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第9回 Ponta Premium Plus(Ponta プレミアム・プラス)後編

日本全国に急速に普及を続ける共通ポイント「Ponta」。そのPontaが猛スピードで貯まるクレジットカードが、2013年3月に登場しました。その名は、「Ponta Premium Plus(Ponta プレミアム・プラス)」。すでに2年前からあった「Ponta Premium(Ponta プレミアム)」がリニューアルされ、ポイント還元率が大幅アップ。名実ともに「最強のPonta系クレジットカード」として生まれ変わりました。クレジットカードのサービスの改悪が珍しくないなか、あえて抜本的な改善に踏み切った理由は何か。クレジットカードDB編集部が、担当者に直撃インタビューをしました。

<株式会社ジャックス 営業戦略本部 松村徹氏 >
(取材日:2013年4月 取材・構成:クレジットカードDB編集長 大澤日出男)

Pontaの提携のお店で2%に

--Ponta Premium Plus は、カードの利用でいつでもどこでも最低1%ということですが、さらに、Ponta加盟店なら、お店で付与されるポイントが上乗せになるので、多くの場合で、2%になります。かなりな高還元率なカードですね。

松村 「はい。いわゆる一般的に高還元率と言われる他のカードと比べても引けを取らない、あるいはそれを上回るカードになっています。

さらに、Ponta Premium Plus の魅力は、ポイントの付き方が分かりやすいというところだと思います。カードの利用100円で1ポイント、提携店で利用しても100円で1ポイント、合計2ポイントというのは、非常にわかりやすいですね

いくら高還元率のカードでも、提携店で利用すると100円で1ポイントでも、カード会社からもらえるポイントは300円で2ポイント、と言われてしまうと、実際還元率がいいのかどうかわかりにくいと感じてしまうと思います。

リニューアル前の Ponta Premium Plus でも、提携店で付与されるポイントと、弊社が付与するポイントの重ね取りのカード、ということで、サービスを提供させていただいておりましたが、ポイント付与のわかりにくさがあったと思います」

--提携店からもらえるポイントは、100円の利用で1ポイントというのが多いですね。

松村 「そうですね。中には、200円で1ポイントというお店もありますが、逆に100円で2ポイント貯まる利用シーンもあります。さらに、利用金額ではなくて、1回の利用でポイントがもらえる、というお店もありますね」

--還元率2%以上が様々なシーンで実現できるのですね。

脅威的還元率!入会後2カ月以内に5万円を使うと2,500ポイントのボーナス

-- Ponta Premium Plus には、「ファーストプレゼント」という特典がついていますね。カード入会後、2カ月以内に5万円を使うと2,500ポイント(2,500円相当)、10万円以上使うと6,000ポイント(6,000円相当)が付与されるという大変豪華な内容ですね。この特典は、どのような狙いがあるのですか?

松村 「ファーストプレゼントは、お客様に強いインパクトを与えたいという意図があります。弊社では、お客様がカードをお選びいただく際、ファーストインパクトが非常に大事だと思っております

旧カードはカードの認知が足りなかったという反省点もあり、さまざまなところでカードの露出をしていますが、その際、カードの説明をじっくり読んでいただくことに至る前に、お客様に強いインパクトを与えたいと思ったからです。

また、われわれは、カードにご入会いただいた後の2か月、3か月くらいまでの初期稼働が重要になると考えております。

カードの初期稼働が足りないと、その後もカードが未稼働であったり、退会率が高くなったり、という検証結果もあります。そのため、初期稼働を促すために、こうした魅力のある特典をご用意したという経緯があります。

--ファーストプレゼントは、2カ月で5万円以上の利用が条件ということで、簡単に達成できそうですね。ハードルを低くしている理由を教えてください。

松村 「ハードルを低くした理由は、カードの初期稼働を促して、お客様に永続的にカードをおつかいいただきたいという目的があったからです。

そのため、最初の段階で、20万円も30万円も使ってください、というのではなく、お客様がご利用いただきやすい額に設定しました

--最初にカードを少しでもお使いいただければ、今後につながるということですね。

松村 「そうですね」

--ファーストプレゼントは、今回のリニューアルにあたっての限定のキャンペーンではなく、今後も継続して実施するそうですね。期間限定ではないのはどうしてですか?

