理論的には何枚でも持つことができます。気に入ったカードがあれば、制限無く申し込むことも可能です。実際に50枚以上持っている人もいます。もちろん審査に通ることが前提です。年会費がかかる場合にはその負担も気になるところです。

ただし現実には、所有するカードの枚数が増えると管理が大変。管理しきれなくなりうっかり延滞でもしようものなら、新規審査はどんどん厳しくなります。そのため、クレジットカードの所有枚数は「3枚〜5枚くらい」がベターかと思います。ポイントやマイルを効率的に貯める観点からも、この枚数が最適だと考えられるでしょう。

また、同時申し込みが短期間に集中すると、それだけで警戒されてしまいます。クレジットカードには「キャッシング機能」が付けられます。カードがたくさん手に入れば、キャッシングで多額のお金が借りられます。短期間で同時申し込みする(多重申込みといいます)と、お金に困っている人と判断されてしまいます。

「キャッシングで大金を借りて、自己破産でもされたら大変だ」。そんな思惑が、審査担当者の頭をよぎるわけです。そのような警戒心から審査が厳しくなります。

そんな状態では「本当に魅力的なカード」に出会っても、その審査に通過できない恐れも出てきます。クレジットカード選びはできるだけ慎重におこない「スペックをよく吟味してから申し込む」という姿勢が大切です。


メルマガクレジットカードを選ぶとき、「ポイント還元率が高いから」「キャンペーンが魅力的だったから」「周囲が使っているから」といった理由で選んでいませんか?もちろん、それらも立派な判断材料です。しかし、目先のお得さばかりを追い求めてカードを増やしていくと、ポイントが分散してしまい、結果的に思ったほど貯まらない…ということも少なくありません。その原因は、「入口」にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。

この3つを掛け合わせて分析することで、はじめて“本当に使える”クレジットカードが見えてきます。なかでも最も重要なのが、「出口=目的」を明確にすること。何を得たいのかがはっきりすれば、カード選びも自然と決まります。当サイトでは、「出口から逆算して決済金額に最適化する」ことを提案しています。

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