消費税増税に打ち勝つクレジットカード見直し10カ条!

今お持ちのクレジットカードに満足していますか?クレジットカードは、使い方次第で年間数万円分のメリットが得られる“宝の山”です。しかし、特典の少ないカードや生活スタイルに合わないカードを使っているとメリットが激減します。現在使っているクレジットカードをよく見直して、最適なカードの乗り換えることにより、消費税の増税分を取り戻しましょう!

銀行で口座開設したときに作ったカードを使い続けていませんか?

もっとお得なカードがたくさんあります!

さてみなさん、銀行で預金口座を開設したついでに作ったクレジットカードを使い続けていませんか?あるいは、一度行ったショップですすめられて作ったカードが、財布の中で眠っていませんか?

ふだん使っているクレジットカードについて「なんとなく入会した」「すすめられたから作った」という人は多いです。買い物や銀行口座の開設のついでに窓口で勧誘され、「まあ年会費が無料ならいいや」なんて思ってとりあえず入会したというパターンです。でもちょっと待って下さい。そのカードを別のカードに切り替えれば、はるかに大きなメリットが得られるかも知れませんよ!

キャッシュカードと一体型のクレジットカード

銀行で預金口座をつくるときに、クレジットカードをすすめられることがあります。単なるキャッシュカードではなく、クレジットカードが一体となったカードを作るというのは、よくあります。

しかし、銀行のキャッシュカードと一体となったクレジットカードは、実はメリットが少ない場合が多いです。たとえば、3大メガバンクのみずほ銀行の「みずほマイレージクラブカード」はポイント還元率0.5%。三菱東京UFJ-VISAも還元率は原則として還元率0.5%なため、あまりお得ではありません。

三井住友銀行と提携している「三井住友カード」もポイント還元率は0.5%。全国の地方銀行の発行しているクレジットカードも、たいていは還元率0.5%以下です。

無料のクレジットカードでも還元率1%が珍しくない昨今において、銀行系カードを使い続けるメリットは少ないといえます。

お店に言われたから

「なんとなく持っているカード」の入会パターンとしてもう一つ多いのは、お店で買い物したついでに勧誘され、入会したというものです。こちらも、「年会費が無料」「ポイントがつく」という謳い文句につられて、ついつい入ってしまう人が多いです。

そのお店の常連なら、ポイントが貯まったり、割引が受けられたりして、メリットがあると思いますが、普段行かないようなお店だと、メリットは少ないです。普段よく行く店のクレジットカードに乗り換えるべきです。

ポイント還元率が0.5%以下のカードは乗り換え対象!

ポイント還元率0.5%以下のカードは乗り換え対象

低還元カードから高還元カードへ転換を

多くの人にとって、クレジットカードで最も重視する特典は、「ポイント還元」です。だから、現在使っているカードの還元率がどのくらいかは、シビアにチェックする必要があります。「低還元カード」から「高還元カード」に切り替えれば、クレジットカードを使うことのお得度も大きく変わります。

還元率は0.5%が目安

では、低還元のカードとは、どのくらいの還元率のことでしょうか? 1%以上の還元率を誇るカードが珍しくない現状を考えると、還元率0.5%以下のカードは見直し対象にしたいところです。

まずは「プロパー」から見直し

還元率0.5%以下のカードはいろいろありますが、まず厳しい目でチェックしたいのが、プロパーカードです。プロパーカードとは、クレジットカード会社が他企業と提携せずに発行している「自前カード」です。

具体的には、JCBの「JCB ORIGINAL」、三井住友カードの「三井住友VISAカード」、三菱UFJニコスの「MUFGカード」などが、典型的なプロパーカードです。

実は、このプロパーカードは、還元率が0.5%以下の場合が多いです。プロパーカードは、カード会社が最もプッシュしたい商品の一つであるため、宣伝は派手に行われており、入会している人も結構多いです。しかし、少なくとも「ポイント還元率」という観点からいえば、“並以下”のカードが大半なのです。

<主なプロパーカードのポイント還元率>
カード名 基本還元率 年会費
三井住友VISAカード(クラシックカード) 0.5% 1,250円+税
JCB ORIGINAL(一般カード) 0.5% 1,250円+税
MUFGカード・ゴールド 0.4~0.5% 1,905円+税

 

提携カードは有利?

