皆さんは、電気料金をどういった方法でお支払いしていますでしょうか。
最近では、支払い方法も多様化し、利便性だけでなく節約も期待できるようになってきました。
その中でも注目なのが「クレジットカード払い」。
しかし、「なんとなくお得そう」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、電気料金の支払い方法として口座振替とクレジットカード払いを比較し、どちらがお得なのか、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
この記事によって分かること
電気料金はカード払いがお得?でも人によっては…
クレジットカード払いのメリットは、なんといってもポイントサービス。
ほとんどのクレジットカードは利用金額に応じてポイントが付与され、電気料金の支払いも例外ではありません。
さらに、年間利用額に応じた特典を受けられる場合も。
例えば、「年間10万円利用で次年度年会費無料」といった特典は、電気料金だけでも達成できる可能性があります。
クレジットカードでの電気料金の支払いには大きなメリットがあると言えます。
ですが、実は「クレジットカードこそ最強の電気料金支払い方法」とは言えない事情もあるのです。
厳密には、「ある支払い方法」がクレジットカードでの電気料金支払いよりも節約効果をもたらす可能性があるということです。それは「口座振替」です。
電気料金の口座振替割引とは?
クレジットカードでの電気料金の支払いが、場合によっては節約効果の面で劣る理由のひとつとして「電気料金の口座振替支払い」の存在があります。
厳密にいえば「口座振替割引」の存在です。
電気料金の口座振替とは、自分が持っている銀行口座から毎月の電気料金を自動的に引き落とすシステムで、各世帯には検針票だけが送られるようになり、請求書は送られなくなるようになります。
毎月の電気料金が自動的に銀行口座から引き落とされるようになるので、電気料金を支払う手間が省けるとともに、電気料金の支払いを忘れたことで電気を止められるような心配もありません(筆者はかつて一度だけですが仕事の忙しさで電気料金の支払いを忘れていて、電気を止められたことがあります)。
電気を止められると、とてつもなく不便な生活を強いられることになります(筆者はその時、帰宅が夜の10時頃だったのですが、真っ暗な中で夜食を食べるはめになりました)。
そして、電気料金を口座から自動的に引き落とす際には「口座振替割引」が適用されることになります。
電気料金の支払い方法を口座振替に指定し、口座から電気料金を引き落とす際に一律で「54円」が差し引かれて請求される、それが口座振替割引です。
1か月で54円というものは、あまり大きな節約効果を持たないように思えるかもしれません。2か月分でも自動販売機の缶コーヒーよりも安い金額です。
しかし、年間で言えば「648円」も節約することができるのです。
しかも、口座振替を指定して自身の口座を登録するだけで自動的に割引が適用されるため、利便性の面でも大きな意味を持ちます。
口座から自動的に引き落とされ、かつ割引も受けられるという、言うことなしのサービスであるようにも思えますね。
とは言え、648円という金額はあまり大きな金額では無いようにも思えて仕方がありません。
何せアルバイトの時給1時間分よりも少ないことの方が多いでしょう。
年間でその程度の金額に対して、どうしてクレジットカードが劣ってしまうのでしょうか。
その説明のためには、クレジットカードによる節約効果についても詳しく知っておく必要があります。その点を次の項で詳しく説明していきましょう。
口座振替割引、カード払いで貰えるポイント、どっちがお得かは利用料金で変わる!
