カード4社のポイントプログラムを比較

クレジットカード利用時にもらえる「ポイント」は、カード選びの重要な要素のひとつです。ポイントの貯まり方は、カードによって違うので、どのカードが本当にオトクなのかわからなくて困っている方も多いのでは?

そこで本コラムでは、ポイントの価値を正しく理解していただくために、還元率を最大化するポイントとの付き合い方、キャッシュバックや商品交換以外のポイント活用方法について解説します。

ポイントの価値については、各社のプロパーカード※注)をもとに考察していきます。

※)国際ブランドのライセンスを持つ企業、またはカード会社が、どことも提携せずに発行するクレジットカード。
⇔提携カードとは、カードにショッピングモールや銀行、ガソリン会社などの名前がついているのが、カード会社と提携しているカード。名前が書いてあるショッピングモールなどのサービスと国際ブランドのサービスが受けられる。

 

1ポイントの価値はカードの発行会社それぞれで違う

クレジットカードのポイントは、発行会社によって換算タイミングや換算ルールが異なります。

たとえばJCBの場合は「1,000円につき1ポイント」。

毎月の利用額に応じてもらえるポイント数が決まります。

ダイナースやアメックスでは「100円につき1ポイント」。

毎回の買い物時にそのつどもらえるポイント数が決まります。

一見100円で1ポイントもらえる前者がお得に感じられますが、ポイントによって「1ポイントが何円分になるか」が違うので注意が必要です。

同じポイントでも何に交換するかで価値が変わる

さらに難しいのが、「A社のポイントは1ポイント◯円分」と一概に言い切れない点です。

というのも1ポイントの価値は必ずしも固定されておらず、「何と交換するのか」によって変動するからです。

たとえばJCBの「Oki Dokiポイント」。

1ポイントをTポイントに交換する場合は4ポイント分、つまり4円相当です。

いっぽうで現金にキャッシュバックした場合には、3円分にしかなりません。Tポイントに交換した方がお得です。

このようにクレジットカードのポイントは、何に交換するかで価値が変わってきます。

貯めたポイントは、何に交換できる?

貯まったポイントの交換方法は、主に次の5つです。

  • 他のポイントと交換する(Tポイント、楽天ポイントなど)
  • 金券と交換する(商品券、ギフトカードなど)
  • 商品と交換する(食べ物、家電など)
  • 航空会社のマイルと交換する(ANA、JALなど)
  • キャッシュバックする(代金充当)

ポイント交換率でなにに交換するのがオトクなのかがわかる

ポイントをお得に活用するために重要なのが「ポイント交換率」です。

ポイント交換率とは、貯まったポイントを交換する際の、1ポイントあたりの価値を示す数字です。

交換商品の価格÷ポイント数=ポイント交換率

 
たとえば2,000ポイントで販売価格1,000円相当の商品Aと交換可能な場合、その交換率は1,000円÷2,000ポイント=0.5%です。

交換率は、「還元率」とも密接な関係があります。というのも還元率は「カードのポイント付与率×交換率」で算出できるからです。

還元率が高いほどお得なクレジットカードということです。

なお真の意味でお得かどうかを見るには「年会費」も計算に含める必要がありますが、ここではあえて年会費を考慮しないことで、ポイントそのものの価値だけを追求していきます。

ここからはプロパーカードを発行する各社のポイントを比較していきます。

Oki Dokiポイント<JCBカード>

Oki Dokiポイントの貯め方

JCBカード
JCBカードのポイントは「Oki Dokiポイント」です。JCBカードの毎月の利用合計金額1,000円ごとに1ポイントが貯まります。

またショッピングサイト「Oki Dokiランド」を経由した上でJCBカードを使って買い物をすると、ポイントが通常の2〜20倍貯まります。
「Oki Dokiランド」は,百貨店や家電量販店のオンラインストアのほか、AmazonやYahoo!ショッピングなど、大手ネットショップも参加しています。

この他、セブン-イレブンなど「JCB ORIGINAL SERIES」パートナー店舗で利用すれば、通常よりも多くポイントを貯まります。

Oki Dokiポイントの使い方

他社ポイントへの交換
楽天ポイントやdポイントなど、提携各社のポイントと交換できるほか、JALやANAなど航空系マイルとの交換も可能です。またJCBの発行するチャージ式ギフトカード「JCBプレモカード」へのチャージもできます。

