クレジットカードのポイントをマイルに交換する方法はたくさんあります。どうせならば、できるだけお得な方法でポイントからマイルに移行したいですよね。
各種ポイントサイトのポイントからANAマイルへの交換でも注目されているのが「JQみずほルート」です。「JQみずほルート」は陸マイラーが、より効率的にマイルを獲得できる方法です。
この記事によって分かること
「JQみずほルート」とは?
「JQみずほルート」とは、
- 「JQ CARDセゾン(JR九州のポイント『JRキューポ』が貯まる)」を経由し
- 「みずほマイレージクラブカード/ANA(永久不滅ポイント・ANAマイルが貯まる)」を使ってマイルを貯める
ルートです。
注意!「JQ CARDセゾン」「イオンSUGOCAカード」と「JQ SUGOCA」は似ているけど違うカード
JQみずほルートに必要なカードに「JQ CARDセゾン」と「イオンSUGOCAカード」があります。
ところがこの「JQ CARDセゾン」によく似た見た目で「イオンSUGOCAカード」によく似た名前の「JQ SUGOCA」もあります。この「イオンSUGOCAカード」「JQ CARDセゾン」と「JQ SUGOCA」は全く別のカードです。
「イオンSUGOCAカード」「JQ CARDセゾン」を作るつもりで間違って「JQ SUGOCA」を作らないように気をつけましょう。
「JQ SUGOCA」はWAON POINTが貯まりませんし、イオングループの対象店舗の利用などでポイントが2倍になるサービスなども利用できません。
ポイントサイトで貯めたポイントを「JQみずほルート」でANAマイルに交換する
次の方法でポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換できます。
1.ポイントサイトで貯めたポイントやVポイントなどをGポイントに交換
2.Gポイントを「JQ CARDセゾン」のJRキューポに交換
、
3.「JQ CARDセゾン」のJRキューポを「JQ CARDセゾン」の永久不滅ポイントに交換
4.「JQ CARDセゾン」の永久不滅ポイントを「みずほマイレージクラブカード/ANA」にそのまま永久不滅ポイントとして移行
5.永久不滅ポイントをANAマイルに交換
クレジットカードのポイントを「JQみずほルート」でANAマイルに交換する
ポイントサイトと並行してクレジットカードのポイントも貯めるのがおすすめです。
「JQみずほルート」にクレジットカード利用分のポイントも上乗せしてマイルを貯めるのです。
「イオンSUGOCAカード」でWAON POINTを貯めよう
「JQみずほルート」ANAマイルを貯めるのならば、クレジットカードポイントはイオンカードのWAON POINTをおすすめします。
イオンカードのWAON POINTは、ANAマイルへは直接交換できません。そこで先ほどの「JQみずほルート」を利用しましょう。WAON POINTをANAマイルへ交換できます。
WAON POINTからJALマイルへは直接交換できます(1,000 WAON POINT → 500JALマイル)
1.「イオンSUGOCAカード」を作る
「イオンSUGOCAカード」は、数あるイオンカードの中でも効率的にANAマイルへと交換でき、WAON POINTも貯まる年会費無料のVisaクレジットカードです。WAON POINTは「JQみずほルート」の要のひとつであるJRキューポにも交換できます。
イオンSUGOCAカードは、イオンカードの特典が利用可能です。近くにイオンがある方、イオンのネットスーパーをよく利用する方、イオンのショッピングモールに出かける機会が多い方にとくにおすすめします。
イオンSUGOCAカードで受けられるイオンの特典
イオンSUGOCAカードは、イオングループの対象店舗の利用で、WAON POINTがいつも2倍貯まります。
つまり通常200円(税込)の利用でWAON POINT 1ポイントの付与なのですが、イオングループの対象店舗では、200円(税込)につき2ポイントを獲得できるんです。
対象店舗以外の利用でも、毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」では、イオンカードのお支払いでWAON POINTが基本の2倍に。
またインターネットサイトの「イオンカードポイントモール」を経由してネットショッピングをすれば、楽天やAmazonでのお買い物でもWAON POINTが通常より多く貯まります。
「イオンカードポイントモール」ならば、利用するショップによってはWAON POINTが最大21倍貯まります。家の近くにイオンモールがなくてもインターネットサイトを利用すれば、効率的にポイントが貯まります。
2.「イオンSUGOCAカード」のWAON POINTをJRキューポに交換
イオンSUGOCAカードは、1,000 WAON POINTを1,000JRキューポに交換できるクレジットカードです。
ショッピングなどの利用で貯めたWAON POINTを、そのままのポイント数でJRキューポに交換可能です。
3.「イオンSUGOCAカード」のJRキューポをセゾンカード「JQ CARDセゾン」に移行
WAON POINTからJRキューポに交換した後に、JRキューポをJRキューポが貯まるセゾンカード「JQ CARDセゾン」に移行をすることで、JRキューポからセゾンカードの永久不滅ポイントに交換ができます。
JQ CARDセゾンは、初年度年会費無料。次年度以降の年会費も年1回以上のショッピングでの利用があれば無料です。もしも年1回以上の利用を忘れた場合には、年会費として1,375円(税込)かかります。
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの中から選べます。
JQ CARDセゾンは、永久不滅ポイントを保有できるほかのセゾンカードとの間で、JRキューポから永久不滅ポイントに相互交換ができます。
なおJRキューボを永久不滅ポイントに交換するには、JR九州WEB会員登録が必要です。