カード払いと口座振替のお得の差のカギを握るのは「利用料金」。
つまり電気代の金額の大きさによって分かれるのです。
電気代の金額が大きくなるほど節約とはほど遠くなりますが、家電製品を使えば電気代がかかることは仕方がありません。
問題となるのは、割引やポイントなどによる節約効果がどれだけ大きくなるかと言うところです。
ここで重要なのは、それぞれの節約効果が「定額」と「定率」に分かれることです。
どういうことかと言えば、口座振替の場合は「どれだけ電気代がかかっても、かからなくても毎月54円」であり、クレジットカードのポイントは「○○円ごとに1ポイント」というように一定の割合をかけた数値がポイントとして還元される仕組みとなっています。
たとえば「200円ごとに1ポイント」つまり「利用金額の0.5%のポイント還元」というクレジットカードと口座振替割引の比較をしてみることにしましょう。
電気代については「5000円」と「15000円」の2つのパターンで検証します。
まず、電気代が1か月5000円の場合、その0.5%に該当するポイントは「25ポイント」です。
1ポイント=1円換算であるとすれば、口座振替割引の54円に大きく劣る(約半分)ことになります。
たかが数十円の世界と侮ってはいけません。
電気料金は生きている限り支払い続けることになるのですから、1か月数十円を積み重ねていけば、それなりに大きな金額となります。
では、次に電気代を15000円にして考えてみましょう。
その場合はクレジットカードで付与されるポイントは0.5%の「75円」になります。
これは口座振替割引の54円を21円上回ることになります。
年間換算で252円も多くの節約効果になるということです。
なかなかに侮れない金額であると言えるでしょう。
口座振替割引は、電気料金がどの水準であっても一律で55円が差し引かれる計算です。
これはつまり、電気料金の金額の大きさに応じて割り引かれる金額の割合が変動するということになります。
例えば電気料金が5500円の場合、55円はその1%になります。
しかし、11,000円に対しては0.5%、18300円に対しては0.3%と、電気料金が大きくなればなるほどに口座振替割引の金額の値引き率は下がっていく計算になるのです。
では、電気代がどの金額を超えるとクレジットカードでの支払いの方が節約効果があるのかと言えば、「55円÷0.5%=11,000円」、つまり電気代が11,000円を下回る場合には口座振替の方が節約効果があり、11,000円を上回る場合にはクレジットカードでの支払いの方が節約効果があるということになります(クレジットカードのポイント還元が0.5%の場合であり、ポイント還元率によってボーダーラインの金額は上下します)。
口座振替での支払いか、クレジットカードでの支払いかを迷っている人の場合、月の電気代が11,000円より上か下かで決めると節約効果が高くなります。
しかしながら、いちいち支払い方法の変更を申請するのも面倒だと思われている方も大勢いらっしゃるでしょう。
たかが数十円、年間で数百円の世界であれば、わざわざ申請して時間をとられることも無いだろうと思われていることでしょう。
ところが、近々ではあるのですが多くの人がその選択を迫られることになる可能性が高いのです。
それは「2016年4月からの電力自由化」の影響です。
この機会に電気契約を見直すという人も大勢いらっしゃるでしょう。
電力の自由化は、今までエリアごとに独占的だった一般世帯への電力供給サービスを、新しい電力会社が参入することができ、各企業ごとに独自のサービスを盛り込んだり、電気料金を安くできる仕組みを取り入れたりすることが期待されています。
同時に、既存の電力会社でも電力供給エリアを拡大するなどして、消費者は選択肢が多くなるということになります。
ということは、新しい電力会社やプランの申し込みの際に支払い方法を決めなおすことができるので、その際に自分にとって節約効果の高い支払い方法に決めることができるのです。
しかも、新しい電力会社と契約することで電気代自体が安くなることも多く、その節約効果と合わせると実質の電気代を大きく節約することにもつながるチャンスがあるというわけです。
ただし、新しい電力会社に「口座振替割引」が存在しているかどうかが重要になります。
口座振替割引のサービスは電力会社が提供しているものですが、クレジットカードのポイント制度はクレジットカード会社が提供しているものです。
つまり、電力会社が変われば口座振替サービスによる節約効果は大きく上下しますが、クレジットカードのポイントによる節約効果は電気代の上下の分だけ少しは変動がありますが、ほとんど変わらないと言えるでしょう。
そうした点だけではなく、新しい電力会社、新しい電力供給プランなど、考えるべきポイントは数多く存在します。
場合によっては劇的な節約効果が期待できますが、表面上の感覚だけではこれを決めることは危険であるといえます。
電力の小売りまで時間がありませんから、電力会社のホームページやパンフレットなどをしっかりと見比べて、自分の世帯に最適な電力会社を選びましょう。
口座振替VSカード払いのお得度を比較!