松村 「期間限定ではないのは、その期間にご入会されたお客様だけではなく、全てのお客様にカードのメリットを実感していただき、長く使っていただけるカードにしたいと考えたからです

WEB登録でポイント付与

-- Ponta Premium Plus の入会時の特典として、会員制ネットサービスの「Ponta.jp」と「インターコムクラブ」に登録すると、それぞれ250ポイント付与されますね。これはどのような狙いがあるのですか?

松村 「WEB登録でポイントをプレゼントするのは、ダイレクトメールやWEB明細を紙で送付するコストや時間を削減したいという狙いがあります

また、WEBを経由したさまざまなサービスを今後提供したいとも考えており、各種プロモにつなげる初期コストと考えております。」

ボーナスにあわせた優遇月ポイント

-- Ponta Premium Plus は、「優遇月ポイント」の特典があり、7月と12月にカードを利用するとポイント還元率がアップしますね。どうしてこうした特典をつけているのですか?

松村 「7月と12月は、ボーナスが支給される時期です。ボーナス時期というのは、一般的に消費が大幅に増加するときでもあります。

まとまったお金が入る時期に合わせてポイント還元率をアップさせることによって、カード利用を促進し、お客様にカードのお得さを実感していただきたいという狙いがあります

--ここ数年は景気が悪かったため、ボーナスが出ても消費せず貯金をしてしまう人が多かったようですね。アベノミクスの影響で今年は少しボーナスも上がるようなので、良いタイミングで制度を導入されたのですね。

松村 「そうですね。今後の動きを期待しております」

--「優遇月ポイント」の特典も、期間限定ではないのが魅力ですね。

松村 「はい。お客様にはぜひご活用いただきたいですね」

--優遇月ポイントである7月と12月に、カードを10万円以上利用するとポイントが0.5%上乗せされて還元率が1.5%、20万円以上の場合は1%がプラスされて還元率が2%という高還元率になりますね。月20万円の利用というと、どのような利用シーンが考えられますか?

松村 「たとえば、普段使いに合わせて、ボーナス時期なので、ライフイベント的な買い物をしたり、といったことなどが考えられますね」

最大1万2000ポイント!さらに優遇月ポイントなどが上乗せ

--Ponta Premium Plus の宣伝では、いま入会すると「最大で1万2000円相当の Ponta ポイントがもらえる」ことをうたっています。

松村 「はい。最大1万2000ポイントというのは、基本で付与されるポイントに合わせて、ファーストプレゼント、WEB登録、さらに、これは期間限定ですが、公共料金を2種類以上登録していただき、ETCカードにお申込みいただくと付与されます

--このキャンペーンに合わせて、優遇月に使ったり、Ponta提携店で利用すると、さらにポイントがもらるということですね。

松村 「はい。そうですね」

--特に、優遇月とファーストプレゼントが重なる6月に入会するとお得感を実感できますね。

松村 「そうですね。確かに、7月が優遇月ですので、6月にご入会されて、7月にご利用いただければポイントがたくさんもらえますね。もちろん、それ以外でも、優遇月は期間限定ではなく毎年7月、12月にありますので、いつご入会されてもお得さは感じていただけると思います

ETCカードが年会費無料

--Ponta Premium Plus はETCカードの年会費が無料なのも魅力ですね。

松村 「そうですね。ETCカードの年会費を無料にすることで、カードの利用シーンを広げ、Ponta Premium Plus をライフシーン全般でお使いいただきたいという意図があります。

--ETCカードの申込みは、Ponta Premium Plus の入会時と同時にできますか?

松村 「WEBの場合、入会と同時にお申込みいただくことはできません。まずは Ponta Premium Plus にご入会いただき、カードが到着しましたら、その後にWEB上でETCカードにお申込みいただくという流れになります

電子マネーのSuicaへのチャージでポイントが付く

--Ponta Premium Plus から電子マネーのチャージはできますか?