4.「JQ CARDセゾン」の永久不滅ポイントを「みずほマイレージクラブカード/ANA」に移行
次に永久不滅ポイントを保有できるクレジットカード「みずほマイレージクラブカード/ANA」が必要です。
「みずほマイレージクラブカード/ANA」があれば、最初の1,000 WAON POINTを、1,000JRキューポと交換して、200永久不滅ポイントへと交換できます。
「みずほマイレージクラブカード/ANA」は、みずほ銀行普通預金口座の保有者だけが所有できます。
「みずほマイレージクラブカード/ANA」は年会費無料。ANAマイレージクラブ機能が付帯し、さらにセゾンの永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードです。
5.「みずほマイレージクラブカード/ANA」の永久不滅ポイントをANAマイルに交換
「みずほマイレージクラブカード/ANA」を利用すれば、JQ CARDセゾンで貯めたJRキューポを永久不滅ポイントに交換し、交換した永久不滅ポイントをさらにANAマイルへと交換できます。
永久不滅ポイントからANAマイルへは、100永久不滅ポイントからANAマイルへと交換が可能で、100永久不滅ポイントは、350ANAマイルと交換できます。
1,000 WAON POINTから、1,000JRキューポ、200永久不滅ポイント、700ANAマイルへと交換できます。つまりWAON POINTの70%分のマイルを獲得できるのです。
WAON POINTは、イオングループの提携店舗で買い物したり、イオンのインターネットサイトを経由したりすることで、通常より多くのポイントが獲得でき効率的にマイルが貯まります。
また同じルートを利用してポイントサイトなどからマイルへと交換できます。つまりひとつのルートにまとめながらマイルへと交換できるのです。
Tポイントから「JQみずほルート」でANAマイルへ交換する
「JQみずほルート」を利用すれば、TポイントからANAマイルへも交換できます。
ファミリーマートなどのコンビニエンスストアやネットショップなどの利用でポイントが貯まる、Tカードをお持ちの方も多いと思います。
Tポイントは、先ほどのJRキューポと交換ができます。1,000Tポイントを1,000JRキューポに交換が可能です。1,000JRキューポから、さきほどのルートと同じように、200永久不滅ポイント、700ANAマイルへと交換できます。
Tポイントは、直接ANAマイルへと交換できます。しかし500Tポイントから250ANAマイルへの交換となり、50%分に減ってしまいます。JRキューポ、永久不滅ポイントを経由したルートでならば30%減の70%ですみます。
ちなみにANAマイルからTポイントへ交換する場合には、年間交換累計は20,000ANAマイルまで、10,000ANAマイルを10,000Tポイントに交換できます。
永久不滅ポイントに交換しておけば、ポイント期限切れの心配なし
「JQみずほルート」を利用してANAマイルへと交換するメリットは、70%の交換率だけではありません。永久不滅ポイントに交換しておけば、ポイントの有効期限切れを避けられるのです。
通常、ANAマイルの有効期限は36か月ですので、ANAマイルに交換された段階で期限切れまでのカウントダウンがはじまります。
しかし永久不滅ポイントを経由しある程度のポイント数が貯まるまで永久不滅ポイントのままにしておけば、ポイントの有効期限を必要な時まで伸ばせるのです。
「JQみずほルート」を通して、永久不滅ポイントまでのポイント移行を済ませておけば、あとは永久不滅ポイントをANAマイルに必要な交換するだけです。
みずほマイレージクラブカードANAは、マイルへの移行手数料や移行上限もありませんので、必要なポイント数が貯まるまでや旅行のめどが立つまで、永久不滅ポイントのままにしておきましょう。永久不滅ポイントのままにすることで、マイルの有効期限切れを避けられます。
ただし、将来は「みずほマイレージクラブカード/ANA」の規約改定などにより、マイルへの交換率が悪くなってしまう可能性もあります。
TポイントをJRキューポ経由でJALマイルに交換する
JRキューポ経由で、TポイントをJALマイルにも交換できます。
Tポイントから直接JALマイルへは交換ができませんので、JALマイルホルダーでTポイントを貯めている方にはJRキューポ経由がおすすめです。
- 1Tポイント→1JRキューポ
- 1JRキューポ→1Pontaポイント
- 1Pontaポイント→0.5JALマイル
- 500JRキューポ以上 1JRキューポ単位でPontaポイント交換可能
- 2Pontaポイント以上2Pontaポイント単位で1JALマイルに交換可能
Tポイントから、JRキューポ、Pontaポイントへと交換をするにも「JR九州WEB会員」になる必要があります。会員登録はWeb上から可能で、年会費はかかりません。
TポイントをJRキューポ経由でJALマイルに交換する方法は、ANAマイルへの交換ルートと比べるとクレジットカードなどの発行が不要な分、誰でも簡単にルートを利用できます。ただしそれぞれのポイントの有効期限が1~2年と短く、有効期限内に、スピーディーにポイントを貯める必要があります。
少しの手間で、ポイントをよりよいレートでマイルに交換できる
JRキューポや永久不滅ポイントを上手に利用すれば、クレジットカードのポイントを直接マイルに交換するよりもよいレートでマイルに交換ができます。
マイルに交換するまでに何回か交換を繰り返しますので、直接交換をするよりも手間がかかります。しかし手間をかけただけきちんとマイル数を残せるのです。
ポイントサイトなどで貯めたポイントやポイントカードのポイント、クレジットカードのポイントなどをすべてまとめて、少しでも多くのマイルに交換したいですね。
2020年11月1日 作成
2020年11月1日 作成
2022年5月19日更新
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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