先ほども述べましたが、電気料金の口座振替とクレジットカード払いについては、電気料金が「10800円」を上回るか下回るかで、節約効果の大きさも異なると言えます。
自身の世帯の電気料金が毎月どれくらいであるのかを把握すれば、節約効果の大きさを享受することができるでしょう。
例えば筆者は単身世帯で、毎月の電気料金は3000円~4000円となっています(結構、節電を意識しているので安くなっています)。
この価格帯の電気料金をクレジットカードで支払っても、15円~20円分のポイントが付与されるだけなので、口座振替の54円を下回ることになります。
このあたりの価格帯の人であれば、よほどクレジットカードを使いたい事情が無い限りは口座振替による電気料金の支払いの方が節約効果が期待できます。
節電をすればするほど口座振替割引の恩恵も大きく感じられることになります。
一方、電気料金が毎月それなりに発生する世帯の場合、例えば筆者の知り合いの世帯は人数が多いことと、ある事情で電気代がそれなりにかかるそうなのですが、安い月でも15000円を下回ることは無いそうです。
このあたりの電気代の価格帯であれば、クレジットカードによるポイントサービスの方が大きな節約効果を期待できるでしょう。
口座振替割引の恩恵は、電気料金が大きくなるにつれて小さくなり、クレジットカードのポイントサービスに大きく劣る計算になります。
もちろん、節約効果の大きさについては、これらの金額の要素だけで決められるわけではありません。
まず、そもそもにクレジットカードを持っているかどうかというところが問題です。
例えば筆者の知り合いの場合はクレジットカードを持っていません。
その場合だとクレジット払いは当然ながら利用することができませんので、口座振替か直接の支払いになります。
クレジットカードを持っている場合には、そのクレジットカードと自身のライフスタイルが大きく影響することになります。
時には直接的な金額を無視してでもクレジットカードで電気料金を支払うことにメリットがある可能性も十分に考えられます。その点についてはクレジットカードの性質や個人的な趣味嗜好、それらを総合的に考慮する必要があります。
特に、クレジットカードの「ポイント還元率」が高いほど、電気料金の支払いにおいてもその恩恵が大きくなる計算になります。
クレジットカードの中には「特定のサービスの利用においてポイント付与に特化しているカード」もあれば、「何の支払いにおいても相応に高いポイント還元率を持つカード」というものもあります。前者の場合は電気料金の支払いにはそこまで向いていないのですが、後者の場合は汎用性が高く、電気料金の支払いにも向いているカードであると言えます。
電気料金の口座振替割引の恩恵は、基本的にどの電力会社でも一定です(今後変わってくる可能性は大いにありますが)。
しかし、クレジットカードはカード会社と提携先に応じて様々なステータスを持つカードが目白押しです。
そうした取り回しの良さと言うか、選択肢が多いという点ではクレジットカードでの支払いの方が魅力的に感じてしまいます。
しかし、実際にはどれだけ経済的であるか、節約効果があるのかを冷静に判断する必要があります。
安易な判断基準で支払い方法を決定してしまうと、知らないうちに損をしている可能性だって十分に考えられるのですから。
公共料金のポイント付与率が低いカードも
さて、電気料金をクレジットカードで支払うことでポイントが貯まり、ポイントサービスを利用できるメリットは実に効果的であると言えます。
毎月必ず発生する費用であり、これをクレジットカードで支払うことは毎月必ずポイントを貯めるチャンスが巡ってくるということです。
