クレジットカード会社は、クレジットカードへの申込みを受けた際に、申込者のその他クレジットカード情報やローンなどに関する情報を参照するために、信用情報機関に問い合わせをすることがあります。

クレジットカードに申し込みをされる際には、クレジットカードを実際に発行してもらう前に、クレジットカード発行会社による審査を受けることになります。

クレジットカード会社の審査は、クレジットカードの申込書の記載内容に関する審査、信用情報機関の登録情報による審査が考えられます。

クレジットカードの申込書の記載内容に関する審査では、年収や年齢、就業状況、勤務先などから、クレジットのための与信を与えても大丈夫かどうかを審査することになります。

その際に、クレジットカード会社は、CICやJICCなどといった個人信用情報機関に問い合わせをして、クレジットカードの申込者のクレジットやローンに関する情報を調べることがあります

CICやJICCといった信用情報機関では、登録情報の重要性に応じて5年から最長10年ほど情報を保有しています。

例えば、クレジットカードやローンの延滞歴ならおよそ5年ほど、自己破産のような重要な情報に関しては7年から10年ほど情報を登録したままにしていると考えられます。

ただし、信用情報機関によっては、個人情報としてではなく、官報情報として、自己破産歴を保有し続けるところもありますので、お気を付けいただきたいと思います。

こうした情報も加味した上でクレジットカード会社は、クレジットカードの申込者に与信を与えてもよいのかどうか審査していると考えられます。

また、いくつかある信用情報機関は、加盟しているクレジットカード会社等から入ってくる情報を共有してもいますので、個々の信用情報機関に登録されている内容が異なる場合でも、それぞれが保有している情報は共有のものになっていると考えられます。

クレジットカード発行会社がクレジットカードの発行を見送る場合、申込書への記載内容に関する審査とともに、信用情報機関における過去の延滞歴やローン状況、およそ半年以内の申込み件数や利用枠等を参照していると考えられます。

延滞歴に関しましては、数日程度の延滞歴であれば、情報として登録されないこともあるようですが、延滞など事故を繰り返された場合や、長期間にわたる延滞があった場合、自己破産歴がある場合、クレジットカードの発行を見送られる場合もあります。

信用情報機関の情報は、加盟会社であれば、クレジットカード審査の際にオンラインからでも参照することができるようになっていますので、平日、土日祝日に関係なく、クレジットカード会社が情報を参照しようとすれば、いつでも情報は閲覧できるようになっています。

休日だから、時間帯が早いからなどといった理由で信用情報機関の情報を参照できないということはありませんので、休日の申込みだから審査に通りやすいなどといったことはありません。


メルマガ皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。

入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。

ポイ活しないで大量にポイントを貯める秘訣はメルマガで・・・

今週の人気記事TOP10

このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments


専門家に聞いたここだけの話

  • 世界初のクレジットカード。その歴史を紐解く <クレジットカード温故知新>
  • キャッシュレス決済を推進するためにはユーザーのメリットより加盟店のメリットを考えるべき
  • Money20/20のPayment Raceから見えた世界のキャッシュレス決済の姿
  • 1回払いは手数料がかからないのにポイントがもらえるのはなぜ?

特徴・機能別クレジットカード