食事会や飲み会で、面倒なお金のやり取りをスムーズにする方法のひとつが「Kyash」を使うことです。

Kyashはスマートフォンを通じて送受金ができるアプリ。

クレジットカードを登録しておけば、会計時に現金がなくても、立て替えてくれたお友達や幹事さんに支払いができます。

便利なKyashですが、リリースから1年ほどしか経っていないので、「使い方がわからない」、「本当に安全なの?」と不安な方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、Kyashの使い方やお得な活用方法について、詳しく説明していきます。

Kyashとは何か?

ウォレットアプリ「Kyash」は、スマートフォン用の無料アプリ。いわゆる「割り勘アプリ」です。

請求する側と支払う側のスマートフォンにKyashアプリをダウンロードしておけば、アプリを通じて請求と送金ができます。

アプリの利用は無料。年会費や登録・利用手数料も一切不要です。
 
Kyashアプリをダウンロードしていない相手には、メールや電話番号のSMS(ショートメール)あるいはLINEやFacebook、TwitterなどのSNSメッセージで請求ができます。

Kyashは、メールアドレスと電話番号さえあれば登録でき、本人確認書類提出の必要はありません。

登録を終えるとスマホアプリ内にバーチャルカード「Kyash Visaカード」が発行されます。リアルカードも申し込めば、手元に届きます。

Kyash Visaカードは全国のVisa加盟店で使える

Kyash Visaカードはプリペイド式のVisaカード。リアルカードを発行すれば、全国のVisa加盟店でも使えます。

Kyash Visaカードは、コンビニエンスストアや銀行経由でのチャージ、クレジットカードからのオートチャージ設定ができます。

チャージ後は友達などへの送金だけでなく、ネットショッピングにも利用可能です。

さらにKyash Visaカードで買い物をすると、利用金額の2%がキャッシュバックされます。

クレジットカードをオートチャージ登録し、「Kyash Visaカード」で買い物をすれば、クレジットカードのポイントに加えて2%キャッシュバックも受けられます。

クレジットカードで直接買い物をするよりもおトクですね。

「Kyash」がGoogle Payに対応

2018年10月9日から「Kyash」がGoogle Payに対応しました。

Google Payを利用した支払いも2%還元となります。(一部例外あり)

Google Payは、Kyash Visaカード(バーチャルカード)を発行すれば登録できます。

利用方法は、まずスマートフォンに「Google Pay」アプリをインストールします。

Google Payお支払方法の登録で「クレジット/デビット/プリペイド」を選択。Kyashのカード情報を追加します。

Google Payアプリから、QUICPayのメインカードとしてKyashが登録されているのが確認できれば利用可能です。

これで国内約720,000台のQUICPay対応店舗で、非接触決済ができるようになります。

支払いをするときは、店員にQUICPayで支払う旨を伝え、専用端末にスマホをかざせば決済完了です。

オンラインでは、Google Pay経由の支払いボタンから決済できます。

Kyashに登録できるカードは?

カードからKyashにチャージするには、チャージに使いたいクレジットカードを登録する必要があります。

ただしすべてのカードに対応しているわけではありません。Kyashにオートチャージ登録できるカードは、VisaまたはMastercardのクレジットカード、およびデビットカードです。