直接的な値引きを行う口座振替割引とは違って電気料金そのものは安くなりませんが、ポイントが基本的に1ポイント=1円換算であり、そうでなくとも円換算できる価値を持っているため、実質的に電気料金の節約につながります。
電気会社やプランの見直しにおいて、この機会に新しくクレジットカードを作ったり、既存のクレジットカードでの支払いに変更するという人もいることでしょう。
特に電気料金が大きい世帯ほど、クレジットカードでの支払いによる節約効果は大きくなります。
基本的には毎月の電気料金とクレジットカードのポイント還元率、それに54円という金額がどう関わるかで決めることができるので、単純な計算であればすぐに比較することができます。
しかし、ここに一つの「落とし穴」があるのです。
これは筆者の友人の話なのですが、今までは口座振替で支払っていたのを、クレジットカードを作ったのをきっかけにクレジットカード払いに変更したそうです。
電気料金の金額的にも、計算してみたところクレジットカードのポイント還元率に電気料金をかけた結果が口座振替割引の54円を上回ったので良いかな?と思ったそうです。
しかし、実際には口座振替割引の方が節約効果が高かったというオチが待っていたのです。
どうして筆者の友人のような出来事が起こってしまうのか?その秘密は「ポイント還元率の例外」にあったのです。
例えば「アメリカンエキスプレスカード」がありますが、このカードは100円ごとに1ポイント、つまりポイント還元率は1%に相当します。
一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%なので、その倍に相当する計算になります。
つまり、上記の「10800円」のボーダーラインは半分になり、「5400円」がラインとなります。
言い換えれば、ポイント還元率の高いクレジットカードであるほどに、口座振替割引とのボーダーラインは低い金額になるということです。
ところが、クレジットカードの中にはアメリカンエキスプレスカードのように「公共料金など、一部の例外的な支払いについては還元率が低下する」という特徴を持ったカードがあるのです。
アメリカンエキスプレスカードの場合は公共料金などの支払いにおいては通常の100円=1ポイントのレートではなく、200円=1ポイント、つまり還元率が半分の0.5%になるのです。
私の友人もその例外規約を知らなかったようで、少しガッカリしていました。
しかしながら、全てのカードがそうであるというわけでもありません。
例えば「リクルートカード」があるのですが、リクルートカードの場合は何の支払いを行う場合でもポイント還元率が1.2%で変動しません。
もちろん、電気料金の支払いでも還元率が下がることは無く、1.2%相当のポイントを貯めることができます。
電気料金の支払いをクレジットカードで行う場合、毎月の電気料金だけではなく、電気料金に対するポイント還元率の高さも考慮しなければなりません。
そのためには電気料金の場合にポイント還元率が低下しないことをしっかりと確認しておくことも大切です。
各クレジットカードのホームページを見れば、すぐに調べることができますので、クレジットカードの選択に悩んでいる場合にはそういった点も考慮しておきましょう。そうしなければ、筆者の友人のような失敗をすることにつながります。
電気料金の支払い方法はライフスタイルと料金で決めるのが大事!
このようなケースがあるので、クレジットカードの方が絶対に電気料金の支払いに適しているとは言い難い事情があるのです。
そうなると、単純に金額の多さだけで電気料金の支払い方法を決めても良いのでしょうか。それは、どこかしら安易な気がしますよね?
