楽天ペイは、利用料無料のスマートフォンアプリ。スマホアプリ画面のバーコードを店舗のレジスタッフが読み取ったり、自分店頭のQRコードを読み取り金額を入力をしたりすることで支払いが完了します。
クレジットカードや財布を持ち歩かなくても大丈夫。スマートフォンにアプリをダウンロードし設定しておけば、全国のコンビニやドラッグストア、飲食店、家電量販店などの提携ショップで支払いができます。楽天ペイの利用可能店舗数は約500万か所にものぼります。
クレジットカード決済のようにサインをしたり、暗証番号を入力したりする必要はありません。
この記事によって分かること
楽天ペイの使い方
楽天ペイでの支払い方法は、店によって違います。
- 「コード払い」…レジでバーコード/QRコードを提示するだけ
- 「QR払い」…店頭のQRコードを読み込んで、自分で金額を入力
- 「セルフ」…アプリの中から支払う店を探し、自分で金額を入力
の3つの支払方法の中から、その店でできる方法で支払います。
楽天ペイの支払方法は3通りから選べる
- チャージ払い(楽天キャッシュ)
- ポイント払い
- クレジットカード払い
チャージ払い(楽天キャッシュ)
楽天ペイは、楽天キャッシュによるチャージ払いが可能です。
楽天キャッシュへのチャージは、クレジットカードまたは楽天銀行、ラクマからできます。
チャージ方法によって還元率が異なります。
- 楽天カードから楽天キャッシュにチャージ 0.5%還元(200円(税込)につき1ポイント)
- 楽天銀行から楽天キャッシュにチャージ 0%還元
- ラクマから楽天キャッシュにチャージ 0%還元
楽天ペイのコード・QR払いでいつでも最大1.5%還元 – 楽天ペイアプリ
楽天カードから楽天キャッシュにチャージした場合、楽天カードから0.5%還元。チャージ残高(楽天キャッシュ)で支払い時に楽天ペイから1%還元、合計1.5%還元となります。
ポイント払い
楽天ペイは、貯めた楽天ポイントで支払いができます。
期間限定ポイントも利用可能です。
楽天ペイでポイント払いをした場合の還元率は1%です。
クレジットカード払い
楽天ペイは事前チャージが不要。支払い用クレジットカードを登録しておけばいつでも支払いができます。
街で利用する場合、クレジットカードでの支払い回数は、1回払いのみです。オンライン決済では、店によっては分割払いができる場合もあります。
楽天ペイに登録できるクレジットカード
楽天ペイの支払い用に登録できるクレジットカードの国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCBそしてAmerican Expressです。
- Visa、Mastercard、JCB、American Express
- 本人認証サービス(3Dセキュア)に対応した
- 日本国内発行
- 本人名義
上記条件を満たしていれば、楽天カードも楽天カード以外のカードも登録できます。
また日本国内で発行された国際ブランドがVisaカードかMastercardならば、どの発行会社のカードでも登録できます。※海外で発行されたカードは対象外。
楽天会員情報に登録したクレジットカードの中から1枚選べます。
(楽天会員に登録できるカードの数は5枚まで)
楽天ペイは楽天ポイントや楽天キャッシュでの支払いも可能です。楽天ポイントの期間限定ポイントも利用可能です。
楽天ペイと相性の良いカード
楽天カードで最大1.5%還元
楽天ペイは、楽天キャッシュでの支払いが可能ですが、楽天カードから楽天キャッシュにチャージすれば0.5%の還元が受けられます。
さらに楽天ペイ(楽天キャッシュ)支払いでさらに1%の還元となり、合計1.5%還元になります。
楽天ペイは、クレジットカード払いにすればチャージ不要です。
ただし、楽天カードを登録して楽天ペイを利用した場合、ポイント還元率は1%です。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージしてから残高払いすれば還元率が1.5%になるので得です。
楽天カード以外のカード(VISAまたはMastercard)も使えますが、楽天ポイントは付与されません。
- 楽天カードから楽天キャッシュにチャージ+楽天ペイ利用 楽天ポイント還元率1.5%
- 楽天ペイ利用(楽天カード払い) 楽天ポイント還元率1%
- 楽天ペイ利用(楽天カード以外のクレジットカード払い) 楽天ポイントの還元なし
リクルートカードは年会費無料、ポイント還元率1.2%
年会費無料のリクルートカードは、いつでもどこでもポイント還元率1.2%です。
国際ブランドがVisaまたはMastercardであれば、楽天ペイの支払い用カードとして登録できます。