プロパーカードに対峙するのが、提携カードです。これは、クレジットカード会社が航空会社や小売店など他の企業と提携し、発行しているものです。

提携カードはプロパーカードに比べてポイント還元率が高くなる傾向があります。それは、提携カードの場合、ポイントを付与した分の出費を本業の儲けでカバーできるうえ、カード自体がプロモーションの一つとして位置づけられているからです。

クレジットカードを見直すうえでは、プロパーカードから提携カードへの転換という視点もおさえておきたいところです。

“使えないポイント”と決別を

ポイントは量から質の時代!「出口戦略」をしっかり立てよう

クレジットカードを使うだけでもらえる「ポイント」は、たいへん魅力的です。しかし、ポイントは貯めるだけでは意味がありません。「使って」こそ初めて価値があります。ポイントは量だけでなく質が大事。使い道がないポイントが付与されるクレジットカードとは決別し、「使えるポイント」が貯まるカードに切り替えましょう!

大事なのは、使い道

まず、クレジットカードのポイントで是非チェックしたいのは、「使い道があるのか」ということです。

最も使い道に困る恐れがあるのは、限定した場所でしか使えないポイントです。よくあるパターンが、ポイントが特定の店でしか使えないというパターンです。

たとえば、「リクルートカード」でもらえるリクルートポイントは、リクルートグループでしか使えません。リクルートグループには、旅行予約サイトの「じゃらん」や通販サイト「ポンパレモール」などがありますが、これらのサービスを使わないようであれば、ポイントの使い道に困ってしまいます。

「電子マネーへの交換」がベスト

一方、最も無難なのは、電子マネーに交換できるポイントです。「Suica」「iD」「WAON」などの電子マネーであれば、使い道に困ることは考えにくいです。現金のように、いろいろなお店で使えます。

また、共通ポイントである「Tポイント」や「Ponta」も、使える場所がたくさんあるため、現金と同じように価値があります。

交換単位が小さい

もう一つ問題なのは、交換単位がやたらと大きいポイントです。これも、あまりカードを使わない人にとっては、困ったものです。年間で20万円しかカードを使わないのに、30万円利用しないと最低限必要な交換単位に達しないというなら、そのカードは解約したほうがいいでしょう。

ポイントを特典に交換するまでのハードルは、低ければ低いほどいいことは言うまでもありません。その点、100円利用するごとに1ポイントもらえるような「楽天カード」「Yahoo! JAPAN JCBカード」「ファミマTカード」はたいへん魅力的です。

有効期限がすぐ切れるポイントもOUT

また、有効期限がすぐ切れるポイントも問題です。ポイントをじっくり貯めたいなら、有効期限は3年以上は欲しいところです。

その点、セゾンカードの「永久不滅ポイント」は、カードを解約しない限り有効期限が切れないため、メリットが大きいです。「Tポイント」「Ponta」「楽天スーパーポイント」も、原則として1年に1回でもポイントの増減があれば、期限が切れることはありません。貯めがいのあるポイントだといえます。

<ダメなポイントの3原則>

  1. 使い道がない
  2. 交換単位が大きい
  3. 有効期限がすぐ切れる

旅行しないなら、マイル収集はやめよう

旅行しないなら、マイル収集はやめよう

航空系カードは、中途半端な使い方はNG

クレジットカードの特典の中で、最もお得なもののひとつが「航空マイル」(マイレージ)です。上手に使えば、通常のポイントよりも高い価値があります。しかし、旅行に行く機会がない人にとっては、マイルは無用の長物になりかせません。航空会社が提携するクレジットカードも、しばらく旅行に行く予定がない人は見直し対象にすべきでしょう。

マイルの価値はポイントより高い!

