お葬式は非日常的な行事です。そのため料金がわかりにくく、具体的にどれくらいかかるのかわからないという方もいることでしょう。
しかし今年から、イオンカードでおなじみの大手流通チェーンのイオンが葬儀ビジネスに参入し、料金がどんどん透明化されています。
では、イオンの葬儀サービスとはどんなものなのでしょうか?
全国の葬儀会社(400社)や葬儀会場(2,600か所)と提携して、24時間対応のコールセンターにより、葬儀の紹介や相談を行うもので、29.8万円~148万円までの6コース料金プランが用意されています。
病院や従来の葬儀会社に任せるよりも簡潔で安く利用出来るのが売りのようです。
世間一般では、葬儀費用は180万ほどかかると言われています。
この葬儀サービスは、イオンカード会員限定のサービスとしています。
葬儀費用の支払いにイオンカードが利用でき、また、会員利用者に対しては、カード内に葬式費用の特別融資額が設定されています。
葬式費用は思わぬところにこまごまとした費用がかかるものです。
葬儀費用のほか、おもてなし費用、別途費用、宗教費用など……。そのため、ある程度の現金はすぐに使えるよう手元に備えておくことが必要です。
しかし、悲しくあわただしい時に、お金のことや銀行のことを考える余裕を作れるでしょうか?イオンではその点も考慮して、通常のカード限度額を超えた「イオンのお葬式のみに使用できる特別枠」を設けています。
つまり、多額の葬式費用の支払いにも、その場で現金を用意する必要がありません。
さらにイオンは、葬儀業者の他にも寺院のお坊さんを紹介するサービスも今年の五月から初めています。
全国の仏教宗派(浄土真宗、浄土宗、曹洞宗、臨済宗、天台宗、日蓮宗など)総本山との提携により、顧客は希望する宗派のお坊さんを希望するエリア内で紹介してもらえます。
本来なら、お坊さんに供養を頼むときは「お布施」という金額の不明瞭な寄付金を払うことになっていますが、それをイオンでは「お布施の目安金額」として金額を提示しているので、依頼する側にとっては非常に親切な作り方になっているといえます。
《イオンの提示するお布施の目安》
・読経一式+普通戒名=25万円
・読経一式+居土大姉戒名=40万円
・読経一式+院号居土大姉戒名、または院号法名=55万円
・直葬(火葬場炉前読経のみ)+普通戒名(信士信女)=10万円
また、葬儀業者用賠償責任保険も付帯されています。
たとえば葬祭業務中及び葬祭終了後、施設の不備や管理の不備が原因で損害を被ったり、預かった受託物(貴重品を除く)を保管中にあやまって壊したり、汚したり、紛失したり、盗まれたりして、持ち主に元の状態で返還できなくなった場合などに、保険金が支払われます。
そんなイオンのサービスを見ていたら、故人が貯めていたポイントやマイルの扱いはどうなるのか気になってしまいました。
イオンカードは、全国のイオン、ビブレ、マックスバリュ、メガマート、イオンスーパーセンターでよく買い物をする主婦の方にぴったりのクレジットカードです。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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