最大2.3%ポイント還元!!

SBIカードPlusのポイント制度、「現金還元ポイントプログラム」は少し特殊です。一定の利用金額に一定のポイント(例:1,000円=1ポイント)が付与されるというシステムが一般的ですが、SBIカードPlusの場合は違い、半年間のショッピング利用金額と、SBIグループが指定する企業との取引状況に応じてポイント還元率が変化するという仕組みになっています。還元率の上限は2.3%まで。つまり、所有者によって還元率が変動するという特徴をもっています。

具体的な式で書くと、獲得ポイント数=ショッピング利用金額×その会員のポイント還元率。ポイント還元率は会員のSBIレベルとショッピングレベルの掛け合わせによって決定されます。

SBIレベルとは、SBIグループ企業(「SBI証券」「住信SBIネット銀行」「SBI損害保険」「SBIモーゲージ」「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン」の5社)との取引状況に応じて会員のSBIレベルが決定され、レベル数は0から5までの6段階まで用意。会社ごとに条件を提示しており、それを満たしていればSBIレベルがアップします。5社の提示している条件は以下の通り。

●SBI証券
・総合口座を開設していて、なおかつカード会員専用のページからレベルアップ申請が完了していればレベルアップ。

●住信SBIネット銀行
・口座を開設し、なおかつその口座をSBIカードPlusの引き落とし口座に指定していればレベルアップ。

●SBI住宅ローン
・SBIモーブゲージと、【フラット35】、またはマイホームローンを契約していること、そしてカード会員専用のページからレベルアップ申請が完了していること。

●SBI損保
・SBI損害保険の自動車保険をカード会員本人が契約していること(保険料が1万円以上の契約に限る)、なおかつその保険料をSBIカードPlusで支払い、その支払の請求がされていること。

●ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン
・ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の有料会員(一年購読)であること。その有料会員料金(16,560円)をSBIカードPlusで支払い、その支払が請求されていること。

これがSBIレベルを決める各社の条件となります。たとえば1月某日にSBIカードPlusに入会し、同時に住信SBIネット銀行の口座をカード利用代金の引落口座に設定すれば、翌月(2月)からのSBIレベルが1にアップします!さらに4月にSBI証券の口座を開設し、SBIレベルアップの申請をすれば翌月(5月)からのSBIレベルが2にアップ…というふうに、グループ系列の会社と取引をすればするほどSBIレベルはあがっていきます。

しかし還元率を決めるのはSBIレベルだけではありません。そこにショッピングレベルが関わってきます。

ショッピングレベルは6ヶ月間のショッピング利用金額累計によって、次の6ヶ月間のショッピングレベルが決定する仕組みになっています。SBIレベルと同じく、0から5までの6段階が用意。25万円未満の利用なら0、25~80万円以上なら1、80~100万円以上なら2、100~200万未満なら3、200~300万未満なら4、300万以上なら5、という分け方をされます。

このショッピングレベルとSBIレベルを、SBIカードPlusの用意した還元ステージマップに照らし合わせて還元率が決定します。なお、ショッピングレベルは半年間利用したあとに決まるものなので、入会して最初の6ヶ月間は必然的にショッピングレベルは0。SBIレベルのみで還元率が決定されます(最低0.8~最高2.0%まで)。

そして、貯まったポイントは、キャッシュバック(現金との交換)のみに利用できます。キャッシュバックは、5,000ポイントから行うことができ、5,000ポイント=5,000円がキャッシュバックされます。気になるキャッシュバックの手続きですが、会員専用ページの「ポイント関連」メニューから行うことができ、会員の登録した引落口座に入金されます。面倒な作業もなく、キャッシュバック手数料等などもいっさいかかりません。

なお、付与されたポイントは、付与された月から1年後の月末まで有効です。ポイント付与された月の月末から1年を経過すると各月の付与ポイントは消滅するので、残ポイント数に気をつけましょう。