一般的には、マイルの価値は1マイルあたり2円くらいだと言われています。

たとえば、日本とニューヨーク便の運賃は、航空チケット代と「燃料サーチャージ」を合わせて10数万円以上かかることが多いです。これが、ユナイテッド航空のマイルを使えば、6万5000マイルで行けます。1マイルで2円の価値は十分にあります。 ANAやJALの国際便ビジネスクラスも、マイルを利用するとたへんお得です。ビジネスクラスのチケットを自分で買おうとしたら、日本―ロンドン便の場合で40万円以上かかることが多いです。

これが、マイルならJALもANAも8万5000マイル(通常シーズン)でOKです。つまり、1マイルの価値は約5円以上あるということです。

マイルを航空券以外に使うのはムダ

航空券に交換するとたいへんお得なマイルですが、それ以外のものに交換するとメリットがぐんと少なくなります。交換レートが悪くなるからです。

たとえば、ANAマイルを電子マネー「Suica」に変えようとしたら、1万マイルは1万円分のSuicaになります(Suicaポイント経由)。航空券に換えれば1マイルが2円以上の価値になるのに、電子マネーにすると1マイルが1円になってしまうのです。

マイルをスピーディーに貯めるにはコストがかかる

マイルを効率よく貯めるにはコストがかかります。マイルがよく貯まる航空系クレジットカード(ANAカード、JALカード)はたいてい年会費が有料です。

マイルをさらにスピーディーに貯めようとすると、カードの年会費以外に特別プログラムへの参加費用がかかります。

マイルを貯めるなら「覚悟を決めて」

カードの利用でマイルを貯めるのなら「マイルを使う機会があるのか?」を真剣に考える必要があります。とくに、ANAやJALのマイルは有効期限があるので、将来いつか使うまで放置しておくというわけにはいきません。

航空系カードでマイルを貯めるなら、しっかりと旅行プランも立てましょう。そもなくば、他のカードに乗り換えることを検討しましょう。

「最大○倍」「最大△%還元」に注意

カードの広告は、ウラを読もう

「ポイント最大○倍」「最大△%還元」――。クレジットカードは、このような解説や宣伝がよく行われます。でも、実際に入会してみると、それほどお得ぶりを実感できないことが少なくありません。「思ったほどポイントが貯まらない」と思ったら、その特典の内容を改めてチェックすべきし!実際はそれほどお得ではない可能性が大です。

「ポイント○倍」ってどれだけお得?

クレジットカードの特典については、よく「ポイントが最大で○倍貯まる」「最大△%還元」といった表現がされます。

すると、私たちはどうしても「○倍」や「△%」といった数字にばかり目がいってしまいます。しかし、これらはあくまで「最大値」であって、常時その数字が実現するわけではありません。中には、かなり厳しい条件のもとでなければ、その最大値が実現しないという場合もあります。

たとえば、「KCカード」は、一般的に「最大1.51%の還元率」だと言われています。しかし、実際に1.51%の還元率を実現するには、カードを430万円分利用しなければなりません。しかも、ポイントの有効期限が切れる1~2年の間がリミットです。これは、よほどリッチな人でない限り、至難の業といえるでしょう。

KCカードのポイント還元率は基本的には0.5%であり、クレジットカードとしては標準的な水準です。高還元だと思って使っていたら、後でガッカリすることにもなりかねません。

いったい何の何倍なんだ!?

また、「ポイント○倍」を謳うカードについて、必ず「何の何倍なのか」を考える必要があります。

基本還元率が1%で、その2倍であれば2%になるため、たいへんお得です。しかし、基本還元率が0.5%だったら、2倍でも1%です。これは、それほど高い還元率とはいえません。

たとえば、シティカードの「シティ リワード ワールド カード」は、「通常ショッピングでポイント3倍」ということを盛んにPRしています。

しかし、シティ リワード ワールド カードの基本還元率は0.4%という低水準です。3倍だとしても1.2%にしかなりません。1.2%といえば高還元率ではありますが、「漢方スタイルクラブカード」(基本還元率1.75%)など、もっと高還元なカードもあります。「3倍だからお得!」と過度に信じ込まないことです。

保険は適用条件の確認を

中身を冷静にチェックしたいクレジットカードの特典は、ポイントだけではありません。保険など他の特典の中にも、いざというときにガッカリさせられることもあります。

たとえば、JTB旅カードJCBゴールドには、航空便のキャンセルに対応した「海外旅行取消料補償」というサービスがついており、旅行のキャンセル費用の80%を補償するとしています。

