2010年7月1日(木)より、基本的に国内発行すべてのJCBブランドカードを保有する人を対象にJCB海外お買い物保険の提供が始まりました。
事前の手続きは必要ありませんが、一部対象外のカード及び、ショッピングカード保険適用のカードがありますので、夏のご旅行の前に一度ご確認いただくことをおすすめ致します。
JCB海外お買い物保険は、JCB海外加盟店において、JCBカードを利用して購入された物品が、偶然の事故によって破損した場合、または盗難などの被害にあった場合に、その損害を補償してもらうことができるサービスになっています。
JCB海外加盟店より通信販売で、JCBカードを利用して購入された物品も対象となります。
補償期間は、品物の購入日から90日間、補償金額の上限は年間で50万円までとなっています。
年間上限は、毎年7月1日より1年間での換算になります。
こういったサービスがあることはご存知でも実際にお使いになられたことはないという方のために、JCB海外お買い物保険の補償について、例を挙げてみていくことに致しましょう。
例えば、ハワイのJCB海外加盟店で自分へのおみやげとして有名ブランドのハンドバッグを300ドルで、その後別のJCB海外加盟店でマカデミアナッツのお菓子を5箱50ドルで、それぞれJCBカードを利用して購入したとしましょう。
購入した商品を持って、セルフスタイルのレストランに行き、食事をしていたところ、ほんの少し目を離したすきにバッグを盗られてしまったとき、実際にどれくらいの補償を受けることができるのでしょうか?
JCB海外お買い物保険では、1回の事故につき、1万円までは自己負担額扱いとなっていますので、実際に購入された金額であるバッグ代300ドルから自己負担額1万円を差し引いた金額が補償金額としてもらえる金額になります。
また、マカデミアナッツのお菓子の方は「食料品」であるために、補償対象外となっていますので、ここでは補償を受けることができません。
今回の盗難被害によって受けることができる補償は、バッグ代300ドルから1万円の自己負担額を引いた約20000円弱(200ドル分)ということになります。
今回のような盗難の場合、補償を受けていただくために、実際に商品を購入された証拠となるクレジットカードのお客様控え(JCB売上票)、クレジットカード利用明細とともに、管轄の警察署で盗難届出済証明書を発行してもらう必要があります。
まずはレシートを必ず受け取っていただくとともに、盗難・火災事故の場合は、警察署で盗難届出済証明書、消防署で罹災証明を、破損事故の場合は修理費請求書または見積書を購入先または修理先で発行していただくことになります。
補償対象外の物品は食料品のほかに、航空券やその他乗車券、宿泊券などチケット類、サーフボードや携帯電話等も含まれますが、海外旅行のおみやげとして人気のバッグや化粧品、革製品、洋服、貴金属等は現時点では補償対象となっていますので、ご安心いただきたいと思います。
また、先ほどの例のように盗難の場合は補償対象となりますが、購入された商品を置き忘れてきてしまった場合には補償対象外となりますし、故意による場合や、詐欺による被害、物品の配送中に生じた損害等も補償対象外となります。
最後にJCB海外お買い物保険は、基本的にすべてのJCBカード(本会員及び家族会員)が対象となっていますが、カード番号が354及び355で始まるカードの場合は、こちらのサービスではなく、別途「ショッピングカード保険(海外)」をご利用いただくことになります。
また、一部サービスの対象外となってしまうカードもありますので、海外旅行前にご確認されることをおすすめ致します。
日本を代表するJCBカード
海外利用ポイント2倍。スターバックスでポイント10倍。39歳以下限定、年会費無料の JCB CARD W やシックなWEB限定デザインカードが人気。
皆さんは「ポイント還元率が高いから」「ポイントやキャッシュバックなどのキャンペーンが良かったので」「友人知人が使っているから」といった理由でカードを選ばれることが多いと思います。お得ばかりを追い求めてカードを作り続けるとたいていポイントが分散してしまいます。それは入口にフォーカスしているからです。
入口=どこで使うか、出口=カードになにを求めるか、決済金額=一年にどれくらい使うか。
この3つの要素が揃って、はじめて有効なクレジットカードを選ぶことができます。大事なことは最終的にクレジットカードに求めるものを明確にすることです。つまり出口を決めることから始まります。当サイトでは「出口から逆算して決済金額で最適化する」ことを提案します。
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