海外旅行や海外出張にお出かけになるとき、現地でのクレジットカードの利用に不安を抱かれたことはありませんか。
信頼のおけそうな美術館や有名ブランドショップ、雑誌掲載のレストラン等であっても目の前からクレジットカードを奥に持っていかれてしまうのはあまり心地の良いものではありません。
海外では街中の小さな屋台のようなお店でもクレジットカードを利用できるところも多くなっていますので、日本よりもクレジットカードの利用については進んでいると言えます。
しかし、クレジットカード利用が進んでいる分、国よってはクレジットカードのスキミング技術も日本よりも進んでいる場合がありますし、スリなどによってクレジットカードやお財布の盗難に合う場合もあります。
日本国内でいつもご利用になっているクレジットカードが使えなくなってしまうことを避けていただくためにも、旅行先ではいつもとは異なる利用限度額を低めに設定したクレジットカードや利用額を事前チャージで限定していただくことができるプリペイドカードをおすすめいたします。
海外でご利用いただくことができるプリペイドカードには、日本国内でも海外でもご利用いただくことができるものから、海外のみでしかご利用いただくことができないもの、国内外のネットショップでしかご利用いただくことができないものなどさまざまなプリペイドカードが用意されています。
プリペイドカードの中には、クレジットカードの追加カードとして用意されているものもあります。
例えば、マルイなどのショップをよくご利用になる方にはおなじみのエポスカード、コマーシャルでもよく見かける三井住友カードやオリコカードといったクレジットカードには提携プリペイドカードがあります。
提携プリペイドカードをご利用いただくことで、クレジットカードで貯めたポイントをプリペイドカードにチャージしてご利用いただくことができたり、提携クレジットカードからのチャージの場合、チャージ手数料が無料になるなどといったメリットがあります。
例えば、エポスカードの提携プリペイドカード、エポスVISAプリペイドカードは、エポスカードからチャージをしていただくことが可能です。
チャージはインターネット上のエポスNetで会員ページにログイン後、エポスカードを利用してチャージしていただくこともできますし、残高が少なくなった時に自動でチャージするオートチャージをご利用いただくこともできます。
また、貯まっているエポスポイントを1ポイント1円換算でプリペイドカードにチャージしていただくことも可能です。
チャージによるポイントはエポスカードに加算されませんが、エポスVisaプリペイドカードのご利用金額の0.5%(200円につき1円ほど)のキャッシュバックを受けることができます。
海外でご利用の際には、VISA規定の為替レートに国外取引による事務処理等手数料1.63%が加算されます。
チャージはエポスカード利用限度額の範囲内で1,000円以上1,000円単位で、カード残高上限額は100,000円となります。
エポスVisaプリペイドカードを紛失してしまわれたり、盗難にあってしまわれた場合、残高の補償を受けていただくことはできません。
また、1度紛失の届出をだされたプリペイドカードの再利用はできませんので、お気を付けいただきたいと思います。
エポスVisaプリペイドカードの場合、モバイル端末からでも利用の停止・再開の設定をしていただくことができますので、不正利用のリスクを減らしていただくことができます。
エポスVisaプリペイドカードは、エポスカードをお持ちの方であればどなたでもお申込みいただくことができます。
インターネット上からのお申し込みからカードがお手元に届くまで1~2週間ほどかかりますので、時間には十分余裕をもってお申込みいただくことをおすすめいたします。
三井住友カードの提携プリペイドカード、「三井住友VISAプリペイド」は、三井住友カードからチャージをしていただくことができます。
インターネット上のマイページ(会員ページ)から1回3,000円から29,000円までの範囲、1円単位でクレジットカードもしくはインターネットバンキング払いでチャージをしていただくことが可能です。
三井住友カード等提携クレジットカード(VJA・オムニカード協会加盟各社発行のVISAおよびMasterCard)からのチャージは無料ですが、それ以外のクレジットカード(上記以外のVISAおよびMasterCard)やインターネットバンキングからチャージをされる場合手数料204円(税込)が必要となりますので、お気を付けいただきたいと思います。
チャージによるポイントは三井住友カードには加算されませんが、三井住友カードの利用で貯まるポイントをプリペイドカードの方に1ポイント5円換算でチャージしてお使いいただくことが可能です。
また、「三井住友VISAプリペイド」のご利用額2,000円ごとに1ポイントのポイントをもらうこともできます。