しかし、キャンセル補償が適用されるのは、カード会員本人かその家族が危篤状態に陥るか死亡している場合です。危篤にならないような病気やケガだと、補償されないのです。

お釣りが出ないタクシー利用券

また、「京急プレミアポイントゴールド」は、目玉特典の一つとして「京急タクシー利用券 10,000円分進呈」を掲げていますが、この特典を得るためには年間(1月~12月)のクレジットカードの利用額が100万円に到達する必要があります。タクシー利用券は1,000円×10枚つづりでお釣りが出ず、使えるのは京急のタクシーだけ。有効期限もあります。ゴールドカードを年間100万円使ったときの特典にしては、ちょっと寂しい内容です。

カードの見直しにあたっては、特典の内容や条件をよく見極めて、「ほんとうにお得」な特典のあるカードに乗り換えたいところです。

“常連のお店”のカードへの転換

使うシーンに合わせたカード選びが大事

生活スタイルにあわせたカード見直し術

クレジットカードの見直しの大原則は、自分の生活シーンにマッチしたカードを選ぶことです。現在のカードが自分の消費パターンにマッチしているかどうかを見極め、マッチしていないなら別のカードを探しましょう。

使うシーンにあわせたカード選び

クレジットカードの大半は、使えば使うほどお得なようにできています。カード会社は、できるだけ多くカードを使って欲しいという願望があり、利用額に応じてインセンティブを用意しているからです。

とくに提携カードの場合は、提携企業のお店で使うことでメリットが最大化します。だから、カード会員にとっては、ふだん買い物をするお店の提携カードを利用することが、もっとも得しやすいということになります。

そこでまず考えたいのが、ショッピングエリアです。とりわけ日用品を購入するスーパーは、提携カードを使えばポイント還元が優遇されるだけでなく、定期的に割引があります。これを逃す手はありません。

たとえば、イオンで買い物するなら「イオンカード」、ヨーカドーで買い物するなら「セブンカード」、ダイエーなら「OMCカード」が提携カードとなっています。

<スーパーの買い物が割引になるクレジットカード>

カード名 割引になるお店 割引
イオンカード イオン、マックスバリュー、イオンスーパーセンター、メガマート、ビブレ 毎月20日・30日 5%OFF
セブンカード・プラス イトーヨーカドー、エスパ、 ヨークマート、ロビンソンなど 毎月8のつく日
OMCカード ダイエー、マルエツ、グルメシティ 毎月第2・第4日曜日
セゾンカードインターナショナル 西友・LIVIN・サニー 毎月5日・20日

 

割引は大きな魅力

スーパーなどの流通系のカードの割引から得られるメリットは、ポイント還元率より大きくなる可能性が高いです。還元率はせいぜい1-2%なのに対して、主要スーパーの割引は5%だからです。

このように、還元率だけに注目するのでなく、「割引」にも視野を広げると、自分にとって最適なカードを絞りやすくなっていきます。

コンビニ系カードにも割引がある

ひとり暮らしの人は、スーパーよりもコンビニでの買い物が多いかも知れません。そうであれば、よく利用するコンビニと提携しているクレジットカードへの乗り換えが効果的です。

たとえば、ファミマTカード会員は、ファミリーマートで高還元率になるだけでなく、割引の特典があります。通常よりも10円~50円程度割引になっているセールス商品「今お得」が、カード会員だとさらに10円程度安く買えるのです。

一方、セブンカードは、セブンイレブンの買い物にカードを使えば還元率が1.5%という高水準になります。

「買い物はネットで」という人は…

最近は、買い物は全部ネットで済ませるという人も増えています。そういう人は、ネットに強いカードを検討したいところです。

ネット通販の大手といえば、楽天とAmazonです。まず、楽天いついていえば、素直に「楽天カード」を使うのが無難でしょう。通常のポイント還元に加えて、カード会員限定のボーナスポイントがもらえることもあります。

一方、Amazonには提携カードはありませんが、ジャックスのリーダーズカード(Reader's Card)がお得です。リーダーズカードなら、Amazon限定のポイントの還元率が1.80%になります。

もう一つ注目したいのが、ネットショッピング全般に強いクレジットカードです。三菱UFJニコスのVIASOカードなら、「VIASO eショップ」というサイトを経由することで、様々なショップで高還元が実現します。総合モールだけでなく、さまざまな専門業者のネット通販でお得。年会費も永久無料なので、ネットショッピング派の人は持っていて損はない一枚です。