松村 「はい。Ponta Premium Plus は、モバイルSuica、nanaco、Edyの3種類の電子マネーに対応しており、どれもカードからチャージができます。

--Ponta Premium Plus は、モバイルSuicaのチャージでポイントがつくのが魅力ですね。

松村 「はい。Ponta Premium Plus は高還元率のカードですので、モバイルSuicaのチャージでポイントがたくさんもらえるのは、お客様にとっても大変メリットが大きいのではと思います。モバイルSuicaをよく利用される方は、チャージ元のカードとしてぜひご活用いただきたいですね。

Ponta Premium Plus はライフシーン全般でご利用いただけるカードを目指しておりますので、モバイルSuicaのチャージで通勤・通学のシーンでもご利用いただければ、よりカードを有効にお使いいただけるのではと思います。

ここにも注目したい!ポイント2倍のリボ専用カード

-- Ponta Premium Plus には、一般カードのほかに、リボ払い専用カードがありますね。リボのカードは、旧カードからあったのですか?

松村 「リボ専用カードはリニューアル後に新設しました。旧カードにはありませんでした」

--リボ専用カードを作った理由は何ですか?

松村 「リボ専用カードは、お客様のさまざまなニーズにおこたえするために新設しました。Ponta会員様は、現在、5,000万人を超えています。Ponta Premium Plus は、そのPonta会員様をカード会員様として取り込みたいという狙いがあります。

そのため、一般カードとリボ専用カードの2つの選択肢をご用意して、お客様のご都合に合わせてお選びいただけるようにしました

--リボ専用カードはどのような方におすすめですか?

松村 「リボ専用カードは、ポイント還元率が2%と、一般カードの2倍です。さらに、年会費も無条件に無料です

一般カードでも十分充実した内容ですが、リボ専用カードは、より強力なスペックを求められているお客様におすすめしたいカードですね」

--ポイント還元率が2%というのは大変インパクトがありますね。

松村 「はい。もともと一般カードの還元率1%というのも、弊社としては大きな決断でしたので、リボ専用カードの還元率2%にしたのも、思い切った取り組みでした

そのほか、他社が発行しているリボ専用カードのほとんどが、一般カードの倍の還元率に設定していますので、Ponta Premium Plus も他者のリボ専用カードを意識した面もあります」

--リボ専用カードと一般カードとの違いを教えてください。

松村 「先ほど申し上げました、ポイント還元率と年会費が無料になる条件以外の点では、リボ専用カードには、7月、12月の優遇月ポイントのサービスがありません。ただし、ファーストプレゼントやWeb登録でポイントをプレゼントする特典はご利用いただけます

--リボ専用カード限定の特典はありますか?

松村 「『ショッピングプロテクション』というお買物保険は、一般カードにはなく、リボ専用カード限定の特典です

リボ専用カードは、今のところ金利回避策はなし

--Ponta Premium Plus のリボ専用カードは、1回目の請求で全額を払っても、リボの金利がついてしまいますすね。リボ金利がつかないような回避策はありますか?

松村 「現在のところ、リボの金利がつかない方法はありません。

Ponta ポイントが高還元率で年会費も永年無料にするためには、弊社としてもそれに見合った収益を確保しなければなりません。そのため、カードのリニューアルの時点では、金利がつかないサービスは取り入れていません

もちろん、今後、お客様のお声やニーズにお応えしてカードの設計を変えていこうと思っておりますので、お客様がより満足してカードをお使いいただけると判断できれば、カードの仕組みを変更していこうと思っております

--ただし、リボの金利がついてしまうと言っても、リボの金利は年率15%、月単位では1.25%ですので、リボ専用カードのポイントが2%つくことを考えますと、マイナスではなくむしろプラスにはなりますね。

「はい。リボ専用カードもお得にお使いいただくことができるかと思います」

ライバル「Tカード」との違い

--Pontaの競争相手であるTポイントが搭載している「Tカード」との違いを教えてください。

松村 「『Tポイント』は、TSUTAYAを中心に他の提携社様がいるという集合体であると感じます。そのため、Tポイントの共同プロモーションや相互送客ではベースであるTSUTAYAに依存する傾向があると思います。

