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ANAマイレージクラブ - Sony Bank WALLET1

ソニー銀行の「ANAマイル付き外貨定期預金」では、外貨定期預金で資産形成をしながらANAマイルを貯められます。金利も一緒に付与されるので、通常の定期預金よりも効率よく資産を増やせるでしょう。

一方で、外貨定期預金ならではのリスクもあるので、理解したうえで運用することが大切です。

本記事では、ソニー銀行の「ANAマイル付き外貨定期預金」について、メリット・デメリットを解説します。実際にどのくらいANAマイルが貯まるのかシミュレーションも行ってみたので、ぜひ参考にしてみてください。

旅費が高い時だからこそマイルを活用して海外旅行に行きたい!

「海外旅行へ行きたい!」と思っていても、行き先によっては片道10万円以上もかかるので、金銭的な事情から断念する方もいるでしょう。さらに、近年は物価や燃料費の高騰により旅費が高額となっているため、行くまでのハードルが高くなってしまっているのが現状です。

旅費が高い時期にこそ活用すべき方法が、マイルを貯めて航空券に交換することです。マイルは通常の買い物時においては1マイル=1円程度のレートですが、航空券に交換すれば1マイル=5~10円相当になることもあります。

ソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金のメリット

ANAマイルを貯めるのであればANAの航空便を利用したり、マイレージが貯まるクレジットカードで決済したりする方法があります。しかし、いずれの方法も消費行動の過程で貯まるものなので、家計の支出を抑えたい方にとっては貯めるのが難しいと感じるでしょう。

しかし、ソニー銀行の「ANAマイル付き外貨定期預金」を利用すれば、外貨定期預金で資産形成をする過程でANAマイルを貯められます。ANAマイル付き外貨定期預金の特徴は、以下の4つです。

  • ソニー銀行口座を持っていれば5分で手続き完了する
  • マイルを含めた利回りがよい
  • 海外で貯めた外貨をそのまま使えてATMから出金もできる!
  • 特典航空券への交換にマイルを活用すると、1マイルが9円以上の価値に!

ひとつずつ見ていきましょう。

ソニー銀行口座を持っていれば5分で手続き完了する

外貨定期預金と聞くと、手続きするのに手間がかかるというイメージを持たれている方もいるかもしれません。しかし、ソニー銀行のANAマイル付き外貨定期預金では、ソニー銀行口座を持っている方であればたったの5分で手続きが完了します。

ソニー銀行口座を持っていない方でも、口座開設から始める段階を含めても30分以内には外貨定期預金を始められるでしょう。

マイルを含めた利回りがよい

ANAマイル付き外貨定期預金はマイルに加えて定期預金としての金利も付与されるため、トータルでの利回りがいい点も大きな特徴です。


付与される金利とマイルを、以下の表にまとめてみました。

 

預入通貨 預入期間 金利 獲得マイル
アメリカドル(USD) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
367マイル
(100USDあたり)
オーストラリアドル(AUD) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
202マイル
(100AUDあたり)
ニュージーランドドル(NZD) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
224マイル
(100NZDあたり)
ユーロ(EUR) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
221マイル
(100EURあたり)
南アフリカランド(ZAR) 6ヶ月 年0.01%
(税引後0.007%)
125マイル
(1,000ZARあたり)
カナダドル(CAD) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
172マイル
(100CADあたり)
イギリスポンド(GBP) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
299マイル
(100GBPあたり)
スイスフラン(CHF) 1年 年0.01%
(税引後0.007%)
39マイル
(100CHFあたり)
香港ドル(HKD) 6ヶ月 年0.01%
(税引後0.007%)
49マイル
(1,000HKDあたり)
人民元(CNH) 6ヶ月 年0.01%
(税引後0.007%)
49マイル
(1,000CNHあたり)
スウェーデンクローナ(SEK) 6ヶ月 年0.01%
(税引後0.007%)
62マイル
(1,000CNHあたり)

参考までに、アメリカドル(USD)1,000ドルを1年間に渡って預入した場合の利回りは、以下のようになります。なお、金利とマイルによる利回りを把握するために、計算する前提として以下の2つで進めています。

  • 預入時と満期時のレートが同じ1ドル=160円である
  • 付与されるANAマイルは1マイル=2円換算とする
割合 金額
金利(年) 0.01% 16円
マイル 4.59% 7,340円
合計 4.6% 7,356円

実際には為替変動により利回りが大きく変動するため、上記と同じ結果にはならない点に注意が必要です。参考までに、2023年7月10日から1年間の為替変動を元に計算した場合、マイルを含めなかったとしても約14%の利回りとなります。

海外で貯めた外貨をそのまま使えてATMから出金もできる!

外貨を使う機会が多い方であれば、ソニー銀行で預入したりATMから出金できたりします。通常、外貨定期預金を利用する際は日本円から現地通貨に交換する手続きが必要です。

すでに通貨を持っている方の中には、帰国の際に使い切れずに持て余してしまうこともあるでしょう。ソニー銀行に対応している通貨であれば、そのまま定期預金として預入ができます。

また現地へ行くことになった際は、現地ATMで出金できるので、通貨を交換する手間もかかりません。

ただし、定期預金で預入した際は満期を迎えていないと引き出せない点に、注意が必要です。

特典航空券への交換にマイルを活用すると、1マイルが9円以上の価値に!