ショッピングをするお店は、生活スタイルの変化や年齢とともに変わるものです。それに伴って、最適なカードも変わるのだということを覚えておきたいものです。

通勤・通学費の支払いは交通系カードで

定期券の購入で特典たっぷり

クレジットカードの見直しにあたっては、自分の通勤・通学ルートや鉄道の沿線エリアを意識しましょう。最近、鉄道系クレジットカードは、そのお得ぶりに注目が集まっており、沿線に住む人は要チェックです。

定期券は、大量ポイント獲得のチャンス

通勤・通学に定期券を利用している人は多いでしょう。定期代は月数万円かかることも珍しくありません。これを鉄道会社の提携クレジットカードで支払えば、特典がたっぷり得られます。しかも、通勤用の定期代は通常は会社から支給されるため、自分のカード払いで立て替えれば、自己負担なしで特典が受けられるということになります。

JR東日本の利用者なら「ビューカード」

たとえば、JR東日本を通勤・通学に使っているなら「ビュー・スイカカード」がオススメです。このカードでJRの定期券を買えば、ポイントが1.5%還元されます。年会費は500円ですが、定期券の購入者ならそれを大きく上回るメリットが得られるはずです。

さらに、ビュー・スイカカードは、JR系電子マネー「Suica」がなくなったときのオートチャージが無料ででき、チャージの金額の1.5%がポイント還元されます。 一方、JRでなく私鉄を利用しているなら、その私鉄系のカードがお得。たとえば、東急に乗るなら東急の「TOP&カード」、東京メトロに乗るなら「To Me CARD」です。

沿線での買い物でお得に

鉄道系カードのメリットは、定期券や乗車券だけではありません。その鉄道の沿線の店舗でのショッピングでも、手厚い特典を受けることができます。

たとえば、東急の場合、TOP&カードを持っていれば、身近な東急グループのお店でポイントがたくさん貯まります。とくに東急百貨店では、年間の購入額に応じて、翌年の基本還元率が3%~最大10%までアップします。

沿線カードならポイントの使い道にも困らない

沿線や通勤圏の鉄道系のカードを選ぶと、獲得したポイントの使い道に困らないというメリットもあります。貯まったポイントを通勤やお出かけのついでの買い物に使えるため、ポイントがムダにならずに済みます。

「学生専用」「20代限定」などの限定カードはお得

「学生専用」「20代限定」などの限定カードはお得

“特権”を生かせるカードへの乗り換えを

みなさんは、自分の“特権”をカードライフに生かしていますか?クレジットカードの中には、「学生のみ」「女性だけ」というように会員資格を限定しているものがあり、一般カードよりもお得な特典内容になっています。これらのカードに乗り換えるだけで、メリットは大です。

会員が限定されているカードはオイシイ!?

資格が限定されたクレジットカードの代表格が、学生カードや20代限定カードです。

クレジットカード会社にとって、学生や20代はぜひ大事にしたい顧客です。若いころから自社のカードに使い慣れてもらい、愛着を持ってもらえれば、長期にわたって得意客として囲い込むことができるからです。

このため、学生カードや20代限定カードには、一般カードにはないプラスアルファーの特典が用意されています。

たとえば、学生専用のANAカードである「ANA VISA 学生カード」と「ANA JCBカード<学生用>」は、いずれも年会費が1,207円と格安です。それにもかわらず、1,000円のカード利用ごとに10マイルが獲得できます。これは一般カード(年会費2,000円+税)の2倍のマイル還元率です。

女性用カードもお得

クレジットカード会社が重視するもう一つの顧客層は、女性です。消費意欲が旺盛な女性を自社カードのファンにすることができれば、収益に大きく貢献してくれるからです。このため、女性限定カードも、特典が充実しています。

たとえば、女性専用の三井住友カード「アミティエカード」(年会費1,250円+税、初年度無料)は、一般カード「クラシックカード」(同)よりもお得です。

アミティエカードなら、「WEB明細」にしたうえで、携帯電話の代金をカード払いにすると、その分の獲得ポイントが2倍になります。

カード見直しは、年会費の有料化のタイミングで

無料になる条件の再確認も

クレジットカードを見直すうえで重要になるのが、年会費の負担をできるだけ減らしていくという発想です。今使っているカードを乗り換えるべきかどうか考えるうえでも、また、乗り換える場合のタイミングを決めるうえでも、年会費の軽減戦略は欠かせません。

