ショッピングやレストランでの支払いの際に、暗証番号の入力を求められる場合と、サインを求められる場合があります。暗証番号とサインのどちらを使うかは、お手持ちのクレジットカードがICチップ搭載のものであり、なおかつ決済端末がICチップに対応している場合は暗証番号の入力になり、そうでない場合はサインをすることになります。
ICチップとは、クレジットカード表面に付いている約1センチメートル四方の金色の四角い部分のことを言います。ICチップ搭載のクレジットカードは年々増えていますし、新しいカードへと更新される際に、ICチップ搭載のものと切り替えになることも多くなっています。
ICチップ搭載のクレジットカードの場合、ICクレジットカード対応端末が置いてあるショップやレストランでは、暗証番号の入力を求められることになります。ICチップは、不正利用の防止のためにクレジットカードに搭載されているものですが、今のところ、ショップやレストランによっては、暗証番号の入力かサインかを選ぶことができる場合があります。ただし、暗証番号入力が主流になっている海外旅行先(特に欧州)によっては、暗証番号入力による決済しか受け付けないショップやレストランが多いところもあるので、海外旅行にお出かけの際は、渡航先の対応状況とお手持ちのカードをご確認ください。
日本ではまだまだサインによる決済する場面も多いです。また、スーパーやコンビニでは、サインレスで商品を購入することができる場所もあります。
どうしてICチップ搭載のクレジットカードが増えているのでしょうか?
ICチップ搭載のクレジットカードは、従来の磁気ストライプを利用したクレジットカードよりもスキミングに強いため偽造が難しいからです。国際的にもIC対応は急務となっており、不正利用防止のためにクレジットカード会社は、ICチップ対応を積極的に推進しています。
しかしまだ日本では、磁気ストライプのみでしか受け付けない決済端末が残っていますので、ICチップを搭載しているクレジットカードでも磁気ストライプを併用せざるを得ません。そのため、スキミングは完全に防止することはできない状況ではありますが、従来のICチップが搭載されていないクレジットカードでも、一定の条件を満たせば不正利用されたときに補償をしてもらうことができます。
また、ICチップ搭載のクレジットカードでも暗証番号を知られて不正利用されると、補償を受けられなくなります。暗証番号を入力される際には、不正利用防止のためにも、周りから入力している暗証番号が見えないよう、わからないようにしてください。誕生日や電話番号、1111や1234といった連番など、推測が容易な番号を暗証番号に設定することも避けてください。
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入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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