アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード はどんなカード？メリットとデメリットは？お得な入会キャンペーンは？

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードが2024年2月20日に発表されました。

既存のゴールド・カードの延長ではなく、新しいカードとして生まれ変わりました。

年会費は3万9,600円（税込み）、家族カードは2枚目まで無料、3枚目以降は1万9,800円（税込み）です。

よりゴールドカードの特別感を感じられるよう、金属製のメタルカードになっています。カードの裏面に「PREFERRED」と入っています。家族カードはプラスチック製のカードになります。

継続特典として、年間200万円以上（税込）の利用で国内のプレミアムホテルの1泊2名が無料で宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのトラベルクレジット10,000円が用意されています。

フリー・ステイ・ギフト for ゴールド・プリファード対象ホテルリストのリストはこちらです。

フリー・ステイ・ギフト(プラチナ、ANAアメックス・プレミアム、ビジネス・プラチナ)対象ホテルリストと比べると少なくなっています。ヒルトンが除外されているのはすぐに気付きました。

2024年4月1日（月）～2025年3月31日（月）のリストで比較すると、プラチナ・カード等の対象ホテル53か所に対して、ゴールド・プリファード対象ホテルは41か所になっています。ヒルトン11か所（ヒルトン東京・ヒルトン東京お台場・ヒルトン小田原リゾート＆スパ・ヒルトン東京ベイ・ヒルトン名古屋・ヒルトン大阪・ヒルトン広島・ヒルトン福岡シーホーク・ヒルトン沖縄瀬底リゾート・ヒルトン沖縄北谷リゾート・ヒルトン沖縄宮古島リゾート）、マリオット1か所（ウェスティンホテル東京）が除外されています。同じように見えて同じではありません。

ダイニング特典は、厳選されたレストランを予約できる「ポケットコンシェルジュ」での20％キャッシュバック（年間最大 10,000円）、対象のラグジュアリーホテルのダイニングで10～20％OFF、スターバックス カードへのオンライン入金で20％キャッシュバック（年間最大 5,000円）、対象のレストランで対象のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料「ゴールド・ダイニング by 招待日和」が利用できます。

厳選されたレストランを予約できる「ポケットコンシェルジュ」での20％キャッシュバック（年間1万円相当まで）、対象のラグジュアリーホテルのダイニングで10～20％OFF、スターバックス カードへのオンライン入金で20％キャッシュバック（年間最大5,000円相当まで）も提供されます。

プライオリティ・パスも付帯されます。都度払いのスタンダード会員ですが、年間2回無料は既存のゴールド・カードと同じです。

プラチナ・カードにある外貨建ての利用でポイント3倍になる特典はありません。

ポイントの有効期限が無期限になる「メンバーシップ・リワード・プラス）」、対象のオンラインショップなどで100円につき3ポイントになるボーナスポイントプログラムは、参加費無料で登録不要というメリットがあります。

ただし、プログラム年度内で獲得できるボーナスポイントの上限は10,000ポイント（50万円利用分）です。これは、既存のグリーン、ゴールド、プラチナ・カードの上限10万ポイント（500万円利用分）と比較すると大きく制限されています。ここも同じように見えて同じではありません。

申し込みの際は、この上限がご自身の利用状況に合っているかどうか検討することをおすすめします。

これらの特典は、従来のゴールド・カードよりもさらに魅力的な内容となっており、アメックスらしさをより一層体現するカードに仕上がっています。

ゴールド・カードは、更新時に自動的にゴールド・プリファード・カードへ切り替わりません。ただし、ゴールド・カードから、ゴールド・プリファード・カードへの切り替えは可能です。切り替えは原則としてゴールド・カード入会後6か月以上経過していることが条件です。また、所定の審査があります。ゴールド・カードと2枚持ちはできません。

ホテルとの提携カードの人気は依然として高いですが、今回のリニューアルにより、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、ホテルの特典だけでなく、様々な特典を享受できるカードとして、より多くのユーザーに選ばれるカードになりそうです。