いずれのブランドであっても、プリペイドカードでは登録できません。

また登録できるカードは、以下の条件を満たしている必要があります。

・本人名義であること
・日本国内発行であること
・有効期限以内であること
・利用停止・不可になっていないこと

カードは1日(24時間)につき1枚、合計で5枚までKyashに登録できます。

ただしクレジットカードを登録しても、任意の金額をKyashにチャージできません。

送金や買い物などにKyash利用した分が登録したカードから自動で引き落とされる「自動チャージ」のみ対応しています。

Kyashへの任意チャージと送金、決済の制限金額

任意の金額をチャージするには、コンビニエンスストアや銀行(ペイジー)の経由が必要です。

チャージ金額の制限

チャージ金額には以下の制限があります。


・残高50,000円以上の場合は、チャージ申請・チャージともに不可
・1日のチャージ上限金額は50,000円
・チャージの最低金額は3,000円から

送金金額の制限

金額の利用にも制限があります。送金は、1回あたりの限度額が50,000円まで。1か月の送金上限金額は100,000円です。

バーチャルカード決済金額の制限

決済(買い物)は、バーチャルカードのみの場合、24時間あたりの購入限度額は30,000円まで。

1回あたりの購入限度額は30,000円以下、1か月間での決済利用上限金額は120,000円です。

リアルカード+バーチャルカード決済金額の制限

Kyash Visaカードリアルカードを有効化すると、購入限度額は24時間あたり・1回あたりともに50,000円までに引き上げられます。

ただし1か月間での決済利用上限金額はバーチャルカードのみの場合と変わらず120,000円です。

有効期限と有効期限中の利用上限

Kyash Visaカードの有効期限は5年間で、期限内の利用上限は100万円です。

利用上限を超えそうな場合には、Kyash Visaカードを更新すれば継続して利用できます。

利用限度額 1回 1日 1か月
チャージ 5万円まで
送金 5万円以下 10万円まで
決済(購入)バーチャルカードのみ 3万円以下 12万円まで
決済(購入)リアルカード有効化済み 5万円以下 12万円まで

  

キャッシュバック対象外の取引

上に書いた通り、Kyash Visaカードで買い物をすると2%のキャッシュバック。

受け取ったキャッシュバックは、Kyashの残高に加算されます。

ただしキャッシュバック対象外の買い物もあるので、利用する前に確認しておきましょう。

買い物をキャンセル

Kyash Visaカードで決済した買い物をキャンセルした場合、キャンセルした金額分に対してのキャッシュバックを受けることはできません。

キャンセルが月またぎの場合は、キャンセルの翌月に相殺されます。

カード有効性チェック

また手元にあるクレジットカードの有効性をチェックするため、カード会社に連絡して支払いを立てることで解約済みかどうかを確認する方法(カード有効性チェック)にかかった費用の減算も対象外です。

前払式支払手段(第三者型)の購入、チャージ

商品券やプリペイドカードなどの購入(前払式支払手段 第三者型)のほか、WAONやnanaco、楽天Edyなど電子マネーへのチャージも、キャッシュバックは発生しません。

そのほか寄付、公共料金や各種税金、ふるさと納税、年金、Yahoo!公金の支払い、金券や有価証券などの現金同等物の購入もキャッシュバックの対象外です。

モバイルSuicaアプリに6,000円未満のチャージ

モバイルSuicaアプリへの、6,000円未満のチャージはキャッシュバック対象外です。

意外!こんな取引がキャッシュバックの対象に

モバイルSuicaアプリのチャージ

モバイルSuicaアプリは、1回につき6,000円以上のチャージや、アプリ内での購入がキャッシュバックの対象、Google Pay経由のチャージは金額に関係なくキャッシュバックの対象です。

プリペイドカードなどへのチャージ

モスカードやスターバックス カード、ドトールバリューカード、Origami Payへのチャージは2%キャッシュバックの対象です。

支払登録

楽天PayとPayPal、Yahoo!ウォレットにKyashを支払用カードとして登録し買い物をしても、2%キャッシュバックの対象です。

Amazonギフト券購入

Amazonギフト券の購入も、2%キャッシュバックの対象です。

Amazonギフト券で四重取りの裏技!

KyashはAmazonギフト券も2%キャッシュバックの対象なので、ポイントモールを経由して、ポイントの四重取りが可能です。

たとえばJALカードをお持ちでJALマイルを貯めている方ならば、以下の手順は四重取りの一例です。


1.JALマイレージモール経由でAmazonに行きAmazonギフト券を購入 JAL0.5マイル
2.Amazonギフト券購入にKyashを使う 2%キャッシュバック
3.Kyashに紐づけたクレジットカードのポイント 1~2% 楽天カードなら1%
4.JALマイレージモール経由でAmazonに行き買い物する JAL0.5マイル

Kyashは海外でも使える?

便利なKyashですが、「バーチャルKyash Visaカード」も「リアルKyash Visaカード」も海外での買い物には利用できません。

どちらも日本国内のVisa加盟店でのみ利用可能です。

不正使用される心配はない?

Kyashは2017年にリリースされたばかりの新しいアプリですので、利用に不安に感じる方も多いでしょう。

そこで不正使用防止への取り組みついても紹介します。

不正使用検知システムあり

Kyashでは「不正使用検知システム」を採用しています。

通常とは違った使われ方をされていないかなど、24時間365日体制でモニタリング。

過去の不正使用ケースとの類似点のある使い方が検知された際や、本人が利用したケースとは異なる点が見受けられた場合などは、カード犯罪を未然に防止するため、Kyashアカウントの利用が制限されることがあります。

利用者によるカードロックも可能

また利用者自らがカード機能を一時的に停止する操作(カードロック)もできます。

ロックがかかった状態でも友人同士の送金は可能ですが、カード決済(買い物)はできません。

割り勘が簡単に!

