国内最大級のクレジットカード収録枚数だから、比べて選べる！

クレジットカードのリボ払いやリボ専用カードには、豪華な特典がついている場合が多いです。しかし、リボ払いの金利負担に比べれば、こうした特典は微々たるものです。目先の特典に惑わされて、必要がないのにリボ払いにするのは絶対にやめましょう。

リボ払いでもらえる特典は、カード会社によって様々ですが、最も多いのが、ポイントプログラムの優待です。通常の一括払いでもらえるポイントよりも、2倍、3倍のポイントをもらえるカードも少なくありません。

＜リボ専用カードのポイント倍率＞

リボ払いを利用するだけで、年会費を無料や格安にしているカードも多いです。

たとえば、三井住友の一般カード「三井住友カード」は、リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上リボ払い手数料を支払うと、通常の1,375円(税込)の年会費が翌年度は無料になります。

また、リボ専用カードは、年会費が無料になっている場合が圧倒的に多いです。

＜リボ専用カードの年会費＞

リボ払いの特典がどれだけお得かを実際に検証してみましょう。

たとえば、1ポイントの価値が5円（還元率0.5％）、通常1,000円で1ポイントが付与されるカードに「リボ払い利用分はポイントが3倍」という特典がついている場合を考えてみましょう。

このカードで3万円の買い物した場合、もらえるポイントは、90ポイントになります。1ポイントの価値が5円なので、90ポイントは450円に相当します。

一方、3万円を月々5,000円ずつ返済するリボ払いにした場合、金利負担は1,251円になります。特典で得する金額よりも、金利負担の方が2.8倍も多いことが分かります。

単に「ポイントが欲しいから」という理由だけでリボ払いを選ぶのは、まさに本末転倒といえます。

クレジットカード会社は、リボ払いサービスにたいへん熱心です。ポイントの倍増や年会費無料といった特典をつけているのは、それだけリボ払いを利用して欲しいからです。

カード会社がリボに力を入れている背景には、2010年の貸金業法の改正によって、貸付金利の上限が引き下げられ、カード会社の大きな収益源だったキャッシング事業が縮小するようになったことが挙げられます。キャッシングによる収入が減ったため、新たな収益源としてリボ払いの金利手数料に注目するようになったのです。