2023年12月20日12時、待望の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」が発表されました。既存のゴールド・カードの後継ではなく、全く新しいカードとして生まれ変わりました。

気になる年会費は3万9,600円(税込)です。家族カードは2枚目まで無料、3枚目以降は1万9,800円(税込)となります。従来のゴールド・カードより7,700円上がりますが、さまざまな新しい特典でカバーされます。

より特別感を味わえる金属製カードになっています。カードの裏面に「PREFERRED」と入っています。本会員はメタルカードですが、家族カードはプラスチック製のカードになります。

【トラベル特典】「フリー・ステイ・ギフト」が継続特典に

継続特典として、年間200万円以上(税込)の利用で国内のプレミアムホテルの1泊2名が無料で宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのトラベルクレジット10,000円が用意されています。

フリー・ステイ・ギフト for ゴールド・プリファード対象ホテルリストのリストはこちらです。フリー・ステイ・ギフト(プラチナ、ANAアメックス・プレミアム、ビジネス・プラチナ)対象ホテルリストと比べると若干少なくなっています。

2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)のリストで比較すると、プラチナ・カード等の対象ホテル53か所に対して、ゴールド・プリファード対象ホテルは41か所になっています。ヒルトン11か所(ヒルトン東京・ヒルトン東京お台場・ヒルトン小田原リゾート&スパ・ヒルトン東京ベイ・ヒルトン名古屋・ヒルトン大阪・ヒルトン広島・ヒルトン福岡シーホーク・ヒルトン沖縄瀬底リゾート・ヒルトン沖縄北谷リゾート・ヒルトン沖縄宮古島リゾート)、マリオット1か所(ウェスティンホテル東京)が除外されています

プライオリティ・パスも発行可能です。年間2回まで無料なのは既存のゴールド・カードと同じです。

【ダイニング特典】スターバックス カードへのオンライン入金で20%キャッシュバック

ダイニング特典は、厳選されたレストランを予約できる「ポケットコンシェルジュ」での20%キャッシュバック(年間最大 10,000円)、対象のラグジュアリーホテルのダイニングで10~20%OFF、スターバックス カードへのオンライン入金で20%キャッシュバック(年間最大 5,000円)、対象のレストランで対象のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料「ゴールド・ダイニング by 招待日和」が利用できます。

厳選されたレストランを予約できる「ポケットコンシェルジュ」での20%キャッシュバック(年間1万円相当まで)、対象のラグジュアリーホテルのダイニングで10~20%OFF、スターバックス カードへのオンライン入金で20%キャッシュバック(年間最大5,000円相当まで)も提供されます。

【ポイントプログラム】「メンバーシップ・リワード・プラス」が参加費無料で登録不要

ポイントの有効期限が無期限になる「メンバーシップ・リワード・プラス」、対象のオンラインショップなどで100円につき3ポイントになるボーナスポイントプログラムは、参加費無料で登録不要というメリットがあります。

ただし、プログラム年度内で獲得できるボーナスポイントの上限は10,000ポイント(50万円利用分)です。これは、既存のグリーン、ゴールド、プラチナ・カードの上限10万ポイント(500万円利用分)と比較すると大きく制限されています。

申し込みの際は、この上限がご自身の利用状況に合っているかどうか検討することをおすすめします。

また、プラチナ・カードにある外貨建ての利用でポイント3倍になる特典はありません。

お持ちのカードからの切り替えについて

ゴールド・カードは、更新時に自動的にゴールド・プリファード・カードへ切り替わりません。ただし、ゴールド・カードから、ゴールド・プリファード・カードへの切り替えは可能です。切り替えは原則としてゴールド・カード入会後6か月以上経過していることが条件です。また、所定の審査があります。ゴールド・カードと2枚持ちはできません。

プラチナ・カードからのダウングレードは、残余会費がある場合は月割りで計算され、調整されます。

関連情報

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのサービス|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

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