2年目からの有料化に注意

クレジットカードの中には、年会費が初年度だけ無料で、翌年度から有料になるカードが多いです。

初年度に十分に使いこなせていないカードは、年会費が発生する前に解約するのが得策です。年会費が永久無料でもお得なカードはたくさんあります。無料カードへの乗り換えを検討するのもいいでしょう。

無料の条件をクリアしている?

ただ、「有料カード」の中にも、条件を満たせば翌年度無料になるものも多いです。カードの年間利用額が一定の金額を超えれば無料になるというもので、たとえば、「セブンカード」や「Pontaプレミアム・プラス」は、利用額が5万円以上であれば、翌年度も無料になります。「ビックカメラSuica」のように、利用金額にかかわらず年間に1回でも使うだけで、翌年度無料になるカードもあります。

有料カードであっても、無料化の条件を満たしているのであれば、焦って解約する必要はないでしょう。

ステージ制を理解しよう

クレジットカードの中には、年間の利用金額に応じて、翌年度のポイント還元率がアップするカードも多いです。これは、いわゆる「ステージ制」と呼ばれている制度です。

ステージ制のカードの場合、初年度にたくさんカードを使ったあとに解約してしまうのはもったいないです。翌年度の高還元を享受できずに終わってしまうからです。

解約を申し出れば、無料になるケースも

カードの契約が更新される前に解約を申し出ると、年会費を無料にしてくれることもあります。とくにカードの利用額が多い会員は、「無料にするからやめないで欲しい」というひきとめ工作を受けやすいです。カード会社としては、利用額が多い会員は「お得意様」ですので、手放したくないのが本音。このやり方で、毎年、有料カードの年会費を払わずに済んでいるという人もいます。

「年会費格安」にだまされない

カードの見直しを行ううえでは、「格安の年会費」といううたい文句に踊らされないことも大事です。

たとえば、あるゴールドカードを解約して、別のゴールドカードに乗り換える際に、単に年会費だけを比べるのはキケンです。同じゴールドであっても、カードによって特典内容は全く異なるからです。

「格安ゴールドカード」だと思って入会したら、サービスは一般カードより見劣りしていたというケースもあります。年会費と特典内容をしっかりと天秤(てんびん)にかけながら、新しいカード選びをしましょう。

ポイントを使い切ろう

カードを解約すると、それまで貯まったポイントは使えなくなる場合が多いです。解約する前にできる限り使い切りましょう。

新規入会後の解約で、「カード難民」の回避を

新規入会はキャンペーン中がお得!タイミングを見計らって

クレジットカードの見直しを実行するにあたっては、是非気をつけたいことがあります。その一つは、「カード難民」になるのを避けることです。カード難民とは、クレジットカードを解約した後、他のカード会社の審査に受からず、「クレジットカードが全くない」状態になることです。

解約は新カードが発行されてから

カード難民にならないためには、現在持っているカードをすぐに解約せずに、新しいカードが発行されるのを待って解約することが大切です。クレジットカードを解約すると、解約情報は個人信用情報機関を通じて、各カード会社に一定期間、共有されます。

カード会社によっては、短期間でカードを解約した履歴のある人に対しては、厳しい審査で臨む可能性もあります。

入会はキャンペーンを狙う

また、新しいカードに入会を申し込むタイミングとしては、なるべく入会キャンペーンが行われているときが望ましいです。

クレジットカードの入会キャンペーンの特典は、たいへん豪華なものが多いです。入会後に一定額以上のカード利用があれば、数千円あるいは1万円以上のポイントやキャッシュバックが得られるといった特典もザラにあります。こうしたキャンペーンを利用すれば、実質的な還元率がぐんと上がります。

さらに、カードによっては誕生日の前などに入会したほうがお得なこともあります。誕生日の月にポイントが倍増するようなカードなら、誕生月と入会キャンペーンの時期をダブらせることで、通常よりも何倍ものメリットが得られることがあります。

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