リクルートカードは2枚持ちが可能ですので、手持ちの国際ブランドがJCBの場合でも、VisaまたはMastercardで申し込みをして審査に通過すれば追加で持つことができます。
リクルートカードを使って貯まるのはリクルートポイント。リクルートポイントはPontaポイントに1P=1円単位で交換できます。
楽天ペイの利用上限額
楽天ペイの利用上限額は1回の利用につき最大50万円まで。ただし登録クレジットカードの利用限度額がたとえば30万円までならば、1回の利用で最大30万円までしか利用できません。
また1度に利用できる楽天ポイントは30,000ポイントまでです。
楽天ペイは、店によって利用限度額に上限がある場合もあります。
たとえばローソンやファミリーマート、ミニストップは楽天ペイの利用上限額が1回・1日に4,000円までです。
楽天ポイントもしくは楽天キャッシュを利用する場合でも上限額は4,000円までです。
また楽天ペイで、金券類を購入したり払込票の支払いをしたりできません。
楽天ペイ利用には、スマホとネット環境が必要
楽天ペイアプリは、iOS 11.0以上、Android5.0以上搭載機種で利用できます。
実際に店舗決済するには、LTEやWi-Fiなどのインターネットに接続できないと利用できません。※スマホでインターネット接続できればOK。
スマホを失くしたときの楽天ペイ利用停止方法
スマートフォンを紛失した時などに、楽天ペイの利用を停止するには、パソコンや他のネット接続環境から楽天会員情報にログインし、楽天IDのパスワードを変更します。
ネット接続ができないなど、パスワードの変更がすぐにできない場合や不正利用が心配なときは、カスタマーサービスに連絡してください。
楽天ペイで支払いができる街なかのお店
※2019年12月現在、楽天ペイが利用できる店舗のごく一部
楽天ペイは、ローソン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップなどのコンビニエンスストア、白木屋、魚民、笑笑、山内農場、千年の宴、和民、はなの舞、忍家、ピザーラなどの飲食店、紳士服のAOKI、ライトオンなどのアパレル、メガネスーパー、アート引越しセンターなどで利用できます。
コロワイドグループが展開する牛角やかっぱ寿司、しゃぶしゃぶ温野菜、土間土間などでも利用できます。(2019年10月1日より)
ヤマダ電機グループのヤマダ電機、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤセレクト約950店舗でも利用可能です。(2019年10月11日より)
ロイヤルホスト、カウボーイ家族 231 店舗でも利用可能になりました。(2020年5月18日より)
大手チェーンだけではなく街の飲食店や病院・薬局、美容院、小さな個人商店等でも使えるところがあります。今後も増える可能性がありますので、普段よく利用するお店で使えないかチェックしてみましょう。
楽天ペイはオンラインショッピング決済にも使える
楽天ペイ決済が可能なオンラインショップ:無印良品ネットストア、TOHOシネマズ、フジテレビオンデマンド、ワタシプラス、ドミノピザ、オイシックス、バイマ、大丸松坂屋オンラインショッピングほか多数。
楽天ペイは、このように幅広いジャンルのインターネットショッピングで利用可能です。
インターネットショッピングで楽天ペイを利用すれば、ネットショップごとにクレジットカード情報を入力する必要はありません。
楽天ペイを利用すれば、楽天IDとパスワードの入力のみで決済可能です。お支払いごとにクレジットカード番号を入力する手間もかかりません。
ネットショッピングの場合、クレジットカードの一括払いだけではなく、ポイントでの支払い、楽天キャッシュでの支払い、クレジットカードでの分割払いも可能です(店によっては未対応の場合あり)。
無印料品などのネットショップでの買い物、TOHOシネマズやユナイテッドシネマズなど映画館のチケット予約時の決済に、楽天ペイが利用可能です。
Suicaチャージに使える
「おサイフケータイ」機能が搭載されたAndroid端末であれば、楽天ペイにSuicaを入れることが可能です。
楽天ペイからSuicaにチャージできるのは楽天ポイント(通常ポイント)と楽天カード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)です。
楽天カードを利用したSuicaへの入金(チャージ)はポイント付与対象で、チャージ金額に応じて200円毎に楽天ポイント1ポイントが付与されます。
楽天ペイと楽天Edyの違いは?
