※コインスターは2022年12月をもって日本でのサービスを終了しています。
金融機関の大量硬貨に対する手数料は、硬貨の枚数によって変わってくるので、1円玉や5円玉のような額面の小さい硬貨ばかりをお持ちの場合、金融機関に預けたり、額面の大きな硬貨や紙幣に交換したりするときに手数料の方が上回ってしまう恐れがあります。
額面の小さな硬貨ばかりの場合、硬貨1枚あたりの手数料ではなく、額面によって手数料が変動するサービスを利用するのもおすすめです。
コインスターとは・・・
1991年、当時のスタンフォード大学院生が、自宅に眠っている大量のコインを、金融機関に持ち込むことなく、”価値ある現金”に変換できるサービスとして、アメリカで創業しました。
1992年、サンフランシスコに1台目のコインスターを設置し、1996年にはアメリカで導入台数1,000台を突破。その後、コインスターはアメリカ全土にまたがる大手小売店や、他ヨーロッパ諸国の小売店にサービスを展開し、現在約20,000台の導入を達成。今後更にヨーロッパやアジア各国でサービスを拡大
「コインスター」は2018年に日本に上陸したアメリカ発のサービスで、世界中の大手小売店にコイン換金機を設置しています。
日本では関東や関西を中心に設置店舗がみられるくらいで、まだまだ数は少なく、実際に利用できる店舗はそれほど多くはありません。
しかし、コインスターを利用すれば大量の硬貨をそのまま店舗にお持ちいただき、機械に通すだけで自動でコインの枚数、金額を数えてくれます。
出てきたレシートを設置店舗のカウンターなどに持参するだけで、額面の大きな紙幣や硬貨に交換してもらうことができます。
コインスターの手数料は、9.9%となりますので、例えば、10,000円分の硬貨を機械に投入した場合、990円の手数料がかかる計算になります。
この手数料だけをみると高いような気がしますが、硬貨が1円玉や5円玉など額面の小さなものが中心で枚数がたくさんある場合、例えばゆうちょ銀行の窓口で手数料開始後に交換をすると硬貨枚数501枚以上で1,100円の手数料が発生することになるので、コインスターの方がお得になります。
ゆうちょ銀行に1円玉を中心に501枚以上を持っていくと、手数料は1,100円となり、手数料の方が高くなってしまう恐れがありますが、コインスターの場合が額面の9.9%の手数料となりますので、手数料を差し引いても残りの90.1%分は手元に残る計算になります。
また、大きな紙幣に交換することで、金融機関への入金もスムーズになります。
※コインスターは2022年12月をもって日本でのサービスを終了しています。
2022年2月13日 作成
2024年2月2日更新
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