キャッシュバック
申し込みのポイント数から換算した金額が、カード利用金額からマイナスされます。この際の交換レートは、Oki Dokiポイント1ポイントあたり3円。つまり還元率3%です。

金券への交換
nanacoカードやスターバックスカード、ユニクロギフトカードなどのギフトカード、商品券と交換可能です。

商品への交換
家電や飲食料品、レジャー用品など、さまざまな交換用商品が用意されています。詳しくは、「Oki Dokiポイントプログラム」のデジタルカタログを参照ください。

たとえばバルミューダの「ザ・トースター」が5,300ポイントで交換可能。この場合の交換率は約4.39%です。(※内容が変更になる場合があります)


 

Vポイント<三井住友カード>

Vポイントの貯め方

三井住友カード三井住友カードのポイントは「Vポイント」です。三井住友カードの毎月の利用合計金額200円ごとに1ポイントが貯まります。

またショッピングサイト「ポイントUPモール」を経由した上で三井住友カードを使って買い物をすると、ポイントが通常の2~20倍貯まります。

「ポイントUPモール」は、楽天市場やAmazonのほか、じゃらんや一休.com、HISなどの旅行系サイトも数多く参加しています。

この他、電子マネー「iD」の利用すると、クレジットカード利用分と合算してVポイントが貯まります。

Vポイントを他社ポイントに交換する

楽天ポイントやTポイント、dポイントなど、提携各社のポイントと交換できます。

Vポイントをマイルに交換する

航空会社のマイルは、ANAマイルに「1ポイント=0.6マイル」で交換できます。

ANAマイルと同等の交換率で、「フライングブルーマイレージ」、「ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios」と交換できます。

その他、「AIRDOポイント」(1P=0.05P)、「ソラシド スマイルクラブ」(1P=2マイル)などとも交換可能。

Vポイントをキャッシュバックする

Vポイントは、1ポイントあたり1円分として、利用代金からキャッシュバックできます(1ポイントから利用可能)。

また「iD」の利用代金にキャッシュバックする「iDバリュー」にも対応。

こちらは1ポイント0.6円換算で5ポイントから交換できます。

Vポイントをオンラインギフトカードに交換する

Amazonギフト券、Google Play ギフトコード、App Store & iTunes ギフトカードなどと交換できます。

Vポイントを商品に交換する

食器や家電などさまざまな交換用商品のほか、グルメカタログやカタログギフトが用意されています。詳しくは、「Vポイント」の景品カタログを参照ください。

たとえばRobotの「ルンバ643」が6,000ポイントで交換可能。この場合の交換率は約7.27%です。(※内容が変更になる場合があります)


 

メンバーシップ・リワード<アメリカン・エキスプレス>

アメリカン・エキスプレスのポイントの貯め方

アメリカン・エキスプレスアメリカン・エキスプレスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」では、毎回のカード利用額100円につき1ポイントが貯まります。

さらに年間参加費3,300円(税込)で2年目以降自動更新の「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録後、さらに無料の「ボーナスポイントプログラム」に登録すると、対象加盟店での利用時には100円につき3ポイントが貯まります。

アメリカン・エキスプレスのポイントの使い方

他社ポイントへの交換

Tポイントや楽天ポイントと交換できます。また航空会社のマイルについては、ANAマイルと交換できます。

ただし各種「メンバーシップ・リワード・プラス」に未登録の場合、交換率が下がってしまいますので注意しましょう。

金券への交換

「アメリカン・エキスプレス 百貨店ギフトカード」やIKEAギフトカード、モスバーガーで使える「モスカード」などのギフトカード、商品券と交換することが可能です。

商品への交換

各種家電や食料品などと交換できます。詳しくはアメリカン・エキスプレスのカタログサイトを参照ください(要ログイン)。

たとえばバルミューダの「スチームオーブントースタ ホワイト」が56,500ポイントで交換可能。この場合の交換率は約0.41%です。(※内容が変更になる場合があります)


 

リワードプログラム<ダイナースクラブメンバーシップ・リワード

ダイナースクラブのポイントの貯め方

ダイナースクラブダイナースのポイントプログラム「リワードプログラム」では、毎回のカード利用額100円につき1ポイントが貯まります(電力会社や水道局、ガス会社、公金・税金などの支払いについては200円につき1ポイント)。

またショッピングサイト「ダイナースクラブ ポイントモール」を経由しダイナースカードを使って買い物をすると、各ショップごとに設定されたボーナスポイントが貯まります。