楽天ペイはアプリからコード読み取り
楽天ペイは、楽天ペイアプリから、コード表示してバーコードまたはQRコードを店舗のバーコードリーダーで読み取ってもらうか、スマホでお店のQRコードを読み取った後、金額入力して支払います。
楽天ペイで楽天Edyが使えるのはおサイフケータイ対応のAndroid端末のみ
楽天Edyは、楽天ペイアプリのAndroid版で利用できます。おサイフケータイ対応Android端末に限ります。
支払いはお店のレジ横などにある専用機に、スマホをかざして支払います。
支払い方法がまったく異なりますが、他にも違いがありますので比較してみました。
楽天ペイ | 楽天Edy | |
---|---|---|
ポイント還元率 | 0.5% | |
事前チャージ | 楽天キャッシュ→必要 クレジットカード払い→不要 |
必要 |
残高上限 | 楽天キャッシュ→1日1か月 10万円まで クレジットカード払い→チャージなし |
50,000円 1回のチャージ上限25,000円 |
利用上限額 | 登録クレジットカード利用限度額内で1回50万円まで(コンビニは4,000円まで) | なし |
ネットショッピングでの利用 | ○ |
電子マネー決済、カード決済、スマホ決済がひとつに集約
2019年3月18日、楽天は現行の「楽天ペイアプリ」をアップデートして、新「楽天ペイアプリ」をリリースしました。
楽天Edy(FeliCa《おサイフケータイ》による電子マネー決済)や楽天ポイント・楽天キャッシュによる決済、楽天カードなどを紐づけたクレジットカード決済(楽天カード/Visa/Master)、バーコード/QRコード決済、楽天ポイントカード用バーコードを統合。
電子マネー決済やカード決済、スマホ決済に加えポイント決済まで、あらゆる決済機能がアプリに搭載されています。
ポイントを貯める機能、使う機能がひとつのアプリにまとまり便利ですね。
楽天ペイアプリで「コード・QR払い」「送る(楽天キャッシュの送金)」「ポイントカード(バーコード表示)」「楽天Edy(おサイフケータイ対応Android端末のみ)」ができます。
楽天キャッシュで送金可能に
楽天キャッシュは、楽天ペイアプリからクレジットチャージできます。
1か月・1回あたり10万円まで、1000円以上1円単位でチャージでき、楽天キャッシュは、他の人へ送金することも可能。
送金上限額は、1か月100万円・1回10万円まで、1円以上1円単位で送金できます。
送金手数料は無料です。
楽天ペイで納税が可能に
2023年4月17日から、1,700以上ある自治体の地方税が「楽天ペイ」で納付できるようになります。
地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR」の利用を「楽天ペイ」アプリでできるというもの。
24時間いつでも自宅で支払いができるため、コンビニや銀行に行く手間が省けて便利ですね。
不正利用時の補償もあり
スマホ決済を安心して使うためには、補償の有無がとっても大事です。
2020年3月9日(月)に楽天ペイ利用規約に、不正利用時の補償に関する特約が追加されたので安心して使えます。
第1条(不正利用時の申出)
1.利用者は、以下の行為(以下「対象不正利用」といいます。)により損害を被った場合に、当社に対して補償の申出を行うことができます。なお、「本サービス」とは、本規約第1条第15号に定義する通りであり、本アプリを通して利用できるサービスであっても、本サービスには含まれない当社又は当社以外の第三者が提供するサービスは、本特約に基づく補償の対象外とします。
(1)楽天ID又はパスワードが盗取又は詐取される等の事情に起因する、第三者による利用者の意図しない本サービスの不正利用(利用者スマートフォンの紛失・盗難等に起因する、第三者による利用者の意図しない本サービスの利用も含みます。)
2.前項の損害は、対象不正利用に関する本サービスにおける利用者の意図しない決済・送金等が行われた時点をもって損害発生とします。
3.利用者は、第1項に定める申出を行うに当たって、以下の対応を行う義務を負います。
(1)対象不正利用について、対象不正利用による損害が発生した日から60日以内に当社及び警察署に申告するとともに、損害の発生並びに利用者が当社以外の第三者から受けられる補償の有無及び内容(既に補償を受けた場合には、その事実を含みます。なお、当該補償には、登録カードを発行するクレジットカード会社から利用者が受けることができる補償も含まれます。)を当社に遅滞なく通知すること。
(2)当社の求めに応じて必要書類を遅滞なく提出するほか、被害拡大の防止のために必要となる措置を自ら又は当社の指示に従い実施するとともに、当社による事実確認、被害状況の調査に協力すること。
スマホ決済で得するキャンペーン
スマホ決済関係のキャンペーンは還元率が高いものが多いので、忘れずにチェックしておきましょう。
キャンペーン終了 | キャンペーン概要 | 備考 |
はじめてのスマホ決済にオススメ
スマートフォンなどのアプリ決済は年々増えてきていますが、登録に手間がかかります。
楽天ペイであれば、すでに利用している楽天会員情報を利用して簡単に登録可能です。
楽天カードを決済用クレジットカードに登録すれば、クレジットカードで楽天ポイントを貯められます。
楽天ペイなら貯めた楽天ポイントも使いやすく、すでに貯めているポイントを利用して楽天ペイで支払うこともできます。
- スマートフォンによるバーコード決済やQRコード決済を利用したことがない
- 店舗でのクレジットカード利用に抵抗がある
- ネットで買い物するときにクレジットカード番号を入力したくない
というような方にもオススメの決済アプリです。
楽天ペイ アプリをダウンロードしてインストールしよう
「楽天ペイ –カード払いをアプリひとつで、楽天ポイントも使える」
アプリのダウンロードはこちらから
楽天ペイ-QRコード・バーコードで支払うスマホアプリ Google Play の Android アプリ
楽天ペイ-QRコード・バーコードで支払うスマホアプリ iTunes App Storeで配信中 iPhone、iPod touch、iPad 用アプリ
店舗経営者の方で楽天ペイの導入を検討される方はこちら
2019年2月17日 作成
2023年3月31日更新
「楽天カード」は会員数3,000万人超えの人気の年会費無料カード
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入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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