このカードは社会人になってすぐに作りましたので、今年で10年利用しています。社会人になり阪急電車を使っての通勤となったため、IC定期券「PiTaPaカード」を作ることを思い立ち、そのIC定期券にクレジットカード機能を付けたことがきっかけになります。阪急電車のターミナル駅では、当時から構内にPiTaPaカード入会カウンターがあり、そちらで申し込みをしました。
当初はIC定期券を目的に作りましたが、現在では日々の買い物でまとまった金額になるものは、カードを使ってポイントを貯めています。STACIAは、阪急百貨店・阪神百貨店のカードの意味ですので、両百貨店では現金で買い物をする際もポイントが付くのは便利だと思います。
その他、毎月必ず支払う必要がある保険や個人年金もこちらのカードから支払い、利用金額は毎月5万円~15万円になっています。
主に関西圏の店舗で、商品や入場料の割引といった優待があるそうですが、これと言った恩恵にあずかったことがありませんので、その点がやや不満でもあります。また、系列店でのカード利用では1%~3%のポイントが付くのですが、その他の場合では「200円で1ポイント」ですので、ポイント還元率は低いです。
ただ、私がカードに求めるメリットは、「買いたい商品にポイントを使える」という点ですので、今後もメインカードとして利用する予定です。私の場合では、「買いたい商品」が愛用中の化粧品で、百貨店のみでの販売になっていますので、このカードで貯めたポイントを使って最寄りの阪急百貨店でポイントを使って購入しています。
阪急・阪神百貨店でのお買い物が多い方にお勧めの1枚です。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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