「ダイナースクラブ ポイントモール」は、楽天市場やYahoo!ショッピングなど大手ショッピングサイトのほか、ふるさと納税ができるサイトも参加しています。

ダイナースクラブのポイントの使い方

他社ポイントへの交換
Tポイント、楽天ポイント、ANA SKY コインと交換できます。

航空会社のマイルへの交換

ダイナースのマイル移行サービスを利用するには、ダイナースグローバルマイレージへの参加が必要です。

つまり、ダイナースでマイル移行したい場合はカードの年会費とは別に、グローバルマイレージ年間参加料 6,600円(税込)が別途必要です。

1年ごとに自動更新され、マイル移行の有無に関わらず年間参加料は毎年請求されます。

なお、ダイナースクラブ プレミアムカード会員については参加料無料です。


ダイナースクラブのマイル移行先5社の中から、好きなマイレージに移行できます。

アライアンス 航空会社 移行レート
スターアライアンス 全日空(ANAマイレージクラブ) 1,000ポイント= 1,000マイル
ユナイテッド航空(マイレージプラス) 2,000ポイント= 1,000マイル
スカイチーム 大韓航空(スカイパス)
デルタ航空(スカイマイル)
ワンワールド 日本航空(JALマイレージバンク) 2,500ポイント= 1,000マイル

以下はダイナースの移行先航空会社のアライアンス図です。

d-shiwake02

移行レートはANA以外は半減

  • 「ANAマイレージクラブ」1,000ポイント= 1,000マイル
  • 「デルタスカイマイル」「マイレージプラス」「スカイパス」2,000ポイント=1,000マイル

ANA以外の航空会社への移行のマイル還元率はJALが0.4%それ以外は0.5%になるので、これらのマイルに移行したい場合は他のカードを選んだ方がよさそうです(たとえばMarriott Bonvoyアメックス)。

移行マイル数には年間上限がある

  • 「ANAマイレージクラブ」年間4万マイルまで(集計期間12/21~翌年12/20)
  • 「デルタスカイマイル」14万マイルまで(集計期間2月1日~翌年1月31日)
  • 「マイレージプラス」「スカイパス」12万マイルまで(集計期間2月1日~翌年1月31日)
  • 「JALマイレージバンク」移行上限なし

ダイナースグローバルマイレージ対象外カード

ANAダイナースカード、JALダイナースカード、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、MileagePlus ダイナースクラブファースト、MileagePlus ダイナースクラブカード、一部コーポレートカード、および付帯カード(家族カード、ビジネス・アカウントカード)では参加できません。

ANAはポイントからマイルへの以降。それ以外は提携航空会社のマイルが貯められます。

キャッシュバック
10,000ポイントをあたり3,000円分として、利用代金からキャッシュバックできます。

ポイント・ペイ
100ポイント=30円単位で、ダイナースクラブカードで支払った代金にポイントを充当できます。

10,000ポイント以上から100ポイント単位で交換できます。

旅行代金充当プログラム

1,000ポイント=400円単位で、トラベルデスクで手配された旅行商品にポイントを充当できます。

5,000ポイント以上から1,000ポイント単位で交換できます。

BMW 新車購入 ポイント利用プログラム

BMWの新車購入時に、リワードポイントを「キャッシュバック」として利用できます。

金券への交換
Amazonギフト券やスターバックス カード チャージ、JCBギフトカード、アップルiTunesカード、QUOカードなどのギフトカード、商品券との交換が可能です。

商品への交換
各種家電などと交換できます。詳しくは、「クラブ・オンライン」を参照ください(要会員ログイン)。

たとえばバルミューダの「ザ・トースター」が50,000ポイントで交換可能。この場合の交換率は約0.47%です。(※内容が変更になる場合があります)


 