実際、電気料金が10800円を上回る、下回ることが確実であっても、絶対にクレジットカードでの支払いが経済的である、口座振替の方が節約効果があるということは言い難いです。
なぜなら、その人個人の「ライフスタイル」を無視することはできないからです。難しい話ではありません、単純にその人個人の生活に関わるポイントをしっかりと考慮するというだけの話です。
例えば、電気代が10800円より少し多いくらいのラインであるとします。
この状態、少し節電すれば口座振替の方が電気料金が安くなるレベルです(クレジットカードのポイント還元率が0.5%の場合)。
そう考えると、単純な電気代の削減と口座振替による節約効果を考えて、少し無理してでも節電して電気代を浮かせることで節約効果を最大限発揮しようと考える人もいるでしょう。
「無理」のレベルにもよりますが、時には驚くほど大きな節約効果をもたらすこともあり得ます。
しかし、節電とはすなわち「電気を使わないこと」であり、確かに電気代を浮かせることにはなります。
しかし、その分だけ家電製品を使えなくなるということであり、無駄に電気を使っている家電製品やその使用タイミングなどが無い限りは必要としている部分を切り詰める形になり、生活の質を下げることになります。
そうなると、節約による満足度を生活の質の低下の分だけ下げることになります。
夏は暑くるしく、冬は寒い、場合によっては体調を崩すことだって十分に考えられます。
それだったら、無理に節電することは無く、その分だけクレジットカードのポイントを貯める手段として活用すればよいのです。
また、比較的明らかに口座振替による節約効果が大きい、電気代8000円前後くらいの金額であっても、クレジットカードで支払ってはいけないということにもなりません。別に誰かに強要されている訳ではないのですから。
クレジットカードでの支払いによる節約効果はポイントサービスだけではなく、カードの利用金額の合計に依存するものもあります。
前述の「次年度年会費無料」や「ポイント付与のボーナス」などがそれに該当します。
そうした金額に少しでも加算するために、電気料金をクレジットカードで支払うことにも十分なメリットがあります。
毎月数千円、数万円と言う金額は、年間で相当な金額になるので、活用しない手はありません。
しかしながら、そもそもにクレジットカードを持っていない人は選択肢が限られてしまいます。
クレジットカードがあれば…、そう思うのであれば新電力による電力会社の乗り換えを機に、クレジットカードを作るという手もアリです。
「たかが電気代の支払いだけに?」と思うかもしれませんが、クレジットカードは何も電気代の支払いにだけ使うということはありません。
その他の公共料金の支払い、携帯電話利用料の支払い、ネット通販の購入代金の支払い、旅行代金の支払い、ガソリンスタンドでの給油代金の支払いなど、様々なところでクレジットカードは役に立ちます。
このように、ただただ電気料金の大小だけで支払い方法を決めてしまうよりは、ご自身のライフスタイルに即した方法を選択することが重要です。
もちろん、電気料金の大小も重要なファクターとなりますので、そういった電気料金と支払い方法、関わる要素を全て総合して考慮してから決めましょう。
電気料金は末永く支払い続けるお金です。
電力会社は今後、引っ越しなどのイベントが無くても変えていくことも十分に考えられますが、その場合はその電力会社との相性についても考慮する必要があります。もちろん、そう頻繁に契約を切り替えることはあまり推奨できません(一定の期間中は解約金をとられたり、長期間契約すると電気料金が割引されるサービスもあるので)ので、新しい電力会社を選ぶときには十分に時間を用意して熟考するようにしましょう。
新電力の登場に伴い選択肢が増えることになりますが、その選択肢を比較して自分に最も合った電力会社を選ぶ必要性があることは忘れてはいけません。
まとめ
電気料金の支払い方法は「口座振替」か「クレジットカード払い」のどちらかから選択することになりますが、可能な限り節約効果の高い方法を選択する必要があります。
その際には「世帯の電気料金の多さ」と「クレジットカードの性質」が大きく影響することになります。
常にどちらかが節約効果が大きいということは無く、各世帯および個人の状況に応じてこれらの方法を選択することが節約につながると言えます。
そのためには、各世帯の電気料金を正確に把握し、クレジットカードとの相性も加味したうえで口座振替が良いのか、クレジットカードでの支払いが良いのかを分析する必要があります。
4月からの電力自由化に伴い、節約効果は大きくなります。
その節約効果を後押しする形でこれらの支払い方法を吟味することは、家計を支えるうえで大きな意味を持ってくることでしょう。
新電力を選ぶ際には、支払い方法についてもきちんと考慮することを忘れないようにしましょう。
クレジットカードで支払えば常にお得かと言えばその限りではなく、あくまでも電気料金においてはその他の支払い方法に対するサービスなどの内容を考慮して、比較したうえで支払い方法を決定しましょう。
なおカードで払う場合は、やはり還元率1%以上のカード(リクルートカードなど)がおすすめです。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとポイントが分散して貯まりません。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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