海外旅行ではクレジットカードを使っていろいろな支払いを済ませる方が多いと思います。
ホテル代やレストランに入ったときの飲食代などを支払うとき、現金を渡すよりもクレジットカードを渡したほうが手間が省けてとても楽です。
しかし、クレジットカードで支払えるのは飲食代だけではありません。
実は、ホテルやレストランでのチップもクレジットカードで支払うことができるのです。
日本にはチップを渡すという習慣はありませんから、海外に行ったときはちょっととまどいますよね。
チップ用のお金をいちいち分けて持ち歩くのも面倒臭いですし、最近はカードで済ませてしまう方が増えているようです。
そしてなによりもチップをカードで支払えば、クレジットカードのポイントも付与されます。
ポイントを集めている人にはぜひ旅行時に実践してもらいたいやり方です。
ホテルやレストランなどで飲食をすると、ウエイターの方が支払伝票を持ってきてくれます。
それの一番下にチップ欄(Tip / Service Charge / Gratuity等と表記されています)があります。
この欄に、自分が払いたいチップの金額を記入します。一般的には10~20%程度を渡しておけば大丈夫でしょう。
金額を記入したら、さらに「TOTAL」と書かれている欄に合計金額を記入し、「Signature」(サイン)欄に自分の名前を記入すれば大丈夫です。
それほど大きくないレストランなどでは、支払伝票にチップ欄がない場合がありますが、そういうときは紙の空白部分に自分でTIP欄を書いて金額を記入してください。
また注意しておきたいのは、その支払伝票にすでにチップが含まれているか含まれていないかという点です。
レストランの中には、はじめからチップ欄に店の希望するチップの金額をすでに記入している店があります。
そういう場合はチップ金額を自分で記入する必要はありません。
これを知らずに、さらに自分でチップを上乗せ記入してしまったり、現金をテーブル上に置いていくという「勘違いで太っ腹」な日本人観光客が後を絶たないようです。
クレジットカードのおかげで海外旅行での買い物や食事はかなり楽になりました。
海外旅行での利用向けの特典を増やしているクレジットカードも多く、たとえばMUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス(年会費2,000円)は海外利用分のポイントを2倍にするなどの特典をつけています。
また学生用ライフカード(年会費無料)は、海外旅行先でのカード利用総額の5%にあたる現金を、カードの登録口座にキャッシュバックしてくれます。
クレジットカードは飲食代やチップまで細かく決済することができ、またポイントを稼ぐことができるので、頻繁に旅行に行くという方は海外利用した場合に特別なサービスのつくクレジットカードを一枚持っておくことをおすすめします。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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