ローソンの利用で貯まるPonta(ポンタ)ポイント。つい最近、ローソンから「おさいふPonta」なる新たな電子マネーが登場しました。
これはSuicaなどと同様に、クレジットカードや現金でチャージをして支払いに使えるプリペイドカードです。
PontaカードでPontaポイントをためている方なら、新登場した「おさいふPonta」に興味がそそられることでしょう。
筆者もよくローソンを利用するPontaユーザーなので、ポイント優遇特典などはあるのかとわくわくしながら調べてみました。
しかし、特典どころか、実は「おさいふPonta」にはいくつかの落とし穴があることが判明しました!
おさいふPontaはチャージに手数料200円!作れる人ならクレカを持ったほうがいい
おさいふPontaはクレジットカードからのチャージに手数料200円がかかることがわかりました。
クレディセゾンのクレジットカードなら手数料無料になりますが、それ以外のカードはすべて手数料が発生されます。
この一点で、リクルートカードなどの高還元率カードでチャージをしても意味がなくなることが判明しました。
しかも、セゾンカードでチャージをしても、チャージポイントは付きません!つまり、おさいふPontaをローソンで利用してもらえるポイントは、買い物時の100円ごとの1ポイント、のみとなります。
ちなみにJCB加盟店で利用すると500円利用毎に1ポイント付与されるので還元率は0.2%です。
うーん、これなら通常のPontaカード提示+クレジットカード払いをしたほうがだんぜんお得ですね。
このやり方なら、Ponta提示ポイントとクレカポイントが二重でもらえますし、還元率も2%以上になります。
例えば、Pontaカードを提示(1%)して、リクルートカード(1.2%)で支払えば、2.2%のポイントがもらえます。
リクルートカードはローソンに限らず常にポイント還元率1.2%ですし、年会費無料。
手数料なしでPontaポイント「2ポイント」をJALのマイル「1マイル」に交換することもできます。
ポイントを効率的に集めているなら、おさいふPontaを使うよりも、やはりクレジットカードを持つことをおすすめします。
というわけで、いまのところ、おさいふPontaにこれといった素晴らしいメリットは存在しないようです。
ただし、クレジットカードを作れない状況の方なら、審査がいらないわけですし、おさいふ代わりにおさいふPonta持つのもアリかと思います。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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