ここまでKyashの特徴について紹介してきましたが、Kyashアプリがもっとも活きるのは食事会や飲み会の割り勘です

カード登録を済ませていれば現金がなくても会費の支払いができるので、普段からあまり現金を持ち歩かない方にぴったりです。

会費を集める幹事や会計の方も、送金・請求機能を利用すれば、会費が未収のままになってしまうことを避けられます。

しかもKyashからの割り勘請求には、利用店舗が発行した日付入りレシートや請求書が必要ありません。

つまり支払いの前に請求ができるので、飲み会などのイベント開催前に会費を集めることも可能なのです。

事前に会費を集めれば立て替える必要もありません。

なお友人から自分のアプリに送金された分については、現金として銀行から引き出すことはできません。

ただしKyash Visaカードを経由して買い物に利用できます。

はじめての割り勘アプリはKyash!

割り勘アプリを使ってみたいならば、チャージした金額でお得に買い物ができるKyashを使わない手はありません。

Kyashを使ってみて物足りなさを感じたら、別の割り勘アプリをダウンロードするのがオススメです。

交通系ICカードや決済機能付きのスマートフォンの普及によって、移動や買い物の際に財布を出して現金で支払いをする機会は減ってきています。しかし飲み会や食事会などで割り勘をする時は、交通系ICカードを使って友人にお金を渡すことはできませんので、どうしても現金に...

他の類似アプリとの比較

Paymo(ペイモ)


割り勘アプリを使いたいけれど、「どうしても送金してもらった金額を現金化したい」方には「Paymo(ペイモ)」があります。Paymo(ペイモ)はKyashと同様に、登録したカードからのチャージでウォレットアプリとして利用できるサービス。

Kyashと違うのは、手数料200円を支払えば残高を銀行口座に移せるところです。

チャージ用としてVisaまたはMastercardのクレジットカード、プリペイドカード、デビットカードを登録できます。Kyashのようにある程度無条件の送金・請求はできません。割り勘請求するには1か月以内の日付入りレシートが必須です。

毎回レシートを登録することで、1回につき100,000円まで、月合計300,000円までの送金・請求が可能です。

受け取ったアプリ上のお金は1年で消えてしまうので、買い物に使うか銀行経由で出金するのを忘れないようにしましょう。


paymo(ペイモ)公式サイト

LINE Pay(ラインペイ)

レシート不要で送金・請求ができるアプリに「LINE Pay(ラインペイ)」があります。メッセージツールとして利用者の多いLINEだけにはじめやすく、手数料216円を支払えば銀行経由で出金することも可能です。

しかしLINE Payは、クレジットカードからのチャージができません。したがって


・チャージには銀行やコンビニエンスストアなどを利用しなければならない
・送金・請求にあたって本人確認が必要

の2点がデメリットとして挙げられます。なお送金上限は1日100,000円までです。


LINE Pay公式サイト

pring(プリン)

「銀行からお金を出金するのに、手数料を支払いたくない」方向けには、「pring(プリン)」があります。

ただし利用できる銀行は限られています。2018年9月現在でpringに対応しているのは、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、近畿大阪銀行、東邦銀行、北九州銀行です。

pringもLINE Pay同様にクレジットカードでのチャージはできませんが、送金上限が1日最大100万円までと大きな金額も動かせます(利用者ごとに最大料金の指定あり)。

またpringはQRコード決済機能もあり、対応した店であればチャージされたお金を使っての買い物が可能です。

pring(プリン)公式サイト

Kyashは「自動チャージ」と「キャッシュバック」の二重取りでお得

上で紹介したアプリにはないKyashならではの魅力は、「キャッシュバック」を利用したお得な買い物です。

前述した通り、クレジットカードのオートチャージ登録後にKyash Visaカードで買い物をすれば、クレジットカードのポイントとキャッシュバックの二重取りができます。

たとえば還元率が1%のクレジットカードとKyash Visaカードを組み合わせると、キャッシュバックの2%と合わせて、1 + 2 = 3%の高還元率に。自動チャージ設定なので、通常のプリペイドカードとは違って残高を気にする必要もありません。Google Payを利用した決済や、リアルカードを作っておけばVisa加盟店舗でも利用できますので、効率よく高還元率を受けることができます。

ただし1か月の利用上限は120,000円まで、それ以上の買い物にはキャッシュバックが適用されません。またキャッシュバックが終了する可能性もありますので、二重取りを狙っている方は注意しましょう。

Kyashは割り勘にも買い物にも活躍するウォレットアプリです。リアルカードも作れます。

ウォレットアプリ Kyash – 買い物も割り勘もスマホ1つで

2018年10月15日 作成
2018年10月17日更新


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