海外でご利用の場合、海外取引関係事務処理費として利用額の3.0%が加算されます。
カード上限額は50,000円となります。
三井住友VISAプリペイドを紛失してしまわれたり、盗難にあってしまわれた場合、残高の補償を受けていただくことはできません。
マイページからご利用の停止・再開のお手続きをしていただくことができますので、ご利用に合わせてお手続きいただくことをおすすめいたします。
三井住友VISAプリペイドは満18歳以上の方であればどなたでもお申込みいただくことができますが、お届け先は日本国内のみとなります。
カードがお手元に届くまでお申し込みから1週間から10日ほどとなります。
オリコカードの提携プリペイドカード、オリコプリペイドカードもオリコカードからチャージをしていただくことができます。
インターネット上のオリコMyプリカ(会員ページ・初回はeオリコサービスにてカード登録が必要)からクレジットカード、インターネットバンキングを利用してチャージをしたり、会員ページからコンビニエスストア払いもしくは銀行振り込み払いのチャージ選択をしていただくこともできます。
オリコカードでチャージされましても、チャージ分はオリコカードのポイント加算対象外となりますが、オリコカード(クレジット)で貯まったオリコポイントは500ポイントから1ポイント1円換算でオリコプリペイドカードにチャージしていただくことができます。
オリコカードからのチャージもしくはオリコポイントからのチャージの場合、チャージ手数料が無料となりますが、それ以外のチャージの場合、手数料200円(税込)が必要です。
また、オリコプリペイドカードをご利用の場合、ご利用額の0.25%がキャッシュバックされます。
海外でご利用の場合、ご利用時の為替レートに1.63%が加算されます。
1回のチャージ上限額は49,000円、1日当たりのチャージ上限額は500,000円となります。
オリコプリペイドカードを紛失してしまわれたり、盗難にあってしまわれた場合、残高の補償を受けていただくことはできません。
オリコMyプリカからご利用の停止・再開のお手続きをしていただくことができますので、ご利用に合わせてお手続きいただくことをおすすめいたします。
オリコプリペイドカードは満12歳以上で日本在住の方であればどなたでもお申込みいただくことができます。
クレジットカードを持てない中学生や高校生の方でもお申込みいただくことができるプリペイドカードになっていますので、中高生の短期留学や語学研修の際のクレジットカード代わりにご利用いただくのもおすすめです。
お申し込みから最短6営業日でお手元に届きますので、ご旅行前などお急ぎの場合にもおすすめです。
プリペイドカードを海外でご利用いただく場合、ご利用可能額はプリペイドカードに事前チャージをされた残高分までとなりますし、プリペイドカードをご利用にならない時にはカードの利用を一時的に停止されておかれることでもしもスキミングに合ってしまわれた場合でもすぐにカード被害に合ってしまうリスクを減らしていただくこともできます。
エポスVisaプリペイドカード、三井住友VISAプリペイド、オリコプリペイドカードの場合、盗難・紛失の際に残高の補償を受けていただくことができません。
しかし、キャッシュをお持ちの場合もお手持ちの金額を補償してもらうことはできませんし、多額のキャッシュをお持ちになるよりはご利用の停止をしていただくこともできるプリペイドカードの方が安心です。
もしもの場合に備えて、プリペイドカードには事前に多額のチャージをせずに少しずつチャージをされることもおすすめいたします。
上記の3枚のプリペイドカードの場合、インターネット上からクレジットカードやインターネットバンキング等を通して海外からでもチャージをしていただくことができますので、日程や観光内容に合わせて必要な金額をチャージしながらお使いいただくことができます。
日本でいつもお使いのクレジットカードをそのまま海外でお使いいただくのは非常に便利ですが、スキミングや不正利用に合ってしまわれた場合、クレジットカードの再発行となり、毎月の継続的なお支払いの再手続きも必要となり、非常に面倒です。
また、プリペイドカードの場合、事前にチャージされた金額までしかご利用いただくことができませんので、不正利用額を限定していただくこともできます。
海外でのスキミングや不正利用に合ってしまわれた際のリスクを減らしていただくためにも、ご自分自身の使いすぎを事前に防止していただくためにも、海外旅行や出張先で事前チャージ型のプリペイドカードをお使いになってみてはいかがでしょうか。
2017年12月8日 作成
2020年8月25日更新
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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