旅が好き、飛行機移動が多いならマイル交換がオトク

普段、飛行機を利用しなくても、クレジットカードのポイントをマイルに交換して貯めておき、旅行の際に活用している方もいらしゃるでしょう。

ここでは、そのマイル交換がお得かどうかを検証します。

たとえば「Oki Dokiポイント」。1ポイントを航空会社のマイレージに交換する場合、JAL・ANAともに3マイルに交換できます。

航空会社のマイルの価値は使い方によって異なりますが、一般にエコノミークラスの特典航空券に換えた場合、1マイルは約2円前後の価値があると言われています。

つまり「Oki Dokiポイント」1ポイント=3マイル=6円前後の価値があるのです。この場合の交換率は6%、他のポイントなどと交換するよりもお得です。

交換率の詳細は、次の表を参考にしてみてください。

JCB三井住友カードダイナースクラブアメリカン・エキスプレス
ポイント名Oki DokiポイントVポイントダイナースクラブ リワードプログラムのポイントメンバーシップ・リワードのポイント
円換算1ポイント=約3円~約5円1ポイント=約1円1ポイント=約0.3円~約1円
カード例一般カード三井住友カードダイナースクラブカードグリーンカード
貯まり方1,000円につき1ポイント200円につき1ポイント100円につき1ポイント
付与率0.1%0.5~2.5%1%
換算タイミング毎月の利用分すべてを合計からポイントに換算 ※1,000円未満の端数は切り捨てカード利用200円につき1ポイントカード利用1件ごとに換算 ※100円未満の端数は切り捨て
ポイント交換レート例Tポイント
1Oki Dokiポイント=4ポイント
楽天スーパーポイント
1Oki Dokiポイント=4ポイント
dポイント
1Oki Dokiポイント=4ポイント
Amazon
1Oki Dokiポイント=3.5ポイント
nanacoポイント
1Oki Dokiポイント=5ポイント
JCBトラベル
1Oki Dokiポイント=5ポイント
JALマイレージ
1Oki Dokiポイント=3マイル
ANAマイレージ
1Oki Dokiポイント=3マイル
キャッシュバック
1Oki Dokiポイント=3円
Tポイント
Vポイント1P=Tポイント0.8P

楽天ポイント
Vポイント1P=楽天ポイント1P※2020年10月1日(木)受付分より交換レートがVポイント1P=楽天ポイント0.7Pに変更

dポイント
Vポイント1P=dポイント1P

nanacoポイント
Vポイント1P=nanacoポイント0.8P

キャッシュバック
Vポイント1P=1円
Tポイント
ダイナースクラブ リワードポイント2,500ポイント=1,000ポイント

楽天ポイント
ダイナースクラブ リワードポイント2,500ポイント=1,000ポイント

ANAマイレージ
ダイナースクラブ リワードポイント1,000ポイント=1,000マイル(登録会員)

ダイナースクラブ
リワードポイント2,000ポイント=1,000マイル(未登録会員)

※ダイナースグローバルマイレージ(6,000円+税)

キャッシュバック
ダイナースクラブ リワードポイント10,000ポイント=3,000円
Tポイント
メンバーシップ・リワード3,000ポイント=1,500ポイント(登録会員) メンバーシップ・リワード3,000ポイント=1,000ポイント(未登録会員)
楽天スーパーポイント
メンバーシップ・リワード3,000ポイント=1,500ポイント(登録会員) メンバーシップ・リワード3,000ポイント=1,000ポイント(未登録会員)
ANAマイレージ
メンバーシップ・リワード1,000ポイント=1,000マイル(登録会員) メンバーシップ・リワード2,000ポイント=1,000マイル(未登録会員) ポイントを支払いに利用
・航空会社で利用した場合 メンバーシップ・リワード1ポイント=1円(登録会員) メンバーシップ・リワード1ポイント=0.3円(未登録会員)
・アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで利用した場合 メンバーシップ・リワード1ポイント=1円(登録会員) メンバーシップ・リワード1ポイント=0.4円(未登録会員)
・対象店舗で利用した場合 メンバーシップ・リワード2,000ポイント=1,000円分商品券(登録会員) メンバーシップ・リワード3,000ポイント=1,000円分商品券(未登録会員)
・オンライン・ショッピングで利用した場合 メンバーシップ・リワード1ポイント=0.5~1円(登録会員) メンバーシップ・リワード1ポイント=0.3円(未登録会員)
※メンバーシップ・リワード・プラス(3,300円税込)
加算時期原則毎月10日のお支払日(土・日・祝日の場合は翌営業日)に付与毎月のお支払日が10日の方には、原則お支払い月の前月25日頃に付与。毎月のお支払日が26日の方には、原則お支払い月の当月10日頃に付与。カード利用後、三井住友信託銀行グループが加盟店よりカード利用データを受け付けた時点でポイント加算。カード利用後、アメリカン・エキスプレスが加盟店よりカード利用データを受け付けた時点でポイントが加算。
ポイントの有効期限獲得月より2~5年間(24~60か月)
一般
獲得月より2年間(24か月)
ゴールド
獲得月より3年間(36か月)
JCBゴールドザ・プレミア、プラチナ、JCB ザ・クラス
獲得月より5年間(60か月)
ポイント有効期間は、カードの種類により異なる。

