国内最大級のクレジットカード収録枚数だから、比べて選べる！

何と言っても、一番効率の良いマイルの貯め方は、飛行機に乗ることです。ANA便やJAL便に搭乗してマイルを稼ぐのが、マイレージをどんどん貯める人、いわゆる「マイラー」の王道です。フライトマイルは、行き先までの距離の長さに応じて獲得でき、もちろん行き先が遠ければ遠いほどたくさんのマイルがもらえます。

ANAとJALはそれぞれ、「基本マイル（区間マイル）」を設定しています。ANAの主な国内線の「基本マイル」は、東京―大阪なら片道280マイル、東京―沖縄なら片道984マイルとなります。JALの場合、東京―大阪はANAと同じ片道280マイル。東京―石垣（沖縄）は1228マイルです。

＜基本マイルの一覧＞
ANA
JAL

ただし、割引制度を利用すると、基本マイルよりも少なくなります。例えばANAの場合、搭乗日の28日前までに予約すると適用される「旅割」の場合、基本マイルの75%が積算されます。

また、パッケージツアーなどで利用される「個人包括旅行割引運賃」なら50%しか獲得できません。

一方、JALも普通運賃なら基本マイルが100％もらえますが、割引チケットの「JALエコノミーセイバー」なら、基本マイルより25％少ないマイル数が積算されます。

基本マイルに対して、どのくらいの割合がもらえるかという数値を「積算率」と呼びます。積算率は、おおむね、割引チケットの場合で75％、パッケージツアーの場合で50％です。

＜積算率の一覧＞
ANA
JAL

JALとANAのクレジットカード会員になっていると、それぞれの飛行機に乗ったときに「ボーナスマイル」がもらえます。ボーナスマイルは、ANAカードの一般カード会員の場合で、基本マイルの10%が加算されます。JALカード会員なら基本マイルの10%がプラスされます。

ANAカードの場合、一般カードの入会時と毎年の契約更新時に1000マイルが加算されます。JALの一般カードの場合、入会と更新だけでは加算はされず、入会や更新した後に最初にJAL便を利用したときに、1000マイルが加算されます。

マイルを効率良く貯めるには、やはり、JALで貯めるのか、ANAで貯めるのか、はっきりさせる必要があります。両方のマイルを貯めようとすると、中途半端になってしまい、どちらも十分貯まる前に期限切れになってしまいます。