スキミングを防ぐためには、クレジットカードでショッピングや支払いをされる瞬間だけではなく、クレジットカードから目を離した瞬間や、クレジットカードが身体から離れている間は、気を付けていただく必要があります。
そのため、クレジットカードから目を離さないこと、手を離されないことがとても大切です。
スキミングとは、レストランやショップなどでクレジットカードを利用された際に、クレジットカードから磁気情報を盗まれてしまい、同じ情報を持つクレジットカードを複製されてしまうことを言います。
磁気情報を盗まれるということで、クレジットカードが誰かの手に渡っている短い時間にだけ注意をしていればいいのではないかとお考えの方もいらっしゃるかとは思いますが、スキミングは、ロッカーなどに手荷物を入れている間などクレジットカードを手離した瞬間を狙われてしまう場合もあります。
スキミングの場合、クレジットカードの磁気情報のみを盗みだすことができればよいということになりますので、直接、スキミングをしようとしている犯罪者の手にクレジットカードが渡らずともスキミングをされてしまうおそれがあります。
スキミングを防いでいただくためには、スポーツクラブなどでコインロッカーをお使いになられる際にも、お財布などの貴重品は貴重品BOXに預けられるか、お使いになられる予定のない場所、不特定多数の人間が出入りできるような場所にはクレジットカードをお持ちにならないなどといった注意が必要です。
特に夏場のプールのロッカーや海辺、温泉施設などでは、貴重品のお取り扱いにお気を付けいただきたいと思います。
また、海外旅行先などでは、クレジットカードでショッピングやお食事のお支払をされる際には、できるだけ信用できる店舗に限り、クレジットカードの利用をされたり、クレジットカードを自分の目の届かないところに持っていかれることのないようにすることも非常に大切です。
旅行先で警察官のふりをしたり、身分証代わりにクレジットカードの提示を求めたりといった方法で、クレジットカードの持ち主の目の前でスキミングをするといった犯罪もあるようです。
例え警察官や警備員などの姿をしていても、知らない人にはクレジットカードを渡さない、クレジットカードをよくわからない機械に通されないようにお気を付けいただきたいと思います。
こうした場合には、旅行用のガイドブックにもよくありますように、最寄りの交番や高級ホテルなどで話をしたいと交渉していただき、その場でクレジットカードを手渡さないようにお気を付けいただきたいと思います。
スキミングの場合は、クレジットカードの盗難とは違い、クレジットカード自体はご本人の手元に残ることになりますので、請求書を見るまでは、スキミングされている事実に気付かず、被害が拡大してしまうおそれもあります。
被害の拡大を防いでいただくためには、上記のポイントに気を付けられますとともに、ショッピング枠の不必要な拡大にもお気を付けいただき、暗証番号をできるかぎり他人に分かりづらいものにすることをおすすめ致します。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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