しかし、Pontaの場合は、TSUTAYAのような中心となる存在はなく、提携社様同士がフラットな関係であり、送客モデルがそもそも異なります。

ローソンが Ponta の中心なのかというとそういうわけではないので、ローソンを経由しなくても、Pontaのプロモーションやコラボレーションをどんどん実施することができます。そうした柔軟性が、Tポイントとの違いです。」

ポイント三重取りのPontaモール

松村 「それから、Pontaモールというのも大きな魅力です。Pontaモールを利用すると、ポイントの三重取りができます。

通常なら、提携社からもらえるポイントとクレジットのポイントで二重取りができるのですが、モールの出店企業様自体でポイント付与のサービスを行っていれば、ポイントの三重取りが可能です

--三重取りできるのは、どのような店舗ですか?

松村 「Pontaモールの出店企業様は、AmazonとかニッセンなどのメジャーなWEB通販の会社様がたくさんあります。

そこで貯まるポイントはPontaポイントではなくなりますが、出店企業様のポイントを貯めている方には更にお得ですね」

Pontaは集約ができる

松村 「もう一つのPontaのメリットとしては、Pontaの番号自体は、WEB上で一つにまとめることができます。

たとえば、お客様が複数のPontaカードを持っている場合、Ponta.jpでそれぞれの番号自体を登録すると一つにまとめることができ、何のカードを使ってもポイントが1つのカードに集約されます

お客様が意識しないうちに、利用しているサービスがPontaの対象であることもよくありますので、そうした場合でも取りこぼしなくポイントを貯めることができ、非常に使い勝手がいいです。

もちろん Ponta Premium Plus の Ponta の番号自体も登録できますので、Pontaカードを複数持っていても、Ponta Premium Plus にポイントを集約することができます」

--複数の番号を登録するというのは、たとえば、ローソンでもらったPontaカードと、Ponta Premium Plus に入会して得たPontaポイントを合算できるということですか?

松村 「そうです」

--家族の別の人が持っていたポイントカードをまとめることもできますか?

松村 「ご家族はもちろん、お友達同士でポイントの合算もできます

「貯まるのはすべてPontaポイント」という分かりやすさ

-- Ponta Premium Plus で貯まるのは、Pontaポイントだけですか?他のポイントを貯めるように選ぶことはできますか?

松村 「貯められるのは、Pontaポイントのみです。今回のリニューアルで、貯まるポイントはすべてPontaポイントに集約されるように変更しました。

旧カードでは、弊社が提供している現金値引きサービス『Jデポ』に還元することもできました。しかし、Pontaのカードにご入会される方は、Pontaポイントがお得だからご入会されるのだと考え、Ponta Premium Plus ではPontaポイントに特化するような設計にしました。

特に、Pontaは、『1ポイント1円単位で使える』『有効期限が実質なし』という共通ポイントならではの魅力があります。Ponta Premium Plus は、その魅力を充分実感していただけるようなカードにしました。

ポイントはすべて Ponta で貯まるというわかりやすさも Ponta Premium Plus の特色です」

充実の海外旅行保険

-- Ponta Premium Plus は、一般カードもリボ専用カードも、海外旅行傷害保険の2,000万円(死亡・後遺障害時)が自動付帯ですね。ポイントに特化したカードとはいえ、充実したスペックを備えていますね。

松村 「はい。保険サービスが充実していることは、お客様がカードをお選びになる上で重要な機能だと考えたからです。

特に、Ponta Premium Plus は、露出を拡大してより多くの方に認知いただこうと施策しているため、当然、お客様が他のカードと比較をされる機会も増えることになります。

その中で、保険のようなサポート機能がついていないカードは、お客様にとっても魅力が足りないことになるのではと思いました。

Ponta Premium Plus は、お客様が常に持ち歩いて、ご利用いただけるようなカードになることを目指しておりますので、旅行保険を充実させることは意識して設計しました

--本日はありがとうございました。

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