)から1つ選べますが、JCBを希望する場合は注意が必要です。
JCBブランドは2022年2月16日(水)より、電子マネーチャージ利用分のポイント還元率が0.75%へ変更になりました。
ポイント加算上限は、全電子マネー利用金額の合算で月間30,000円まで、30,001円以上の利用分は加算の対象外です。
リクルートカード(JCB)は電子マネーにチャージするときの還元率が下がったため、申し込みをする際はVISAかMastercardを選んだほうがチャージできる電子マネーの種類も多く、ポイント還元率が1.2%なので貯まりやすいです。ただし、チャージでのポイント付与上限はすべてのカードで条件は同じです。
対象となる電子マネーチャージ
【リクルートカード(JCB)】
nanaco(ナナコ)、モバイルSuica
【Mastercard(R) / Visaブランド】
nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
※現在リクルートカードは、nanacoに新規登録できませんが、nanacoがApple Payに対応したのでリクルートカード(Mastercard・JCB)はApple Payからnanacoにチャージが可能です。リクルートカード(VISA)はチャージできませんのでご注意ください。
リクルートカード国際ブランド | VISA | Mastercard | JCB |
---|---|---|---|
基本ポイント還元率 | 1.2% | ||
チャージでポイント付与される電子マネーの種類 | nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA | nanaco(ナナコ)、モバイルSuica | |
ポイント付与対象の電子マネーチャージ時の還元率 | 1.2% | 0.75% | |
電子マネーチャージ時のポイント加算上限 | 全電子マネー利用金額の合算で月間30,000円まで | ||
Apple Payからnanacoチャージ | 未対応 | 対応 |
有効期限を延ばせるのはPonta
リクルートカードの利用で貯まるリクルートポイントをPontaポイントやdポイントへ交換する条件はほとんど同じですが、普段の買い物で貯まるポイントや使っている携帯電話はどこの会社か、などを考えて貯めるポイントを選びましょう。
PontaポイントもdポイントもJALのマイルに交換できますが、ポイントの有効期限や交換できる上限などが異なります。どちらかというと、Pontaポイントのほうが有効期限は使うたびに1年更新され、交換上限もないので使いやすいです。
ポイント交換は、増量キャンペーンを狙ってまとめて行うと、お得に増やすことができますので、こまめにチェックしてみてください。
2022年2月21日 作成
2024年4月30日更新
富裕層向け金属製カードのラグジュアリーカード
ブラッシュド加工金属仕様のチタン / 24時間対応のコンシェルジュ・サービス / 最高1.2億円の国内海外旅行傷害保険 / 世界1,300か所以上の空港ラウンジが利用無料 / ポイントはチタン1.0%、ブラック1.25%、ゴールド1.5%の還元率 / ポイントはJAL/ANAのマイルに交換可能 / 国際線手荷物宅配無料 / ゴルフにレストランにさまざまな優待制度 / LUXURY MAGAZINE会員誌
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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