三井住友カード プラチナ
ポイント獲得月から4年間

三井住友カード ゴールド
ポイント獲得月から3年間

三井住友カード 上記以外
ポイント獲得月から2年間
なし入会日より3年が経過した時点で、第1プログラム年度に獲得したポイントが失効。 ただし、一度でもポイント交換すれば、ポイントの有効期限が無期限になる。
備考各種キャンペーンなどで獲得できるボーナスポイントあり。持っているカードの種類に応じた有効期限。通常の獲得ポイントと別に前年度のお買物累計額や、当年の累計ポイントによって付与されるボーナスポイントがある。対象加盟店でキャンペーン対象期間にカード利用すると付与される期間限定ボーナスポイントがある。ただしキャンペーン対象外のカードあり。ボーナスポイントの貯め方 ・ボーナスポイント・パートナーズの利用 ・友達紹介プログラム ・百貨店ギフトカードを購入するキャンペーン参加 ※クレジットカードの種類により他にもボーナスポイントを獲得する方法が設定されている。
プライスレスなポイント交換・JCB マジカル 2019への応募 ディズニーホテル宿泊とクリスマス時期の東京ディズニーシー(R)完全貸し切りが当たる。
・ディズニーアンバサダーホテル最高級のスイートルームに特別価格で泊まれる(JCBザ・クラスのみ)
・X JAPAN YOSHIKIのポイントでもらえる限定アイテムやアーティスト活動に伴うさまざまな特典がある。

・UNDERGROUND KINGDOM VISAカード

・UNDERGROUND KINGDOM VISAカード VIP

・UNDERGROUND KINGDOM マスターカード

※上記カード所有者のみ対象。
・趣向を凝らしたイベントへの参加

・ダイニングイベント・パーティーへの参加

・ゴルフコンペへの参加など

・プロゴルファーとのラウンドレッスン

・蔦屋家電 デザイン性・機能性に富んだ限定賞品
・メルセデス・ベンツG-Class (限定1台)10,800,000 ポイント
・ジョルジオ アルマーニ オーダースーツ「Made to Measure」 オーダースーツ(50万円相当分)600,000 ポイント
※メンバーシップ・リワード-Amazing参照

各社のポイントには「プライスレス」な交換先もある

このように交換率を計算することでポイントの価値を測ることができます。いっぽうで一概に「いくら分の価値がある」と数値化できないポイント交換先もあります。

たとえばダイナース「リワードポイント」の場合、次のような趣向を凝らした数々のイベントに、ポイントを活用して入場・参加できます。

  • オペラ特別鑑賞会 新国立劇場《蝶々夫人》
  • ベーゼンドルファー 『長楽館』サロンコンサート
  • 会員限定特別企画 2019 祇園祭 後祭観覧とお座敷遊び

※直近のイベントは、ダイナースのイベントカレンダーページまたはダイナースのアプリから確認できます。

同様にアメックスにも次のようなイベントなどと交換できるサービスがあります。

  • Drive to Exciting「走りの浪漫」を体感する McLaren (限定1組)
  • 船上のプライベートコンサート with 工場夜景クルーズ (限定1組)
  • Precious Dinner 名士とのAmazingな晩餐 with 誉田哲也氏 (限定1組)

※直近のイベントは、アメックスのメンバーシップリワードページから確認できます。

1ポイントの価値はポイントの種類や何に交換するかで大きく変わる

ここまで、クレジットカードのポイントの価値についてまとめてきました。効率よくポイントを活用するためには、貯め方だけでなく使い方も重要だということがおわかりいただけたかと思います。

効率的にポイントを活用しようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

最後に本記事の情報をまとめておきますので、こちらもあわせてご確認ください。

  • ポイントの価値は「1ポイント1円」とは限らず、何に交換するかによって異なる
  • 旅行が好きならマイルに交換したほうがお得
  • 単純に金額に換算できない「プライスレス」な交換選択肢もある
  • ポイント付与率が高いカードでも、交換率が低いものに交換するとお得ではなくなる


 

2019年9月14日 作成
2023年4月9日更新


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

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