貯めたANAマイルは買い物に利用したり特典と交換したりと、さまざまな使い道があります。その中でもとくにおすすめなのが、特典航空券への交換です。

ルート 料金 必要マイル数 1マイルあたりのレート
東京⇒大阪(関西) 16,860円 6,000マイル 2.81円
東京⇒沖縄 29,510円 8,000マイル 3.69円
東京⇒ソウル 156,650円 15,000マイル 10.44円
東京⇒ホノルル 578,660円 40,000マイル 14.47円

※いずれも7月10日時点で、7月16日発の航空便の金額

距離が長いほど1マイルあたりのレートが高くなり、ホノルル行きでは15円近くとなりました。

ソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金のデメリット・注意点

外貨定期預金により資産形成が実現できることに加え、ANAマイルも付与されるのがソニー銀行「ANAマイル付き外貨定期預金」の特徴です。しかし、一方で以下のデメリットがある点には注意が必要です。

  • 為替リスクがある
  • 為替差益と利息には税金がかかる
  • 満期が過ぎるまでは引き出し不可

デメリットを理解したうえで利用すれば、堅実にANAマイルを貯めつつ資産形成を実現できるでしょう。

為替リスクがある

外貨定期預金には為替リスクがある点は、忘れてはいけません。金利やANAマイルを得られたとしても、為替レートが下落してしまうとトータルで損失となってしまいます。

実際に、以下の条件で定期預金を利用した場合における利回りを計算してみました。

  • 取扱い通貨:USD
  • 預入期間:1年間
  • 預入時の為替レート:160円
  • 満期時点の為替レート:140円
  • 金利:年0.01%
  • 預入金額:100USD
  • 付与されるマイル:367マイル

上記の場合における利回りは、-10.2%となります。実際に2024年7月10日現在は歴史的な円安を記録しています。今後、数年前と同水準の120~130円台にまで下落していく可能性も否定はできません。

取引する通貨の為替レートが下落することで損失となりうることは、理解しておきましょう。

為替差益と利息には税金がかかる

外貨定期預金では為替差益と利息に税金がかかる点も、考慮する必要があります。為替差益は所得税における雑所得に分類され、他の所得と合算した金額に応じて5~45%の間で税率が決められます。

【参考】
No.2260 所得税の税率|国税庁

一方の利息部分には、一律20.315%の税率が課せられます。そのため、仮に1,000円の利息を得られたとしても、税引き後に手元に残るのは797円程度です。

なお、付与されるANAマイルには税金は一切かかりません。

満期が過ぎるまでは引き出し不可

ソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金は定期預金の一種であるため、満期が過ぎるまでは引き出せない点も注意が必要です。

加えて、ソニー銀行では外貨定期預金の中途解約も原則として受け付けていません。どうしても解約が必要な場合のみ、手続きをすれば認められることはあります。

その際の金利は「当初約定金利の10%」もしくは「解約日における当該外国通貨建て普通預金金利」のいずれか低いほうが適用され、通常時よりも低くなってしまいます。

定期預金として預入する際は、当面の間は使う必要がない余剰資金の範囲で取り組むようにしましょう。

貯めたマイルで年に一度ハワイへ行きたい!ANAマイルを貯めるシミュレート

ソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金で預入を続けていれば、貯めたマイルだけでハワイへ行くことも、決して不可能ではありません。そこで、ソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金で付与されるANAマイルだけでハワイへ行くまでのシミュレーションをしてみました。

まず、エコノミーシートでハワイへ行く場合に必要なマイルは、以下のとおりです。

ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
必要マイル 35,000 40,000 43,000
期間(2024年) 1/4~2/8
4/1~4/24
5/13~6/30
12/1~12/15
2/9~3/31
7/1~7/18
8/26~11/30
1/1~1/3
4/25~5/12
7/19~8/25
12/16~12/31

ANAマイルをもっとも効率よく獲得できるのは、アメリカドルを1年間預入した場合(100USDあたり367マイル)です。

今回は参考までに、5年後にハワイへ行くために必要な預入金額を算出してみました。

必要マイル 1年あたりのマイル数 必要な預入金額
ローシーズン 35,000 7,000 2,000USD
(約320,000円)
レギュラーシーズン 40,000 8,000 2,200USD
(約352,000円)
ハイシーズン 43,000 8,600 2,400USD
(約384,000円)

上記の金額をソニー銀行の外貨定期預金に預入を続けていれば、5年後にはハワイへ行けるほどのマイルが貯まっていることになります。

ちなみに、預入金額が高額であるほど1年間でたくさんのANAマイルを貯められます。参考までに、預入金額ごとに1年間で付与されるANAマイル数を以下の表にまとめてみました。

預入金額 1年間で付与されるANAマイル
5,000USD
(約80万円)
18,350マイル
10,000USD
(約160万円)
36,700マイル
20,000USD
(約320万円)
73,400マイル
50,000USD
(約800万円)
183,500マイル

50,000USDを預入すればハワイ行きの航空券を夫婦2人、しかも往復便で交換できてしまいます。

手持ち資金に余裕がある方はソニー銀行ANAマイル付き外貨定期預金で資産形成に取り組み、ANAマイルでANA航空便との交換を狙ってみてはいかがでしょうか。ただし、上述のとおり為替変動リスクがともなうので、余剰資金の範囲で取り組むようにしてください。

マイルの貯まるデビットカード ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETは、年会費無料で持てるソニー銀行のVisaデビット付きキャッシュカードです。

国内での普段の買い物や支払いはもちろん、海外ATMでの引き出しにも利用でき、11通貨に対応しています。

ANAマイル付き外貨定期預金では、利息の代わりにマイルで受け取れます。

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  • 公式サイトはこちら

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